「AGA治療薬を飲むと、うつになることがあるって本当?」
フィナステリドやデュタステリドの服用を始める前、または治療中に気分の変化を感じ、薬との関係が気になっている方もいるのではないでしょうか。
AGA治療に使われる一部の内服薬では、抑うつ症状などの精神面への影響が報告されています。
ただし、AGA治療薬がうつ病の原因になるかどうかについては、明確になっていない部分もあります。
副作用が心配だからと治療を避けたり、自己判断で薬を中止したりする前に、現在わかっている発生頻度や注意すべき症状、気分の変化が現れたときの対応を知っておくことが大切です。
この記事では、AGA治療薬とうつの関係について、最新の研究結果や添付文書をもとに解説します。
フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルの違いや、気分の落ち込みを感じたときの対処法、内服薬を使用しない治療法についても紹介します。
これからAGA治療を始める方も、すでに治療中で不安を感じている方も、自分に合った治療を考えるための参考にしてください。
AGA治療薬の副作用や毎日の服用に不安を感じていませんか?
うつなどの副作用がないAGA治療について知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
目次
AGA治療薬でうつになる?最新の研究結果からわかること

AGA治療薬とうつ病の関係については、現在も研究が続いており、明確な結論は出ていません。
ここでは、フィナステリドに関する最新の研究結果と、国内外で行われている注意喚起について確認します。

2025年の大規模研究ではうつ病との明確な関連は認められなかった
2025年に発表された研究では、英国の大規模医療データベース「UK Biobank」に登録された約39万人のデータを使用し、フィナステリドとうつ病・自殺リスクとの関係が調査されました。
その結果、フィナステリドの使用とうつ病または自殺との間に、統計的に明確な関連は認められませんでした1。
ただし、この研究はAGA患者だけを対象にしたものではないため、AGA治療に限った結果ではない点に注意が必要です。
そのため、この結果だけで「AGA治療に使用するフィナステリドには、精神面への影響がまったくない」と断定することはできません。
過去の研究では若年層からの精神的な副作用報告が多かった
一方、2020年に公表された研究では、45歳以下のフィナステリド使用者から、抑うつ症状や不安、自殺念慮などの報告が比較的多かったことが示されています2。
ただし、この研究は、医薬品の使用後に報告された症状を集めたデータベースを使用しています。
実際に薬を使用した人数に対する発生率を示したものではなく、フィナステリドが症状の直接的な原因だったと証明するものでもありません。
また、フィナステリドと精神症状の関係が広く知られるようになった2012年以降に報告が増えていることから、ニュースやインターネット上の情報によって副作用への関心が高まり、報告件数が増えた可能性も指摘されています。
若年層では薄毛そのものが心理的な負担になりやすいことも考えられるため、薬の影響だけでなく、AGAによる悩みや生活環境なども含めて判断する必要があります。
国内外では抑うつ症状や自殺念慮への注意が呼びかけられている
研究では見解が分かれている一方、日本のフィナステリド添付文書には、抑うつ症状が頻度不明の副作用として記載されています。
また、薬との因果関係は明らかではないものの、自殺念慮、自殺企図、自殺既遂が報告されているため、患者の状態を十分に観察するよう注意が記載されています3。
欧州医薬品庁(EMA)も2025年に、フィナステリド錠の副作用として自殺念慮を確認したと発表しました。
ただし、利用できるデータからは、発生頻度を算出できないとしています4。
現時点では、AGA治療薬とうつ病の因果関係は確立されていませんが、服用中の気分や睡眠などに変化がないか注意することが大切です。
気になる変化が現れた場合は、薬だけが原因と決めつけたり、反対に症状を我慢したりせず、早めに医師へ相談しましょう。
うつになる確率は1%未満?薬ごとの違い

AGA治療薬でうつになる確率は、すべての薬で一律に1%未満というわけではありません。
デュタステリドによる抑うつ気分は1%未満ですが、フィナステリドによる抑うつ症状は頻度不明です。
また、ミノキシジルには精神面の副作用に関する明確な記載がありません。

発生頻度だけでなく、薬の作用や注意点にも違いがあるため、それぞれ詳しく確認していきましょう。
フィナステリド|抑うつ症状の発生頻度は不明
フィナステリドは、テストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換するⅡ型5α還元酵素の働きを抑える薬です。
DHTの産生を抑えることで、AGAによる抜け毛の進行を遅らせる効果が期待できます。
フィナステリドの添付文書では、抑うつ症状が「頻度不明」の副作用として記載されています5
「頻度不明」とは、副作用が起こる割合を現在の情報から算出できないことを意味します。
抑うつ症状が多くの方に起こるという意味ではありませんが、発生確率を具体的な数字で示すこともできません。
また、因果関係は明らかではないものの、自殺念慮、自殺企図、自殺既遂も報告されています。
デュタステリド|抑うつ気分の発生頻度は1%未満
デュタステリドは、DHTの産生に関わるⅠ型・Ⅱ型の5α還元酵素の働きを抑える薬です。
フィナステリドよりも広い範囲の5α還元酵素を抑えることが特徴で、AGAの進行を抑えるために使用されています。
デュタステリドの添付文書では、抑うつ気分の発生頻度は1%未満とされています6
1%未満という数値は、100人に1人未満の割合を示す区分です。
ただし、実際に症状が現れるかどうかには個人差があり、もともとの精神状態や生活環境なども関係する可能性があります。
ミノキシジル|精神面の副作用に関する明確な記載はない
ミノキシジルは、頭皮の血流などに作用して発毛を促す成分です。
フィナステリドやデュタステリドとは作用の仕組みが異なり、DHTの産生を抑える薬ではありません。
国内では男性用5%、女性用1%の外用薬が承認されています。
外用ミノキシジルの添付文書には、抑うつ症状などの精神面の副作用に関する明確な記載はありません7
一方で、頭皮のかゆみ・赤み・かぶれなどの皮膚症状が現れることがあります。
なお、ミノキシジル内服薬は国内でAGA治療薬として承認されておらず、動悸やむくみ、立ちくらみなど、外用薬とは異なる全身性の副作用が報告されています。
AGA治療薬による抑うつ症状が心配な場合は、自己判断で薬を選んだり中止したりせず、薬ごとの違いを踏まえて医師に相談することが大切です。
AGA治療薬の服用中に注意したい抑うつ症状

AGA治療薬の服用中に注意したい抑うつ症状は、気分の落ち込みだけではありません。
意欲や集中力の低下、睡眠や食欲の変化など、普段とは異なる心身の変化として現れることがあります。

抑うつ症状として見られる主な変化
- 気分が落ち込み、憂うつな状態が続く
- これまで楽しめていたことに興味を持てない
- 気力や意欲が低下し、何をするのも負担に感じる
- 集中力や判断力が低下する
- 寝つけない、途中で目が覚める、眠りすぎる
- 食欲が低下する、または食べすぎる
- 疲れやすく、体のだるさが続く
- 自分を責めたり、価値がないと感じたりする
- 死にたい、消えたいと考える
抑うつ症状では、気分の変化よりも先に、不眠や食欲低下、倦怠感などの体調不良が目立つ場合もあります8
ただし、これらの変化が現れたからといって、AGA治療薬が原因とは限りません。
仕事や家庭でのストレス、睡眠不足、体調の変化などが影響している可能性もあります。
薬を飲み始めてから「いつもと違う」と感じる変化が続く場合は、症状を我慢せず、医療機関へ相談することが大切です。
気分の落ち込みは本当に薬だけが原因?

AGA治療薬の服用中に気分が落ち込んでも、薬だけが原因とは限りません。
薬による影響のほか、薄毛そのものへの悩みや、仕事・生活上のストレス、睡眠不足などが重なっている可能性があります。

AGA治療薬が神経ステロイドに影響する可能性
フィナステリドやデュタステリドは、5α還元酵素の働きを抑えることで、AGAの進行に関わるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制します。
5α還元酵素は、気分やストレス反応に関わる神経ステロイドの代謝にも関係しています。
そのため、薬の作用によって神経ステロイドのバランスが変化し、精神面に影響する可能性が研究されています9
ただし、詳しい仕組みは明らかになっておらず、AGA治療薬が抑うつ症状を直接引き起こすと証明されているわけではありません。
AGAそのものが心理的な負担になっている可能性
薄毛による見た目の変化や、今後さらに進行することへの不安が、気分や自信に影響することもあります。
AGA患者を対象とした研究では、薄毛が生活の質や感情面に影響する可能性が示されています10。
一方、AGAとうつ病との明確な関連は確認されていません。
そのため、治療中の気分の落ち込みには、薬だけでなく、薄毛に対する悩みが影響している可能性もあります。
不安や生活環境の変化が症状につながる可能性
「AGA治療薬を飲むとうつになるかもしれない」という不安が強いと、気分や体調の変化を敏感に感じることがあります。
副作用への不安や否定的な情報によって、実際に症状を感じやすくなる反応は「ノセボ効果」と呼ばれます11
ただし、ノセボ効果は「症状が思い込みである」という意味ではありません。
感じている変化を我慢せず、医師へ伝えることが大切です。
また、仕事や家庭でのストレス、睡眠不足、体調の変化などが重なることもあります。
薬を飲み始めた時期だけでなく、生活環境に変化がなかったかも振り返りましょう。
気分が落ち込んだときの対処法と中止の判断

AGA治療薬の服用中に気分の落ち込みを感じた場合は、症状を我慢したり、薬が原因だと自己判断したりせず、医師へ相談しましょう。
ただし、自殺念慮など緊急性の高い症状がある場合は、通常の気分の変化とは対応が異なります。
気分や体調の変化を医師へ相談する
気分の落ち込みや意欲の低下、不眠などが続く場合は、ひとりで抱え込まず、早めにAGA治療薬を処方した医師へ相談しましょう。
相談する際は、現在感じている症状だけでなく、服用を続けることへの不安も伝えることが大切です。
医師と現在の状態を確認しながら、服用の継続・休薬・中止や、治療方法の変更について相談しましょう。
症状と服用状況を記録する
診察時に状況を伝えやすくするため、気分や体調の変化、薬の服用状況などを記録しておきましょう。
毎日詳しく記録することが負担になる場合は、症状に気づいた日と主な変化だけでも構いません。AGA治療薬以外の薬やサプリメントを使用している場合も、診察時にあわせて伝えてください。
自殺念慮などがある場合は服用を中止して速やかに連絡する
「死にたい」「消えてしまいたい」と考える、自分を傷つけようとするなどの変化がある場合は、通常の気分の落ち込みとは分けて考える必要があります。
フィナステリドの添付文書では、自殺念慮または自殺企図が現れた場合、服用を中止し、速やかに医師等へ連絡するよう記載されています12
ひとりで判断せず、家族や身近な人にも状況を伝えてください。
今すぐ自分を傷つけるおそれがある場合は、医療機関や緊急窓口へ連絡しましょう。
自己判断で減量・中止・再開しない
自殺念慮など緊急性の高い症状を除き、薬の減量や中止、再開は医師と相談して決めます。
自己判断で服用量を変えると、症状との関係を判断しにくくなるほか、AGAが再び進行する可能性があります。
「服用を続けるか迷っている」という段階でも相談して構いません。
症状や不安の程度を伝え、継続・休薬・治療方法の変更について医師と確認しましょう。
不安を大きくしすぎないために情報との付き合い方を見直す
AGA治療薬の副作用が心配になることは、自然な反応です。ただし、インターネット上の体験談は、薬の種類や服用量、健康状態などの条件が自分と同じとは限りません。
不安な体験談を繰り返し調べることで、気分や体調の変化を強く意識してしまう場合もあります。
副作用の有無を体験談だけで判断せず、添付文書や公的機関などの情報を確認し、疑問や不安は医師へ相談しましょう。
AGA治療薬の副作用が不安で服用を続けるか迷っている場合は、内服薬を使用しない治療法も選択肢のひとつです。
うつ症状が不安な方に選ばれている毛髪再生治療

「AGA治療薬によるうつ症状が不安で、服用を続けるか迷っている」
「薄毛治療を始めたいけれど、内服薬の副作用が心配」
そのような方に選ばれている薄毛治療のひとつが、フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬を使用しない毛髪再生治療です。

内服薬に抵抗がある方や、体への負担をできるだけ抑えたい方でも取り入れやすい治療法です。
このように近年では、薬に頼らず薄毛の根本にアプローチする治療を選ぶ方が増えています。
毛髪再生治療は、髪をつくる細胞や毛根環境を整える治療
毛髪再生治療とは、成長因子やエクソソームなど、発毛・育毛効果が期待できる成分を頭皮へ直接届ける治療です。
毛根の中には髪を生み出す細胞があり、髪の成長を支えています。
しかし、加齢や薄毛の進行によってその働きが低下すると、髪が太く長く育ちにくくなります。

毛髪再生治療では、髪をつくる細胞や毛根環境へ成長因子などを直接届け、今ある髪が太く長く育つ状態へ整えることを目指します。

このように、毛髪再生治療は、AGA内服薬とは異なる方法で薄毛へアプローチします。
AGA治療薬の副作用が気になる方が毛髪再生治療を選ぶ3つのメリット
当院では、内服薬を併用せず、発毛に特化させて培養した臍帯由来の幹細胞培養上清液を使用する毛髪再生治療「ReGrowメソ」を行っています。
内服薬による治療とは、体への作用や治療の続け方が異なります。
ここでは、毛髪再生治療を選ぶ3つのメリットを紹介します。
①頭皮へ直接注入するため、全身性の副作用がほとんど起きない
AGA内服薬は、服用した成分が血流を介して全身へ作用します。
そのため、フィナステリド・デュタステリドによる抑うつ症状や性機能への影響、ミノキシジル内服薬による動悸・むくみなど、頭皮以外の部分にも副作用が現れることがあります。
一方、当院の毛髪再生治療は、成長因子などを含む幹細胞培養上清液を、薄毛が気になる部分の頭皮へ直接注入する治療です。
内服薬のように成分を全身へ作用させる治療ではないため、内服薬で見られる抑うつ症状や性機能への影響などの全身性の副作用はほとんど起きません。

実際に、幹細胞培養上清液や幹細胞由来エクソソームを用いた毛髪再生治療の臨床研究では、毛の本数や太さの増加が確認される一方で、重篤な副作用は報告されていないとされています。
また、臍帯由来幹細胞の培養上清液を用いた研究においても、毛髪の本数・太さ・成長速度の改善が認められた一方で、治療に関連する重大な副作用は報告されていないとされています。※効果の現れ方や体への反応には個人差があります
1)Al Ameer S, Al-Zahrani N, Al-Mutairi B, Al-Mubarak L, AlSheikh M, Alkhalifa A, et al.
Exosomes and hair regeneration: A systematic review of the current clinical evidence.
Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology. 2025;18:45-60.
2)Oh HA, Kwak J, Kim BJ, Jin HJ, Park WS, Choi SJ, Oh W, Um S. Migration Inhibitory Factor in Conditioned Medium from Human Umbilical Cord Blood-Derived Mesenchymal Stromal Cells Stimulates Hair Growth. Cells. 2020;9(6):1344. doi:10.3390/cells9061344.
②持病などにより内服薬を使用できなかった方も治療できる場合がある
一般的な薄毛治療の内服薬は、血流やホルモンへ作用するため、持病の内容や服用している薬によっては使用できないことがあります。
実際に、薄毛治療薬を服用して動悸などの副作用が現れた方や、肝機能障害・心疾患・高血圧・低血圧などにより、内服薬を使用できなかった方もいます。
当院の毛髪再生治療は、成長因子などを含む幹細胞培養上清液を頭皮の気になる部分へ直接注入します。
内服薬の使用が難しい方でも、薄毛治療を諦めずに治療できる場合があります。
※持病の内容や服用中の薬によっては、治療を受けられない場合があります。医師が診察のうえ治療の可否を判断します。
③毎日の服薬を続ける必要がない

AGA内服薬は、効果を維持するために毎日の服用を続ける必要があります。
一方、当院の毛髪再生治療では毎日薬を管理する必要がなく、飲み忘れを気にせずに生活できます。
当院の毛髪再生治療とAGA内服薬では、薄毛へのアプローチや治療の続け方に次のような違いがあります。
◀ 表は左右にスクロールできます ▶
| 当院の毛髪再生治療 | AGA内服治療 | |
|---|---|---|
| 治療の考え方 | 髪をつくる細胞や毛根環境を整える | 抜け毛の進行の抑制や血流を促す |
| 治療方法 | 成長因子などを頭皮へ直接注入 | 毎日の薬の服用 |
| 初期脱毛 | 起きない | 使用開始後に起こることがある |
| 副作用 | 注入部位の赤みや腫れなどが一時的に出ることがある | 内服薬では全身性の副作用が起こることがある |
| 治療の続け方 | 月1回を目安に6回程度 効果に満足したら終了できる | 効果を維持するため継続が必要 |
| 向いている方 | ・薬の副作用や初期脱毛が不安な方 ・薬を使用せず改善を目指したい方 ▶詳細をみる | 毎日の服用を継続できる方 |
AGA内服薬は、自宅で治療を続けたい方や、毎日の服用を継続できる方に適しています。
一方、AGA内服薬は効果を維持するために継続的な服用が必要であり、中止すると再びAGAが進行する可能性があります。
副作用への不安から服用を続けるか迷っている場合や、毛髪再生治療への変更を希望する場合は、現在の症状や薄毛の状態を医師へ伝え、治療を切り替える時期や進め方を相談しましょう。
銀座ステムファインクリニックで行っている薬だけに頼らない毛髪再生治療

当院では、内服薬に頼らず、発毛注射単体で薄毛改善を目指す毛髪再生治療を行っています。
実際に当院へ来院される患者様の約8割は、内服薬の副作用に不安を抱えていた方です。
「薬の副作用が心配」「できれば薬を使わずに薄毛を改善したい」という方にとって、毛髪再生治療は、「AGA治療=薬を続けるしかない」と考えていた方の新たな選択肢のひとつです。
国内唯一の発毛注射専門クリニックだからできる治療
銀座ステムファインクリニックは、国内唯一※の発毛注射を専門に提供しているクリニックです。
一般的なAGAクリニックでは、内服薬や外用薬、注入治療などを組み合わせて治療するケースがあります。
一方、当院では発毛注射に特化し、内服薬や外用薬とのセット売りをせず、発毛注射単体で薄毛改善を目指します。

毎日薬を飲んだり塗ったりする必要はなく、月1回を目安に発毛注射を受けるのが基本です。
治療回数は頭皮や毛髪の状態によって異なりますが、6回程度をひとつの目安としています。
目標とする状態に達した後は治療終了を目指し、ご希望に応じてメンテナンス治療を行うことも可能です。
毎日の服薬や塗布を前提とせず、満足できる状態になったら治療終了を目指せるのが、発毛注射専門クリニックである当院の治療の考え方です。
※当院調べ。「国内唯一」とは、セット提案を前提とせず、発毛注射単体での治療を中心にご提案する専門クリニックであることをさします。患者様の状態やご希望に応じて、その他の治療をご案内する場合がございます。効果には個人差があります。
発毛注射のみで薄毛改善を目指した症例
当院の毛髪再生治療は、生え際や頭頂部、分け目など、薄毛が気になる部分を狙って直接注入できるのが特徴です。
以下は、内服薬や外用薬を併用せず、毛髪再生注射のみで薄毛の改善がみられた症例です。

上:47歳男性(治療6回)/つむじの透け感が改善(6か月後)
中央:30歳男性(治療6回)/頭頂部の密度が改善(6か月後)
下:33歳男性(治療6回)/生え際の密度が改善(7か月後)
※効果の現れ方には個人差があります。
また、当院で毛髪再生治療を受けた患者様へのアンケートでは、治療開始2か月時点で85%がポジティブな発毛変化を実感しています13。
発毛注射単体で薄毛改善を目指すため、当院では使用する製剤・一人ひとりに合わせた治療設計・注入方法にもこだわっています。
頭皮注入3,000件以上|発毛効果を目指すための3つのこだわり
毛髪の状態や薄毛のお悩みは、一人ひとり異なります。
当院では、決まった治療を一律に行うのではなく、患者様の頭皮や毛髪の状態を確認したうえで、一人ひとりに合わせた治療を行うことを大切にしています。
そのうえで、発毛効果を目指すために「製剤」「治療設計」「注入方法」の3つにこだわっています。
①50種類以上を比較し、発毛に適した製剤を選定
幹細胞培養上清液は、原料となる組織や培養方法などによって、含まれる成長因子などに違いがあります。
当院では、国内で流通する50種類以上の製剤を比較し、発毛への作用を重視して製剤を選定しています。
使用しているのは、臍帯由来の幹細胞培養上清液です。
臍帯由来の幹細胞は、骨髄や脂肪由来の幹細胞と比べて、増殖性が高く、組織の修復や再生に関わる成長因子などを分泌する特徴が報告されています14。
また、当院が使用する製剤は、毛髪の成長に関わるKGF(ケラチノサイト増殖因子)を、比較した他社製品の約1.7〜2.4倍含有しています。

KGFは、毛包を構成する細胞の増殖などに関わり、毛髪の成長を支える成長因子のひとつです。
さらに、当院が使用する製剤を頭皮へ注入した評価では、投与前と比較して、約2週間後に毛髪密度・毛髪の太さが2倍強に増加した結果が確認されています。

治療に使用する製剤は、効果だけでなく品質も重要です。
当院では、国内GMP準拠の環境で品質管理され、細菌やウイルスなどについて安全性を確認した製剤を使用しています。

②経過を確認しながら、一人ひとりに合わせて治療を調整
薄毛の状態やお悩み、目指したい状態は一人ひとり異なるため、当院では同じ治療を一律に行うのではなく、患者様の状態に合わせて治療方針を決めています。
問診をもとに医師が頭皮や毛髪の状態を確認し、ご希望に応じてマイクロスコープによるチェックも行います。そのうえで、注入する範囲や治療回数などを決定します。
さらに、施術ごとに頭皮の反応や毛髪の変化を確認し、必要に応じて治療方針を微調整しています。
③水光注射で必要な部分へムラなく直接注入

発毛を目指すためには、使用する製剤だけでなく、必要な成分を頭皮へどのように届けるかも重要です。
当院では、薬剤を毛根付近まで均一に届けるため、水光注射を採用しています。
水光注射は、複数の極細針を使って一定の深さへ少量ずつ注入する方法です。
薬剤の液漏れを抑えながら、頭皮へ均一に注入できるのが特徴です。

痛みの感じ方には個人差がありますが、シャープペンの芯の先で軽く刺されるような感覚と言われる方が多いです。
発毛注射単体だから、シンプルで分かりやすい料金設定
当院では、内服薬や外用薬とのセット売りをせず、発毛注射単体のシンプルで分かりやすい料金設定にしています。
発毛注射ReGrowスタンダードは、月々4,000円〜※、カウンセリング・初診料・再診料は無料です。
また、治療費の負担を抑えて始めたい方に向けて、モニター制度や他院からの乗り換え割引もご用意しています。
※医療ローンを利用した場合の月々の支払額です。治療プランにより金額は異なります。
初めての方でもご安心ください

当院では、周囲を気にせずご相談・治療を受けていただけるよう、来院からお帰りまでプライバシーに配慮した環境を整えています。
毛髪再生注射は月1回程度の治療が基本のため、仕事や日常生活と両立しながら通院していただけます。
ご予約は24時間Webから受け付けているため、ご自身の好きなタイミングで簡単にご予約いただけます。
「まずは話だけ聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください。
銀座ステムファインクリニックの毛髪再生治療について詳しくみる
再生医療とよく比較される薄毛治療と、その限界

薄毛治療を調べていくと、再生医療以外にもさまざまな選択肢があることに気づくと思います。
ただ、内服薬が飲めない、もしくは飲みたくない方にとっては、「治療の選択肢が限られてしまうのではないか」と不安を感じてしまうことも少なくありません。
ここでは、「内服に頼らずに薄毛を改善したい」と考えたとき、どのような治療が現実的なのかを整理していきます。
内服が使えない方が検討することの多い治療方法
内服薬が使えない場合、検討されることが多い治療には、次のようなものがあります。
【自分の髪を使う治療】
●植毛
自分の毛を移植する治療。内服を使わずに見た目を改善できる一方で、費用は200万円前後〜と高額になりやすく、
外科的手術によるダウンタイムが必要です。
●光治療
頭皮に光を当てて血流を促す治療。30万円前後が目安で、体への負担は少ないものの、効果の感じ方には個人差があります。
【自分の髪ではない方法】
●増毛
人工毛を結びつけてボリュームを出す方法。
数十万円〜で始められますが、定期的なメンテナンスが必要です。
●ウィッグ
40万円前後〜と初期費用がかかり、装着によるストレスを感じる方もいます。
●アートメイク
頭皮に色を入れて薄毛を目立ちにくくする方法で、発毛を目的とした治療ではありません。
内服を使わない治療は、どうしても「費用が高い」「手術が必要」「根本改善ではない」といったハードルが生じやすくなります。
内服が使えない方こそ重視したい、治療選びの視点
内服薬が使えない方にとって、治療選びでとくに重要なのは次の点です。
・内服に頼らず、自分の髪を増やせるか
・一時的な見た目の補正ではなく、発毛を目指せるか
・体への負担やダウンタイムが過度にならないか
植毛は内服を使わない選択肢ではありますが、手術が必要となり、身体的・精神的な負担を伴います。
増毛やウィッグは、「薄毛を隠す」方法であり、髪そのものを生やす治療ではありません。
毛髪再生治療は、内服に頼らず、体に備わっている再生力を活かし、自分の髪を育てていくことを目的とした治療です。
そのため当院では、副作用や持病の関係で内服薬が使えない方にこそ、毛髪再生治療を積極的にご提案しています。
AGA治療薬をやめれば気分の落ち込みは治る?PFSとの関係

AGA治療薬の服用中に気分の落ち込みを感じた方は、「薬をやめれば元に戻るのか」と不安になるかもしれません。
薬との関係が疑われる症状は、服用の中止後に改善することもあります。
ただし、AGA治療薬とうつ病の因果関係は明らかになっておらず、改善までの期間も一律ではありません。
また、フィナステリドの中止後も抑うつ症状や性機能の変化などが続く状態は、ポストフィナステリドシンドローム(PFS)と呼ばれることがあります。

PFSは服用中止後も不調が続く状態
PFSとは、フィナステリドの服用を中止した後も、心身の不調が続くとされる状態です。
PFSとして、主に次のような症状が報告されています。
PFSとして報告されている症状
- 抑うつ感や不安感
- 不眠や睡眠の変化
- 集中力や記憶力の低下
- 性欲の低下
- 勃起機能不全や射精障害
- 疲労感や体のだるさ
ただし、PFSには統一された診断基準がなく、発生する仕組みや治療方法も確立されていません15
これまでの報告には、患者自身が訴えた症状をもとにしたものも多く、フィナステリドが直接の原因かどうかを判断するための十分な研究は行われていないのが現状です。
中止後の不調やAGA治療の再開は医師へ相談する
服用を中止した後も気分の落ち込みや不眠、性機能の変化などが続く場合は、自分でPFSと判断せず、医療機関へ相談しましょう。
まずはAGA治療薬を処方した医師へ、次の内容を伝えます。
医師へ伝えたいこと
- 服用していた薬の名前・服用量・服用期間
- 薬を中止した時期
- 現在続いている症状
- 症状が日常生活に与えている影響
- ほかに服用している薬や治療中の病気
抑うつ症状や不安、不眠などが続く場合は、心療内科や精神科への相談が必要になることもあります。
原因をひとつに決めつけず、現在現れている症状に応じて必要な診察や治療を受けることが大切です。
また、AGA内服薬を中止すると、薬によって抑えられていたAGAが再び進行する可能性があります。
AGA治療を再開したい場合も、抑うつ症状などの不調がある状態で自己判断によって同じ薬を服用するのは避けましょう。
薬の種類や使用方法を見直すほか、外用薬や毛髪再生治療など、内服薬以外の治療方法も含めて医師と相談しましょう。
抗うつ薬を飲みながらAGA治療は続けられる?

AGA治療薬と抗うつ薬は、医師の管理のもとで基本的に併用できます。
ただし、薬の組み合わせや症状によっては注意が必要です。
AGA治療を始めてから気分の落ち込みが現れた場合、抗うつ薬を追加すれば、そのままAGA治療を続けられるとは限りません。
まずは症状を医師へ伝え、AGA治療薬の継続・中止・変更について確認する必要があります。
フィナステリドの添付文書には、併用が禁止されている薬や、併用時に注意が必要な薬は記載されていません16
一方、デュタステリドは、肝臓のCYP3A4という酵素の働きを阻害する薬と併用すると、血中濃度が上昇する可能性があります17
また、抗うつ薬にも複数の種類があり、性欲低下や性機能障害など、AGA治療薬と似た副作用が現れるものもあります。
併用できるかは薬の組み合わせや症状によって異なるため、使用しているAGA治療薬、症状が現れた時期、ほかに服用している薬を医師へ伝えたうえで判断してもらいましょう。
うつ以外に報告されているAGA治療薬の副作用

AGA治療薬では、抑うつ症状以外にも、性機能や肝機能、頭皮などに関する副作用が報告されています。
副作用の種類は、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルで異なります。
フィナステリドでは、性欲の低下、勃起機能不全、射精障害、精液量の減少などが報告されています。
また、頻度は不明ですが、肝機能障害や乳房の圧痛・肥大などが現れる可能性もあります18
デュタステリドでは、性欲の低下、勃起機能不全、射精障害などの性機能障害のほか、頭痛、乳房の痛み・不快感、倦怠感などが報告されています。
肝機能障害や黄疸にも注意が必要です19
外用ミノキシジルでは、頭皮のかゆみ・赤み・発疹・かぶれなどが現れることがあります。
一方、国内でAGA治療薬として承認されていないミノキシジル内服薬では、多毛症、立ちくらみ、むくみ、頻脈、頭痛などの全身性の副作用が報告されています20
ミノキシジルの副作用や発生頻度については、「ミノキシジルの副作用は?外用薬・内服薬の症状と対処法」で詳しく解説しています。
副作用と思われる症状が現れた場合は、自分で薬との関係を判断せず、使用している薬と症状を医師へ伝えましょう。
AGA治療を続けるために大切なこと

AGA治療は、すぐに結果が出るものではありません。
だからこそ「どう向き合うか」「どう続けていくか」がとても大切です。
ここでは、治療を前向きに続けるためのヒントを4つご紹介します。
自分のペースで治療を続ける
「治療を続けるのがつらい」と感じたとき、まず思い出してほしいのは、無理をしすぎないことも“続ける力”のひとつだということ。
他人と比べる必要はありません。
効果の現れ方にも、不安の感じ方にも、個人差があります。
焦らず、自分に合ったペースで取り組んでいくことが大切です。
副作用や抑うつ症状に対して冷静に対応する
「なんだかいつもと違う」と感じたら、症状が現れた時期や気分・体調の変化を記録しておきましょう。
気分の落ち込みや不眠などが続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、早めに医師へ相談することが大切です。
ひとりで抱え込まず、服用を続けることへの不安も医師へ伝えましょう。
精神的なサポートを求める
副作用に限らず、治療そのものが不安やストレスの原因になることもあります。
そのようなときは、信頼できる医師や家族、カウンセラーに話をしてみましょう。
話すだけで、気持ちが軽くなることもあります。
誰かに頼ることは、弱さではなく「治療を続けるための工夫」のひとつです。
生活習慣を整えて体調を管理する
睡眠・食事・適度な運動・ストレスケアなど、日々の生活を整えることは、心身の健康を保ちながらAGA治療を続けるうえでも大切です。

すべてを一度に変えようとせず、まずは自分にできそうなことから始めてみましょう。
よくある質問Q&A|AGA治療薬と抑うつ症状の不安に答えます

AGA治療薬を飲んで抑うつ症状が出た場合、すぐに治療を中止すべきですか?
気分の落ち込みや不眠などが現れた場合は、すぐに中止せず、まずは医師に相談し、薬を続けるか確認しましょう。
ただし、自殺念慮や自殺企図がある場合、フィナステリドの添付文書では、服用を中止して速やかに医師等へ連絡するよう記載されています21。
AGA治療薬で抑うつ症状が出た場合、やめたら元に戻りますか?
薬との関係が疑われる症状は、服用中止後に改善することもあります。
ただし、改善までの期間には個人差があり、すぐに元に戻るとは限りません22。
服用中止後も抑うつ症状や不眠、性機能の変化などが続く場合は、自分でPFSと判断せず、医療機関へ相談してください。
AGA治療薬を途中でやめたら、また髪は抜けてしまいますか?
治療をやめると、薬によって抑えられていたAGAが再び進行し、抜け毛が増える可能性があります。
フィナステリドは、効果を持続させるために継続的な服用が必要とされています23。
副作用への不安から服用を続けるか迷っている場合は、治療方法の変更も含めて医師へ相談しましょう。
AGA治療薬の副作用は、誰にでも現れるのでしょうか?
AGA治療薬の副作用が、すべての方に現れるわけではありません。
症状や発生頻度は、使用する薬や体質によって異なります。
フィナステリドでは、性欲の低下が1~5%未満、勃起機能不全・射精障害などが1%未満です24。
抑うつ症状は頻度不明ですが、デュタステリドの抑うつ気分は1%未満とされています25。
気分や体調に普段と異なる変化があれば、早めに医師へ相談しましょう。
抑うつ症状が強くなった場合、AGA治療薬を一時的に休むのは有効ですか?
気分の落ち込みが強くなった場合、無理にAGA治療薬を飲み続ける必要はありません。
一時的な休薬も選択肢のひとつです。
ただし、症状と薬の関係を確認しないまま休薬や再開を繰り返すと、その後の治療方針を決めにくくなります。
つらい症状をひとりで抱え込まず、できるだけ早く医師へ連絡し、現在の状態と服用を続けることへの不安を伝えましょう。
副作用を避けるために、AGA治療薬を使わずに治療したいです。
内服薬以外の治療法も複数あります。
AGA内服薬を使用しない方法には、毛髪再生治療、植毛、光・レーザー治療などがあります。
また、増毛やウィッグ、頭皮アートメイクで薄毛を目立ちにくくする方法もあります。
当院では、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルなどのAGA治療薬を併用せず、副作用の少ない幹細胞培養上清液を用いた注入治療(毛髪再生治療)を行っています。
「薬に頼らず、自然な形で髪を増やしたい」という方に選ばれている治療法です。
内服薬を使用しない注入治療の改善事例

まずは、あなたの髪のお悩みをお聞かせください。
丁寧なカウンセリングで、あなたに合った治療をご提案いたします。
お気軽にクリニックまでご相談ください。
副作用や抑うつ症状を軽減する方法はありますか?
AGA治療薬による副作用を確実に防ぐ方法はありませんが、医師の診察を受け、体調や服用中の薬に合った治療方法を選ぶことが大切です。
治療中は、気分・睡眠・食欲などの変化を記録し、気になる症状があれば早めに医師へ伝えましょう。
インターネット上の体験談だけで判断せず、不安な点を医師へ確認することも重要です。
家族に心配されたとき、どう説明すればいいですか?
「医師と相談しながら、安全に治療している」と伝えてみてください。
治療薬は医師の診察・説明のもとで処方されており、リスクや副作用についてもあらかじめ十分に情報提供されています。
「心配してくれてありがとう」と言いつつ、自分なりに考えて治療を選んでいることを伝えれば、安心してもらえるかもしれません。
AGA治療薬による“うつ”の不安と、安心して向き合うために

AGA治療薬の服用後に抑うつ症状は報告されていますが、薬がうつ病を引き起こすという因果関係は明らかになっていません。
2025年の大規模研究でも、フィナステリドとうつ病・自殺リスクとの明確な関連は認められませんでした。
ただし、服用中に気分の落ち込みや不眠などが続く場合は、ひとりで抱え込まず、早めに医師へ相談しましょう。
内服薬による副作用や毎日の服用に不安がある場合は、毛髪再生治療など、AGA内服薬を使用しない治療法もあります。
当院では、内服薬を併用しない毛髪再生治療を行っています。
自分に合う治療方法を知りたい方は、お気軽にご相談ください。
参考文献
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