「内服薬や育毛剤に頼らず、最新技術で髪を取り戻せたら」
そんな思いを抱いたことはありませんか?
近年、毛髪研究の分野では、髪を生み出す器官「毛包」を実験室内で再現する研究が進むなど、再生医療の可能性が大きく広がっています。
これまで難しいとされてきた「髪が生えては抜け、また生える」という毛周期の再現に関する研究も進み、髪そのものを再生する医療への期待が高まっています。
「なんだか未来の医療みたい」と思う方もいるかもしれません。
しかし実は、髪の再生にアプローチする医療は、すでに実用化が進んでいます。
最近、薄毛や抜け毛に悩む方々の間で注目を集めているのが「毛髪再生医療」です。
これは、内服薬や植毛とは異なり、私たちが本来持っている髪を育てる力を引き出す治療法です。
当院(銀座ステムファインクリニック)でも、この毛髪再生医療を受けていただくことが可能です。
この記事では、毛髪再生医療の基本から最新技術、実際に受けられる治療法、費用やリスク、そしてクリニック選びのポイントまで、やさしく丁寧に解説します。
この記事の要点
(まずここだけ読めばOK)
「薬を飲み続けるのが不安」「副作用が怖い」「これまでの治療で満足できなかった」方に注目されているのが毛髪再生医療。
現在受けられる治療の中心は、幹細胞培養上清液などを頭皮へ注入する再生医療です。
薬と違い、副作用がなく、毛根や毛包の細胞に直接働きかける治療である点が特徴です。
- ただし製剤の質・成長因子の濃度・注入方法などはクリニックによって大きく異なり比較・判断するのは難しいです。
銀座ステムファインクリニックでは、発毛に特化した幹細胞培養上清液を用いた毛髪再生医療専門のクリニックです。
- 何をすればいいの?と悩まれている方は、当院のオンラインの無料相談会をご活用ください。
目次
実用化はいつ? 再生医療が注目される理由と最新技術をやさしく解説

毛髪再生医療とは、毛根や毛包の細胞の働きを活性化させて、髪の成長を促す治療法のことです。
現在、実際の医療現場で行われている毛髪再生医療の多くは、成長因子や再生関連物質などを頭皮に注入し、毛根の働きを活性化させる「注入治療」です。
従来の内服薬や外用薬とは異なり、細胞レベルから発毛環境を整える医療として研究が進められてきました。

さらに近年では、髪を生み出す器官である「毛包」そのものを再生する研究も進み、毛髪再生分野は大きく進展しています。
こうした背景から、毛髪再生医療は現在、薄毛や脱毛症に悩む人々から大きな注目を集めている新しい治療分野となっています。
なぜいま毛髪再生医療が注目されているのか

毛髪再生医療が注目されている背景には、従来の薄毛治療に対する限界や不安があります。
AGA治療では、フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬が広く使われていますが、副作用への不安や、長期間にわたり薬を飲み続けることへの抵抗感を抱く人も少なくありません。
また、従来の治療の多くは、薄毛の進行を抑えること(現状維持)が主な目的でした。
それに対して毛髪再生医療は、毛根や毛包の細胞の働きを活性化させ、髪が育つ環境そのものを回復させる治療です。
つまり、単に進行を止めるのではなく、「髪が生える力を取り戻す」という根本的なアプローチができる可能性があります。
こうした理由から、毛髪再生医療は現在、次世代の薄毛治療として大きな期待を集めている分野となっています。

毛髪再生医療にはどんな治療法がある?【3つのタイプで解説】

毛髪再生医療にはさまざまな研究や治療法がありますが、現在、実際に検討されることが多い方法は大きく3つのタイプに分けられます。
この項目では、現在の医療現場で行われている治療と、将来期待されている研究段階の治療を整理して紹介します。
おもな治療法
②【実用化済み】幹細胞上清液を使う治療
③【研究段階】ES細胞・iPS細胞を使う最先端の治療
①【実用化済み】自身の細胞を使用する治療
毛髪再生医療では、幹細胞の働きを利用して毛根や頭皮の細胞を活性化し、髪の成長を促す治療が行われています。
幹細胞とは、組織の修復や再生に関わるさまざまな成長因子を分泌することが知られており、その働きを利用することで、弱った毛根の機能をサポートし、発毛環境を整えるアプローチです。
髪の毛だけでなく、血管・皮膚・臓器など、体を構成するあらゆる組織は、幹細胞によって作られ、日々入れ替わりながら維持されています。

ただし、自分の細胞を採取・培養して行う本格的な細胞治療の場合、費用は1回あたり100万〜300万円程度になることもあり、現実的にはハードルが高い治療でもあります。

そのため、「再生医療には興味があるけれど、本格的な細胞治療は少しハードルが高い」という方に向けて、近年注目されているのが、幹細胞上清液を活用した毛髪再生治療です。
②【実用化済み】幹細胞培養上清液を活用する方法
幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する過程で分泌される成分を含んだ上澄み液のことです。
この液体には、成長因子やサイトカイン、エクソソームなど、細胞の働きを活性化する物質が豊富に含まれています。
毛髪再生医療では、幹細胞そのものを体内に入れるのではなく、幹細胞が分泌した有用な成分だけを利用するという考え方で治療が行われます。

幹細胞培養上清液は、作製後の保存や管理が比較的しやすく、治療時の患者さまへの負担も少ないことから、クリニックで提供しやすい再生医療の一つとして広がっている治療法です。
この上清液は作ってから保管しやすく、注入するときも患者さまへの負担が少ないので、クリニックで提供しやすい再生医療として広がっています。
上清液に使われる幹細胞の種類
幹細胞培養上清液に使われる幹細胞にはいくつか種類があり、たとえば「臍帯(さいたい)由来=へその緒」「歯髄由来(乳歯)」「脂肪由来」「骨髄由来」などが挙げられます1。

この中でも臍帯由来の幹細胞は、赤ちゃんを育てる重要な組織に由来するため活動性が高いとされ、美容医療や毛髪分野でも注目されている素材です。
臍帯由来の「出産時の若い組織」から採った幹細胞は、(1)細胞そのものの増やすスピードが速い、(2)組織の修復や再生を助ける成長因子をたくさん出しやすいといった特徴があることが報告されています2。
幹細胞上清液の研究結果
海外の臨床研究では、再生医療由来の幹細胞上清液を頭皮に用いることで、毛の本数や太さが増える・抜け毛が減るといった結果が複数報告されており、発毛・育毛を後押しする新しい選択肢として注目されています。
再生医療による発毛効果を示す海外研究
幹細胞由来エクソソームを使ったヒト臨床研究11本・計298名 を解析した報告では、多くの試験で毛の本数・太さの増加と、重篤な副作用がないことが示されています3。
とくに軽度〜中等度の薄毛に悩む男女30名(33〜55歳、平均46.9歳)を対象に、頭頂部へ1日2回・16〜24週間塗布した試験では、毛の本数が約14%増加、太さが約28%増加、伸びるスピードが約20%上昇したことを確認。副作用は報告されませんでした4。
さらにテストステロンで薄毛にしたマウスに、臍帯由来幹細胞上清液やフィナステリドを単独・併用で投与した実験では、幹細胞培養上清だけでも毛の本数・太さ・長さが改善。
幹細胞上清液+フィナステリドの併用群が最も強い発毛効果と炎症の低下を示した と報告されています5。
以下の症例はすべて、当院(銀座ステムファインクリニック)の幹細胞上清液を用いた毛髪再生治療だけで生えた実例です。

「薬は増やしたくないけど、ちゃんと生やすほうは攻めたい」という方におすすめできる再生医療です。
③【研究段階】ES細胞やiPS細胞での治療(現在は研究段階)
ES細胞やiPS細胞は、「すべての細胞に変化できる能力=多能性」を持つ幹細胞の一種で、未来の再生医療を支える可能性のある細胞として注目されています6。
これらを使って、毛包(もうほう:毛の根元をつくる組織)をまるごと再構築し、失われた毛を再び生やすという研究も進められています。
iPS細胞から分泌される「幹細胞培養上清液」を使用した治療を行うクリニックはある一方で、現時点では研究段階ということもあり、一般のクリニックで受けられる治療法ではありません。
こうした治療は現時点では研究段階であり、安全性や倫理的な面から慎重な検討が進められています7。
結局どれが最適なのか。毛髪再生治療は判断が難しいのが現状です

毛髪再生治療は、期待されている治療である一方で、2026年現在では、中心的な治療がなく、比較や判断がしづらいのが現状です。
理由のひとつは、施術方法が統一されていないことです。
頭皮への注入といっても注射による注入、水光注射、スプレー式など、クリニックによって方法が異なります。
さらに、使用される製剤や説明内容、料金設計にも大きな差があります。
価格帯も、1回数千円程度のものから100万円を超えるものまであり、はじめて検討する方にとっては違いがわかりにくい状況です。
そこで当院では、毛髪再生治療を検討している方へ、治療選びで失敗しないための判断ポイントをわかりやすくまとめた無料ガイドブックをプレゼントしています。
持病があっても諦めない。毛髪再生による薄毛治療のメリット

メリット1.持病があっても薄毛治療ができる

一般的な内服薬は、血行やホルモンに作用し、全身へ影響を及ぼすことがデメリットです。
一方、再生医療では、生まれつき体内に存在する幹細胞由来の成分を、頭皮の気になる部分にのみ注入します。
薄毛治療薬を飲んで動悸が出てしまった方、肝機能障害・心疾患・高血圧・低血圧などで服薬ができなかった方にとって、「治療を諦めなくていい」選択肢として選ばれています。
メリット2.従来の内服治療でみられる副作用がほとんど起きない

毛髪再生医療の最大のメリットは、内服薬で問題となる副作用がほとんど起きない点です。
一般的な薄毛治療薬は全身に作用するため、以下のような副作用が報告されています。
従来の治療の副作用
ミノキシジル
血管拡張作用により、血圧や心臓へ影響を与えることがある
フィナステリド・デュタステリド
DHT(ジヒドロテストステロン)生成を抑制することで、
性欲減退、ED、射精障害、抑うつ症状が見られる場合がある
再生医療では、こうしたリスクを回避しながら治療を行うことが可能です。

メリット3.服薬よりも効果実感が早い人もいる

毛髪再生医療は、毛母細胞や毛包の働きを活性化させ、髪が成長する力そのものをサポートする治療です。
一般的なAGA治療では、内服薬によってヘアサイクルを整えることで薄毛の進行を抑えます。そのため、ヘアサイクルの関係上、見た目の変化を実感するまでには6〜12か月程度の継続が必要とされています。
一方、当院で行っている毛髪再生医療では、約2か月で85%の方が何らかの変化を感じたと回答しています。
この違いの理由のひとつが、初期脱毛が起こりにくい点です。
AGA治療薬では、ヘアサイクルが一度リセットされることで、治療開始後に一時的な抜け毛(初期脱毛)が起こることがあります。
それに対して毛髪再生医療は、毛根の細胞や頭皮環境に直接働きかけることで、既存のヘアサイクルを大きく乱さずに発毛をサポートするアプローチです。
そのため、治療開始後の急激な抜け毛が起こりにくく、比較的早い段階で変化を感じやすいと考えられています。

薄毛治療はなぜ「薬だけ」では限界が来るのか?

これまでの治療は「毛根が元気であること」が前提だから

これまでの薄毛治療の多くは、毛根がまだ機能していることを前提とした治療です。
たとえば、フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬、ミノキシジルなどの外用薬は、ホルモンの働きを抑えたり血流を改善したりすることで、髪が育ちやすい環境を整える治療です。
つまり、毛根そのものを修復・再生する治療ではなく、薄毛の進行を抑えるための対症療法に近いアプローチといえます。
また、こうした薬は服用を続けている間に効果を発揮する治療であるため、服薬をやめると徐々に効果が弱まり、再び薄毛が進行する可能性があります。
さらに、薄毛が長年進行すると、毛根が小さくなり(ミニチュア化)、髪を生み出す毛母細胞や毛包の働きそのものが弱っていきます。
そのため、環境を整えるだけの治療では、十分な発毛が得られにくいケースもあります。
そこで注目されているのが、毛根や毛包の細胞の働きを活性化させる「毛髪再生医療」です。
毛根が弱ると、薬の効果を十分に引き出せなくなるから
加齢によって、毛包に存在する幹細胞の数は減少し、その働きも徐々に低下していくことが知られています。

そのため、生活習慣の改善や育毛剤、頭皮マッサージ、栄養・睡眠への配慮といったセルフケアだけでは、発毛の土台そのものを立て直すことが難しくなる段階があります。
つまり、髪が生えにくくなっている原因は「努力不足」ではなく、毛包の細胞機能そのものの変化にある可能性があります。
従来の治療(内服薬)とAGA注射(再生医療)の考え方の違い

内服治療が「弱った毛根に、薬で栄養を送り込み発毛させようとする治療」だとすれば、毛髪再生医療は「弱った毛根細胞そのものを再活性化させ、発毛力を根本から立て直す治療」です。

老化をなかったことにする治療ではありません。
これまでの薬による治療が「今いる地点で何とか前に進む治療」だとすると、毛髪再生医療は、「一度下がってしまった発毛力を持ち上げ、かつて健やかに発毛していた時代に近い状態を目指す」ための治療です。
銀座ステムファインクリニックのAGA注射ReGrowメソ

これまでいくつもの治療を試したけれど、
「思うような結果が出なかった」
「副作用がつらくて続けられなかった」
そんな思いを抱えていませんか?
当院には、年齢や性別を問わず、さまざまなお悩みを抱えた方がご来院されています。
その多くの方が、治療を通じて毛髪の変化をしっかりと実感されています。
とくに目立つのが、内服治療で副作用に不安を感じていた方です。
実際に、当院の来院患者様の約8割は、
- 過去に薄毛治療薬を服用したが、動悸や体調不良が出て続けられなかった
- 出産後に抜け毛が急激に増えたものの、内服が体に合わなかった
- 副作用が日常生活に影響することを懸念し、薄毛治療そのものをためらっていた
といった背景をお持ちです。
「治療したい気持ちはある。でも、体への負担が怖い」
そんな葛藤を抱えていた方が、再生医療という選択肢にたどり着き、前向きに治療を始められています。
銀座ステムファインクリニックは、薬に頼らない発毛という選択肢を提供する毛髪再生クリニックです。
使用する製剤は、「発毛に特化」させたものを使用

銀座ステムファインクリニックで使用している幹細胞培養上清液は、一般に広く流通している製剤ではありません。
当院では、発毛への作用を重視して培養された製剤を厳選して使用しています。
なかでも注目されているのが、発毛に深く関与する成長因子であるKGF(ケラチノサイト増殖因子)です。
KGFは、毛母細胞や毛包環境に働きかけ、髪の成長を促す重要な役割を担っています。
成長因子のKGFはなぜ発毛に重要なのか

KGF(Keratinocyte Growth Factor:ケラチノサイト増殖因子)は、毛包上皮細胞の増殖を促す成長因子として知られています。
とくに、髪の毛を実際に作り出す毛母細胞や毛包上皮細胞の活動をサポートする役割を担っています。
毛髪は、毛包の中にある毛母細胞が分裂を繰り返すことで成長します。
KGFはこの細胞の増殖や分化を促進し、毛包が正常に機能する環境を維持するシグナルの一つとされています。
また、研究ではKGFが毛包の成長期(アナゲン期)を支える因子として働き、毛髪の成長や太さの維持に関与する可能性が示されています8。
そのため、毛髪再生医療の分野では、毛包上皮の活性化や発毛環境の改善を目的としてKGFを含む製剤が注目されています。
当院で使用しているReGrow製剤は、このKGFを高濃度に含有しているのが特徴です。

実際のデータでは、投与後およそ2週間程度で毛髪密度や毛の太さに変化が確認されたという報告もあります。

そのため、当院では、発毛をサポートする成分の質と濃度にこだわった幹細胞培養上清液を用いて治療を行っています。


免疫刺激が少ない臍帯由来を使用、徹底した品質管理

銀座ステムファインクリニックでは、臍帯由来の幹細胞培養上清液を100%使用しています。
臍帯由来の上清液は、体にとって異物として認識されにくく、脂肪由来や歯髄由来などと比較しても、アレルギー反応や免疫刺激が少ないとされています。
近年の研究では、骨髄や脂肪などの「大人の組織」から採った幹細胞と比べて、臍帯やウォートンジェリー(臍帯のゼリー状の部分)といった「出産時の若い組織」から採った幹細胞は、
- 細胞そのものの増やすスピードが速い
- 組織の修復や再生を助ける成長因子をたくさん出しやすい
といった特徴があることが報告されています9。
また臍帯由来の幹細胞上清液は、体にとって異物として認識されにくい=免疫的な刺激が比較的マイルドだとする報告も多く、「使いやすい幹細胞」として注目されています10。
当院では、こうしたエビデンスをふまえ、 「幹細胞が若いこと」と「成長因子がしっかり出ること」にこだわり、臍帯由来の幹細胞培養上清液を採用しています
そのため、体になじみやすく、再生医療においても安全性の面で高く評価されています。
ReGrow注射の安全性について
銀座ステムファインクリニックで使用する幹細胞培養上清液は、国内上場企業が運営する GMP準拠(医薬品レベルの品質管理基準)研究施設にて、人体に悪影響を及ぼす細菌やウイルスが含まれていないか一つひとつ確認し、「安全性が確認されたものだけ」を治療に採用しています。

製剤の選定から保管・管理に至るまで、品質管理を徹底し、安心して治療を受けていただける体制を整えています。
「効果だけでなく、安全性にも妥協したくない」という方にも、自信を持ってご案内できる体制を整えています。
治療方法・痛み

当院では、水光注射という専用の機械を使い、頭皮に直接薬剤を注入します。

ダーマペンでの注入や噴霧タイプの機械を用いるクリニックもありますが、当院では「できるだけムダなく、均一に、確実に届けること」を重視し、通常よりも極細の針を用いて薬剤を細かく行き渡らせています。
イメージとしては、ハンコ注射のように細かい針で少しずつ薬剤を入れていく方法です。
この方法により液漏れが少なく、頭皮全体にむらなく注入できます。
注入時には多少の圧迫感はありますが、これまで「痛みに耐えられずに治療を中止した」という方はいません。
(シャープペンで突かれる程度の痛みと表現された患者様もいらっしゃいます)
痛みに配慮した設定と、この専用機器をあえて採用していることこそが、当院の「できるだけ負担を抑えながら、しっかり結果を出す」というこだわりです。
毛髪再生医療(AGA注射)の費用

世の中を見渡すと、毛髪再生医療は1回数万円程度から数十万円まで、価格帯に大きな幅があります。
その差は、単なる「クリニックごとの値付け」ではありません。
使用している製剤の質や濃度、由来、安全管理、そして治療設計そのものの違いによって大きく変わります。
当院では、
・発毛に特化して培養された製剤
・高濃度の成長因子(KGF)
・免疫刺激の少ない臍帯由来
・徹底した品質管理体制
といった点において、性能と安全性の両立を重視しています。
そのため、安さを優先して必要な工程や品質を削ることは行っていません。
現在考え得る最大限の治療を、正面から提供することを大切にしています。
なお、治療内容や使用する製剤、治療回数の設計によって費用は変わるため、具体的な費用については個別にご案内しています。
詳細な料金については、お問い合わせまたはカウンセリング時にご案内いたします。
理化学研究所とオーガンテックが進める「毛包再生」の研究(2026年)
理化学研究所と医療スタートアップのオーガンテックは、マウスを使った実験の中で、髪の毛を作るために重要な新たな細胞を発見したとする研究成果を報告しています。
これまで、毛を作るために必要な細胞としては「上皮性幹細胞」と「毛乳頭細胞」の2つが知られていました。
一方で今回の研究では、これらに加えて「第3の細胞」といえる存在が重要であることが示されました。
辻孝博士らの従来の研究では、2種類の細胞を組み合わせて毛包のもとを作り、移植によって毛が生えることが示されていました。
しかしその過程では、移植後に周囲から別の細胞が加わっていたことも確認されており、完全な毛包を作るには、さらに別の細胞が必要だと考えられていました。
今回の研究では、特殊な手法で大人のマウスの毛包から「毛包再生支持細胞」を特定し、この細胞を加えることで、毛を作る器官である毛包を人工的に再現できる可能性が示されました。
もし今後この技術がヒトに応用できれば、脱毛が進行した後でも発毛を目指せる新たな治療法の開発につながる可能性があります。
研究チームは、2026年末から2027年ごろにかけて、今回見つかった細胞をヒトに投与する臨床研究も計画しているとされています。
S-DSC®|2024年7月〜提供開始(東京医科大学・東邦大)
S-DSC®は、毛球部毛根鞘細胞(DSC細胞)という、毛髪の成長に関わる細胞を患者自身の頭皮から採取し、専用施設で培養後に頭皮へ再注入する治療法です。
細胞そのものを使うことで、毛根そのものの再生を促すアプローチが可能です。
この治療は、東京医科大学病院および東邦大学医療センター大橋病院で2024年7月より提供が開始されました。
男女問わず対応しており、他の治療で十分な効果が得られなかった方や副作用に不安がある方に向けた選択肢となっています11。
なお、この治療は自由診療で、受診には紹介状が必要となります。
事前に医療機関へ確認しておくと安心です。
G-Cell|自由診療として提供中(ヒロクリニック等)
G-Cellは、患者自身の頭皮から採取した毛包幹細胞を活性化し、分泌された成長因子(=細胞の成長や増殖を促すタンパク質)を含む上清液(培養液)を頭皮に注入する治療です。
細胞自体ではなく、幹細胞が出す「良い成分」のみを使うことで、安全性と発毛効果の両立を目指します。
この治療は、ヒロクリニック再生医療センターなどで自由診療としてすでに導入されています。
ダウンタイムが少なく、日帰りで施術が可能な点も特徴です12。
資生堂の研究|1980年代から研究開始 → 2020年代に臨床導入
資生堂は1980年代から毛髪研究に取り組み、育毛成分の開発に加え、再生医療領域にも早期から着目してきました。
なかでも注目されているのが、同社が開発した独自の細胞加工技術「SPEC®」を用いた自家細胞移植による毛髪再生医療です。
2016年以降、東京医科大学や東邦大学、杏林大学と共同で臨床研究を実施し、2020年代には治療法としての臨床導入がスタートしています。
S-DSC®の研究開発にも資生堂の技術が活かされています13。
今すぐできる毛髪再生医療って?クリニック選びで後悔しないためのコツ

「すぐにでも治療を始めてみたい」「今の自分に合った選択肢を知りたい」
そんな方のために、今すぐ受けられる毛髪再生医療の種類と、その効果・費用感をわかりやすく紹介します。
あわせて、後悔しないためのクリニック選びのポイントもまとめているので、自分に合った治療と信頼できるクリニックを見つける参考にしてください。
失敗しないクリニック選びのポイント
毛髪再生医療を安心して受けるためには、クリニック選びがとても重要です。
クリニック選びで後悔しないために、具体的にどんな点をチェックすればよいのか見ていきましょう。

実際にクリニックを探すときには、この表を見返しながら比較してみるのもおすすめです。
この6つのポイントを押さえておけば、「思っていたのと違った…」と後悔するリスクをぐっと減らすことができます。
毛髪再生医療で得られる効果とは?治療前に知っておきたい注意点

「抜け毛が増えてきた」
「頭頂部が目立つようになった」
そんな変化を感じて、不安になったことはありませんか?
髪が細くなるのは、毛根の働きが弱まり始めたサインです。
毛髪再生再生医療では、この弱った毛根に成長因子や幹細胞由来の成分を直接届け、毛母細胞や毛乳頭細胞の働きを再び活性化。
髪を生み出す力そのものを呼び覚まし、自然な発毛効果を促します。
将来の薄毛を予防したい人にもこんなメリットも
また、まだ目立つ症状はないけれど、「家族に薄毛の人が多い」「将来が不安」という方にも再生医療は選ばれています。
たとえば、「30代後半から抜け毛が気になってきた男性」や「髪のハリやコシが気になり始めた女性」などが、将来の薄毛予防や早期ケアの目的で治療を始めています。
頭皮環境を整え、毛根の状態を健康に保つことで、抜け毛や薄毛の進行を抑えるための頭皮環境づくりをサポートします。
受ける前に知っておきたい注意点は3つ

毛髪再生医療は魅力的な選択肢ですが、治療を検討するうえで以下の3つのポイントも押さえておきましょう。
おさえる注意点
2.効果には個人差がある
3.医師やクリニックの選び方に注意
注意点1.自由診療になる
保険適用外の治療のため、費用は全額自己負担となります。
安心して治療に臨めるように、事前に料金や必要な回数などをよく相談し、納得したうえでスタートすることが大切です。
注意点2.効果には個人差がある
体質や症状の進行具合、使用する製剤などによって、効果の実感時期や程度には差があります。
1回の施術だけでは効果の実感が難しいこともありますが、継続して治療を受けることでより良い結果が期待できます。
自身の状態に合わせた無理のないプランを医師と相談しながら決めていきましょう。
注意点3.医師やクリニックの選び方に注意
再生医療の知識と経験を持つ医師が在籍し、丁寧なカウンセリングやアフターケア体制が整っているクリニックを選ぶことが、安心して治療を受けるための重要なポイントです。
当院では、再生医療に関する学会に所属する医師が院長(常勤医師)として在籍しており、学会の指針や最新の知見を踏まえながら、適切な医療の提供に努めています。
また、治療前のカウンセリングから治療後のフォローまで、患者さま一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。

十分な説明と納得いただけるまでのカウンセリングを大切にしていますので、不安や疑問があれば遠慮なくご相談ください。
世界の毛髪再生医療はどこまで進んでる?日本とのギャップに注目

毛髪再生医療は日本国内でも注目が高まっていますが、実は海外ではさらに一歩先を進んでいるケースも少なくありません。
この章では、海外の最新動向を確認しつつ、日本との違いや今後の課題について整理していきます。
まずは、海外でどのような治療が実用化されつつあるのかを見ていきましょう。
海外の毛髪再生医療の進み具合
アメリカやヨーロッパでは、毛髪再生医療の研究と実用化が急速に進んでいます。
とくに注目されているのが、幹細胞を用いた毛包再生の研究です。
米国では、幹細胞由来の治療法に関する臨床試験が複数進行中で、毛母細胞(=髪のもととなる細胞)や毛乳頭細胞(=髪のもととなる細胞)の再活性化を目的としたアプローチが期待されています14。
また、UCLAの研究チームが発表した「PP405」という新しい分子は、休止中の毛包を再活性化し、発毛を促す効果があると報告されています15。
さらに、Eirion Therapeutics社では、外用薬を使ったヒト臨床試験において、プラセボの6倍の発毛効果が確認され、製品化に向けた動きが加速しています16。
このように、海外では基礎研究と臨床応用が連動しながら進んでおり、新しい治療法の登場が次々と期待されています。
日本国内での動き・課題
日本でも再生医療の技術を応用した毛髪治療の研究が進んでいますが、実用化に向けてはまだ課題も多いのが現状です。
たとえば、OrganTech社のように、ヒト毛包の再生や頭皮組織工学に取り組む企業も登場しており、基礎技術の開発は着実に進んでいます17。
また、UMINに登録された国内の臨床試験では、女性の薄毛を対象とした外用薬の効果検証など、臨床応用への一歩も始まっています18。
しかしながら、日本は再生医療等製品の承認・規制プロセスに時間がかかるという課題も抱えており、海外と比較すると新しい治療法の導入スピードはやや遅れがちです19。
今後は、制度面や産学連携の整備を通じて、よりスムーズな臨床導入が期待されます。
導入スピードの違いと理由
海外と比較して、日本では再生医療の臨床導入までに時間がかかる傾向があります。
その主な要因は以下です。
制度面の柔軟さ・研究資金・市場規模の違い
アメリカでは、FDAの「ファストトラック」制度など、革新的医療を早期に承認する仕組みが整備されています。
一方、日本では、再生医療等製品の承認に時間がかかる傾向があり、海外と比較して市場導入が遅れる要因となっています20。
また、海外では、再生医療ビジネスとしての市場が広く、研究開発への投資も活発です。
これにより、企業や大学の取り組みが加速しています。
社会的な受容度の差
海外では新しい治療法に対する受け入れ姿勢が積極的な国が多く、臨床試験の参加率や早期導入にもつながっています。
一方、日本では安全性や倫理面に対する慎重な姿勢が根強く、実用化に時間がかかる傾向があります。
制度整備や社会的理解が進めば、日本でも再生医療の導入はよりスムーズになるでしょう。
今後の日本での実用化の見通し
日本でも、再生医療の制度整備や研究開発が少しずつ進んでおり、毛髪再生医療の実用化にも明るい兆しが見えてきています。
承認制度の見直しが進行中
再生医療等製品に関する承認制度の簡素化や、審査スピードの向上が国として検討されています。
これにより、新しい治療の導入がよりスムーズになる可能性があります21。
産学官の連携強化、国際共同研究の加速
大学・企業・行政が連携して進める共同研究が増えており、実用化へのルートが整いつつあります。
特に幹細胞や上清液を使った技術は、すでに一部クリニックでの応用も始まっています。
また、海外の研究機関との連携や臨床試験への参加も進められており、世界の技術を日本に取り入れる流れが強まっています。
これらの取り組みが進むことで、日本でも「より早く・安全に・効果的に」毛髪再生医療を受けられる未来が近づいてきています。
毛髪再生医療の普及を妨げる3つの課題
毛髪再生医療は期待の大きい分野ですが、広く普及するためにはまだいくつかの課題があります。
①費用の高さと保険適用外の現実
多くの治療が自由診療で提供されており、1回数万円〜十数万円がかかるケースもあります。
複数回の施術が必要なことも多く、経済的ハードルはやや高めです。
②安全性・効果の裏付けと法的な規制
治療は再生医療等安全性確保法に基づく厳しい規制下で行われており、安全性は担保される一方で、導入スピードや手続き面では課題も残ります。
一方で、制度や手続き面では改善の余地があり、長期的な効果やデータの蓄積も現在進行形で研究が進められています。
今後の技術や知見の進展により、より多くの方が安全かつ効果的に治療を受けられることが期待されています。
③治療精度と個人差への対応
効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
そのため現在は、症状や体質に合わせたオーダーメイドの治療や、より効果を高めるための治療方法の改善が進められています。
こうした課題に対しては、技術の進歩や制度の整備、そして患者さま一人ひとりの理解と協力により、少しずつ改善が図られています。
当院でも、より多くの方に安全かつ効果的な治療を提供できるよう、引き続き最善を尽くしてまいります。
毛髪再生医療を受けたあとにやるべき3つのこと

再生医療を受けたあとは、そこで終わりではなく、「髪を育てる時間」がはじまります。
せっかく踏み出した一歩だからこそ、日々の過ごし方を少し見直すだけで、 治療の効果をしっかり感じやすくなったり、その効果を維持しやすくなったりします。
ここでは、そんな治療後のケアで大切な3つのポイントをご紹介します。
ホームケア・生活習慣の見直し
頭皮を清潔に保ち、紫外線や乾燥から守ることを意識すると良いでしょう。
また、髪の成長には栄養や睡眠も大きく関わるため、バランスの取れた食事と規則正しい生活が大切です。

メンテナンス治療や定期診察
治療の効果をより実感していただくためには、定期的な診察や経過確認がおすすめです。
状況に応じて、追加の注入治療やホームケアのアドバイスを受けることで、無理のないペースで長期的な改善を目指すことが出来ます。
不安を感じた時は担当医やクリニックのカウンセラーに相談
「この抜け毛は大丈夫?」「赤みが出てきたかも…」など、少しでも不安を感じたら、迷わずクリニックへ相談しましょう。
正しい対処を早めにすることで、安心して治療を続けられます。
当院では、患者さまの不安や疑問にいつでも丁寧にお応えできるよう、専任スタッフと医師によるサポート体制を整えています。
お気軽にご相談ください。
毛髪再生医療に関するよくある質問

毛髪再生医療の治療対象と基本知識について
毛髪再生医療は保険適用されますか?
毛髪再生医療は自由診療(保険適用外)です。
これはAGA治療と同様に、生命に直接関わる疾患の治療ではなく、生活の質(QOL)の向上を目的とした医療と位置づけられているためです。
そのため、保険診療の対象にはならず、治療費は全額自己負担となります。
なお、AGA治療や毛髪再生医療は医療機関ごとに使用する製剤や治療方法が異なるため、費用設定もクリニックごとに異なるのが一般的です。
誰でも受けることができますか?
治療内容によっては、すべての方が受けられるわけではありません。
たとえば幹細胞培養上清液を用いた毛髪再生医療でも、妊娠中・授乳中の方、重度の持病がある方、血液疾患のある方などは、安全性の観点から治療を控える、または慎重に判断する場合があります。
そのため、治療を受ける前には医師による診察やカウンセリングを行い、体調や既往歴を確認したうえで治療の可否を判断することが大切です。
まだ薄毛が目立たない段階でも治療をしておくべきですか?
早めの段階で治療を始めることが望ましいとされています。
毛包の活動が維持されている初期の段階であれば、再生医療によるアプローチがより効果的に働く可能性があります。
抜け毛が増えた、髪が細くなってきたと感じたら、まずは相談してみましょう。
毛髪再生医療の効果と副作用について
毛髪再生医療の副作用はありますか?
再生医療は、細胞や細胞由来成分を用いる治療のため、一般的に重篤な副作用は少ないとされています。
ただし、治療の際に頭皮へ注入を行う場合、注入部位に一時的な赤み・腫れ・内出血が見られることがあります。これらは多くの場合、数日程度で自然に改善します。
また、体質によっては一時的な違和感や軽い痛みを感じることもあるため、気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
なお、幹細胞由来の製剤を用いた再生医療を受けた場合、献血ができません。
これは安全管理上の取り扱いによるものであり、副作用とは異なります。
どのくらいで効果を実感できますか
治療内容や体質によって差はありますが、多くの場合、3ヶ月〜半年ほどで変化を感じ始める方が多くいらっしゃいます。
幹細胞培養上清液やPRP療法などは、細胞の活性化を促すため、すぐに変化が見えるというよりは、じわじわと頭皮環境が改善されていくイメージです。

一度髪が生えたらずっと維持できますか?
一度発毛した髪も、年齢の変化や体質、ストレス、生活習慣などの影響によって、再び抜けてしまう可能性があります。
これは毛髪が、成長期・退行期・休止期を繰り返す「ヘアサイクル(毛周期)」の影響を受けるためです。
そのため、治療後も頭皮ケアや生活習慣の見直しを行い、必要に応じて年に1回以上のメンテナンス治療を行うことで、発毛した髪を長期的に維持しやすくなります。
毛髪再生医療の費用と他の薄毛治療との違いについて
費用はどれくらいかかりますか?
毛髪再生医療は自由診療となるため、治療内容やクリニックによって費用はさまざまですが、1回あたり10万〜30万円程度が目安となります。
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多くの治療では数回の施術が推奨されており、総額では数十万円〜100万円前後になるケースもあります。
使用する薬剤や施術内容によっても金額は変わりますので、安心して治療を始めていただけるよう、事前にクリニックに相談することをおすすめします。
当院では、患者さま一人ひとりの症状やご事情、ご希望に合わせて、無理のない治療プランや費用のご提案を行っています。
ほかの治療法(AGA薬や植毛)とどう違うの?
毛髪再生医療は、「髪を生やす力を呼び起こす」治療です。
内服薬はホルモンに働きかけて脱毛の進行を抑えるのが主な目的で、 植毛はすでに生えている髪を移植するというアプローチ。
これに対し再生医療は、毛包や毛母細胞を活性化し、発毛そのものを促す方法であり、 「薬に頼らず、自分の力で髪を再生する」点が大きな違いです。
まとめ|毛髪再生医療を知ることが、前向きな一歩に

毛髪再生医療は、自分の細胞の力を活かして髪を育てる、新しい治療法です。
これまでの薬や育毛剤とは違うアプローチに、期待を感じている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、治療の内容や効果には個人差があり、不安や疑問があるのも自然なことです。
だからこそ、まずは正しい情報を知って、自分に合った選択肢を見つけていくことが大切です。
当院でも、幹細胞培養上清液を用いた毛髪再生治療を行っています。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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