再生医療について Regenerative Therapy

いつまでも自分らしくありたい。
その実現を目指すのが再生医療です。

時間とともに身体が変化していくのは、
ごく自然なこと。
加齢に伴って細胞の再生速度は下がり、機能も低下していきますが、
再生治療により自身の細胞を再活性化することができます。

今後さらに再生医療の研究が進めば、
「年齢による衰えは受け入れるしかない」という考え方から、
「若々しさや健康は取り戻せるもの」へと、世の中の価値観も大きく変わっていくでしょう。

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再生医療でできること

当院で半年の毛髪治療で改善された例(40代男性)

病気やケガの治療だけでなく加齢に伴う肌・髪の変化なども改善できる医療です

再生医療とは、病気やけがで機能不全になった組織、臓器を再生させる医療です。
(引用:厚生労働省 再生医療について

治療には細胞の活性化を促す「幹細胞培養上清液」を用い、ケガや病気による組織や臓器の損傷を修復して失われた機能の回復を目指す治療法として注目されています。
また、加齢に伴う肌や髪の変化を改善し、健康や美を維持・向上させる目的でも活用されています。
日本は再生医療の分野で世界をリードする国の一つとも言われており、iPS細胞の開発をはじめ、再生医療の研究と技術革新が進んでいます。

幹細胞培養液とは

幹細胞

人の体は約60兆個の細胞でできており、毎日その1~2%(約1兆個)が新しい細胞に生まれ変わっています。
例えば、髪や肌だけでなく、体内の血液・神経なども常に入れ替わっています。
このように、私たちの体には失われた細胞を作り出す力が備わっており、その役割を担うのが「幹細胞」です。
再生医療は主にこの「幹細胞」を用いて治療をします。

幹細胞上清液

幹細胞が多く存在するのが、臍帯(へその緒)・歯髄・脂肪です。
治療目的に応じて、どこから採取した幹細胞を使用するかを決定します。

各部位から採取できる幹細胞の数はごくわずかのため、細胞を培養して増やし、この過程で得られる培養液を使用します。

しかし、培養した幹細胞は他人の細胞であるため、そのまま使用すると免疫反応を引き起こす可能性があります。
その問題を解決するために、培養液を高速回転させて細胞部分と液体部分を分離し、免疫反応を起こさないとされる液体部分の上澄みをすくったものを使用します。
これを「幹細胞培養上清液」と呼びます。

幹細胞セクレトーム

幹細胞上清液には、成長因子やサイトカイン、エクソソームが豊富に含まれています。
これらを血管や肌に注入することで、細胞の再活性化が起こり、結果として美容効果や疲労回復、組織の再生が期待されます。
このような効果を示すものを幹細胞セクレトームと呼んでいます。