HOMEコラムAGA治療ミノキシジルで体毛が濃くなる? 多毛症の副作用の確率と4つの対処法

ミノキシジルで体毛が濃くなる? 多毛症の副作用の確率と4つの対処法

「髪は増えたけれど、なんだか体毛も濃くなった気がする…」

ミノキシジルを使った薄毛治療を始めた方から、こんな声を聞くことがあります。

効果を実感し始めた矢先に、思わぬ変化に戸惑う方も少なくありません。

薄毛治療には、ミノキシジルをはじめとした内服薬・外用薬、注入治療(メソセラピー)、植毛など、さまざまな選択肢がありますが、すべての方法が誰にでも合うわけではありません。

だからこそ、治療を始める前に、信頼できる専門家に相談し、自分に合った方法を見極めることが何より大切です。

この記事では、ミノキシジルによる体毛の増加に関する正しい知識と、髪の毛だけを増やすための治療法について、わかりやすく解説しています。


体毛が濃くなる可能性のある薬「ミノキシジル」とは?

ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として開発された成分です。

しかし、その使用中に「体毛が濃くなる」という副作用が報告され、やがて発毛効果があることが偶然発見されました1

現在では、薄毛治療薬として世界中で広く使われており、「発毛を促す成分」としての効果が科学的に認められている薬のひとつです2

治療には、頭皮に直接塗布する外用薬と内服薬の2種類があります。

なお、内服薬を使用した場合にまれに腕や顔など、頭皮以外の体毛が濃くなることがあるため、気になる方は医師と相談のうえ、ご自身に合った使用方法を選ぶことが大切です。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルには血管を拡張する作用があり、頭皮の血流を改善することで、毛根に酸素や栄養が届きやすくなります。

その結果、髪を作るために必要な環境が整い、毛根の細胞が活性化されます。

この働きにより、髪の毛が細くなってきた方は太くしっかりとした毛に改善される可能性があり、脱毛が進んでいる方には新たな発毛を促す効果が期待できます。

薄毛の進行を遅らせるだけでなく、髪を「育てる力」を引き出す治療薬として、多くの方に選ばれています。

ミノキシジルの内服薬の副作用

しかし、冒頭にもお伝えしたとおり、ミノキシジル内服薬は、髪の毛だけでなく体毛も濃くなる可能性があります。

内服薬は体内に吸収された後、血液によって全身へ運ばれるため、全身の毛根に作用してしまうからです。

たとえば、ある研究では、ミノキシジルを内服した人のうち約15%に体毛が濃くなる「多毛症」の症状が現れたと報告されています3

このように、ミノキシジルの内服は高い発毛効果が期待できる一方で、体毛の増加する可能性もあります。

ミノキシジルの外用薬

ミノキシジルの外用薬は頭皮に直接塗布して使用します。

薬剤を塗布した特定の部位にのみ作用するため、塗布した箇所以外の体毛への影響は少ないとされています。

日本皮膚科学会のガイドラインによると、男性型脱毛症には5%、女性型脱毛症には1%の濃度のものが推奨されています4

フィナステリド・デュタステリドでは多毛症は一般的にみられない

AGA治療では、ミノキシジルのほかに、フィナステリドやデュタステリドが使用されることがあります。

フィナステリドとデュタステリドは、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑え、抜け毛の進行を抑える内服薬です。

毛髪の成長を直接促すミノキシジルとは作用が異なるため、フィナステリドやデュタステリドでは、体毛が濃くなる多毛症は一般的にみられません。

ただし、性欲減退や勃起機能障害、肝機能障害など、ミノキシジルとは異なる副作用が起こる可能性があります。

体毛への影響だけでなく、期待できる効果や副作用の違いも確認したうえで、自分に合う治療薬を選ぶことが大切です。

ミノキシジル・フィナステリド・デュタステリドの働きと、体毛への影響を整理すると、次のようになります。

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治療薬おもな働き体毛への影響
ミノキシジル内服薬血流を介して全身の毛髪の成長を促す体毛が濃くなることがある
ミノキシジル外用薬塗布した頭皮を中心に発毛を促す内服薬より起こりにくいが、付着した部位の毛が濃くなることがある
フィナステリド
デュタステリド
DHTの生成を抑えてAGAの進行を抑える多毛症は一般的にみられない

フィナステリド(プロペシア)で起こりうる副作用|臨床試験での発症確率は1.6%

ミノキシジルの服用で体毛が濃くなる確率は約15%

ミノキシジルの服用によって、体毛が濃くなる方は一定の割合で存在します。

ミノキシジルは血管を拡張する作用を持つ薬で、全身の血流に影響を与える可能性があります。そのため、頭皮だけでなく、腕や脚、顔などの体毛に変化が現れることがあります。

実際に行われた1,404人を対象とした研究では、約15.1%の人に多毛症(体毛の増加)が見られたと報告されています5

このように、ミノキシジルによる体毛の増加はすべての人に起こるわけではありませんが、研究でも一定の割合で確認されている副作用の一つとされています。

男女の違い

 

ミノキシジルの使用によって体毛が濃くなる「多毛症」は、男性よりも女性に多く見られる可能性が指摘されています。

研究では、ミノキシジル外用薬5%を使用した場合、女性の約9%、男性の約1%に多毛症が確認されたと報告されています6

ただし、なぜ女性の方が多毛症を起こしやすいのかについては、現時点では明確な原因は分かっていません。

女性の場合は、口まわりや頬、額などの産毛がわずかに太くなっただけでも、メイクや見た目への影響から変化に気づきやすいことがあります。

そのため女性は、多毛症が起こる確率だけでなく、顔まわりの産毛など、わずかな体毛の変化が日常生活でどの程度気になりそうかも考えて治療方法を選ぶことが大切です。

▶女性のためのミノキシジル使用ガイドはこちら

外用薬と内服薬の違い

ミノキシジル外用薬と内服薬を比較すると、一般的に内服薬の方が体毛が濃くなる可能性が高いとされています。

ミノキシジル外用薬は、薄毛が気になる部位に直接塗布するため、主に頭皮などの局所的な部位に作用します。

一方で、ミノキシジル内服薬は体内に取り込まれて血流に乗って作用するため、全身に影響が及ぶ可能性があります。

実際に報告されている研究結果を比較すると、多毛症の発現率は、ミノキシジル内服薬では約15.1%とされています。

一方で、ミノキシジル外用薬の場合は、女性で約9%、男性で約1%と報告されています。

このようなデータからも、ミノキシジル内服薬は外用薬と比べて、体毛が濃くなる副作用が現れる可能性が高いと考えられています。

ミノキシジルによる多毛症はいつから?どの部位に現れやすい?

ミノキシジルによる体毛の変化は、使用開始後すぐに現れるとは限りません。

低用量ミノキシジル内服薬による多毛症は、治療開始から1〜3か月後、特に2か月前後で気づくことが多いと報告されています7

体毛が濃くなりやすい部位は、顔まわり、もみあげ、腕、脚などです。

ミノキシジルを使用している間は、体毛の増加が続くことがあります。

一方、医師の判断で使用を中止した場合は、毛周期に合わせて少しずつ元の状態へ戻っていきます。

外用薬による多毛症を調べた報告では、中止後、顔や腕では1〜3か月、脚では4〜5か月ほどで改善したとされています8

ただし、体毛の変化が現れる時期や濃さ、元へ戻るまでの期間には個人差があります。

ミノキシジルの量が多いほど、体毛が濃くなるリスクは上がる?

ミノキシジルの飲み薬は、量が増えるほど体毛が濃くなりやすいと考えられており、全身に届く量が増えるほど、頭皮以外の毛にも影響しやすくなると考えられます。

実際、2022年のレビューでは、1mgずつ増量するごとに、多毛症のリスクが約17.6〜17.9%高まる可能性が示されています9

内服薬は外用薬よりも成分が血流に乗って全身へ運ばれやすいため、腕や脚、顔などの体毛が濃くなる副作用が出やすいのが特徴です。

当院でも、体毛をできるだけ増やしたくない方には、「発毛効果の強さ」だけでなく、どこにどのように薬が作用するかまで含めて治療法を選ぶことが大切だと考えています。

とくに、体毛の変化が気になりやすい方や、顔まわりの産毛まで増えるのは避けたい方は、最初から内服薬一択で考えるのではなく、外用薬や注入治療なども含めて比較したほうが納得のいく治療になりやすいでしょう。

ミノキシジルで体毛が濃くなったとき、治療は続けるべき?やめるべき?

体毛が濃くなったからといって、すぐに自己判断で中止するのはおすすめできません

ミノキシジルを中止すると、これまで薬で支えられていた発毛環境が失われ、髪の状態が再び悪化する可能性があるためです。

一方で、見た目のストレスが大きいのに無理して続けるのも適切ではありません。

ミノキシジルの服用開始から1〜3か月前後に体毛の変化を感じた場合は、今後の治療方針を考える一つのタイミングです。

判断の目安としては、次のように考えると整理しやすいです。

治療を続けながら様子を見る目安

・体毛の変化はあるが、許容範囲内
・頭髪にも少しずつ前向きな変化が出ている
・医師に相談しながら量や使い方を調整できる

医師に治療の見直しを相談する目安

・顔まわりなど、目立つ部位の体毛が強く気になる
・精神的ストレスが大きい
・頭髪の変化が乏しい
・他の副作用も気になる

大事なのは、「続けるか、やめるか」を二択で考えないことです。

実際には、量の調整、外用薬への切り替え、別の治療法の検討など、中間の選択肢もあります。

医師に相談したい症状の目安

次のような場合は、自己判断で続けるのではなく、一度医師に相談するのがおすすめです。

・腕や脚だけでなく、顔の産毛まで目立ってきた
・使い始めて数か月たっても頭髪の変化が実感しづらい
・体毛の増加が精神的な負担になっている
・今の量を続けてよいのか迷っている

診察時には、「どの部位が、いつから、どの程度気になっているか」を整理して伝えると、減量や治療変更について具体的に相談しやすくなります。

診察で医師に伝えるべきポイント

相談するときは、次の3点をまとめておくとスムーズです。

・いつから使っているか
・どこの毛が気になっているか
・髪の変化は感じているか

たとえば、以下のように伝えると整理しやすいでしょう。

「ミノキシジルを使ってから数か月たち、腕や顔まわりの毛が気になっています。頭髪には少し変化を感じていますが、体毛の増加がストレスです。量の調整や別の治療法を相談したいです。」

限られた診察時間でも、要点を整理して伝えることで、より具体的な提案を受けやすくなります。

体毛の増加が負担になっている場合は、ミノキシジルを使用しない毛髪再生治療へ切り替える方法もあります。

毛髪再生治療なら、体毛を増やさずに薄毛改善を目指せる

ミノキシジルは発毛効果が期待できる一方で、

「体毛が濃くなるのが気になる」

「副作用が心配で続けられない」

と感じる方も少なくありません。

実際、体毛の変化や体調面の不安から、薄毛治療そのものをためらってしまう方もいらっしゃいます。

そうした理由から、体毛を増やさず、できるだけ体に負担をかけずに髪の改善を目指したいと考える方に向けて、近年注目されているのが再生医療による毛髪再生治療(メソセラピー)です。

毛髪再生治療は、薄毛が気になる頭皮へ成長因子などを直接届けるため、体毛を増やさず、できるだけ体へ負担をかけずに薄毛改善を目指せます。

毛髪再生治療は、髪をつくる細胞そのものに働きかける

「幹細胞」と聞くと、人工的につくられた特別な細胞を体に入れる治療のように感じる方もいるかもしれません。

しかし、幹細胞は私たちの体の中にもともと存在し、組織の修復や維持を担っている細胞です。

血管や皮膚、内臓など、体をつくるさまざまな組織は、幹細胞の働きによって日々修復されながら維持されています。

髪の毛も例外ではありません。

毛根の中には髪を生み出すための幹細胞が存在し、髪の成長を支える重要な役割を担っています。

毛髪再生治療で使用する「幹細胞培養上清液」は、幹細胞そのものではありません。

幹細胞を培養する過程で分泌された成長因子やエクソソームなどを含む液体を、薄毛が気になる頭皮へ直接注入します。

これらの成分を頭皮へ届けることで、髪をつくる細胞そのものに働きかけ、弱く細くなった髪を太く長く育てることを目指します。

ミノキシジル内服薬のように、成分が血流を介して全身の毛根へ運ばれる治療ではないため、腕や脚、顔などの体毛を増やさず、薄毛が気になる部分へ直接働きかけられる点が特徴です。

内服薬と毛髪再生治療は「考え方」が異なる

内服薬や外用薬による薄毛治療は、抜け毛の原因となるホルモンの働きを抑えたり、血流を促したりすることで、抜け毛を抑え、発毛を後押しする治療です。

ただし、髪をつくる細胞そのものを立て直す治療ではなく、薬の作用によって抜け毛を抑えたり、今ある毛根の発毛を促したりする治療といえます。

一方、毛髪再生治療は、幹細胞培養上清液に含まれる成長因子などを頭皮へ直接届け、髪をつくる細胞そのものに働きかけ、低下した発毛力を立て直すことを目指す治療です。

内服薬による薄毛治療が、「薬の作用によって抜け毛を抑え、髪を育てる治療」だとすると、毛髪再生治療は、「髪をつくる細胞の働きを立て直し、自分の髪が再び育つ力を引き出す治療」です。

毛髪再生治療を選ぶ5つのメリット

毛髪再生治療には、体毛への影響を抑えながら薄毛改善を目指せることに加え、薬による治療とは異なるメリットがあります。

ここでは、毛髪再生治療を選ぶ5つのメリットを詳しく説明します。

1.体毛を増やさずに発毛を目指せる

ミノキシジル内服薬は、服用した成分が血流を介して全身へ運ばれるため、頭皮だけでなく、顔や腕、脚などの毛根にも作用します。

そのため、髪の発毛を促す一方で、頭皮以外の体毛まで濃くなることがあります。

一方、毛髪再生治療は、成長因子などを含む幹細胞培養上清液を、薄毛が気になる部分の頭皮へ直接注入する治療です。

成分を全身へ作用させる治療ではないため、ミノキシジル内服薬のように、顔や腕、脚などの体毛を増やすことなく、髪の毛だけの改善を目指せます。

「髪は増やしたいけれど、顔や体の毛まで濃くなるのは避けたい」という方にも適した治療です。

2.内服薬でみられる全身性の副作用がほとんど起きない

ミノキシジル内服薬は全身へ作用するため、動悸やむくみ、めまい、頭痛などの副作用が現れることがあります。

一方、毛髪再生治療は、薄毛が気になる部分の頭皮へ成分を直接注入します。

内服薬のように成分を全身へ作用させないため、動悸やむくみなどの全身性の副作用はほとんど起きません。

内服薬と毛髪再生治療の副作用の違い

ただし、注射による赤みや腫れ、内出血などが一時的に現れることはあります。

3.持病などにより内服薬を使用できなかった方も治療できる場合がある

一般的な薄毛治療の内服薬は、血流やホルモンへ作用するため、持病の内容や服用している薬によっては使用できないことがあります。

実際に、薄毛治療薬を服用して動悸などの副作用が現れた方や、肝機能障害・心疾患・高血圧・低血圧などにより、内服薬を使用できなかった方もいます。

毛髪再生治療は、成長因子などを含む幹細胞培養上清液を頭皮の気になる部分へ直接注入します。

内服薬の使用が難しい方でも、薄毛治療を諦めずに治療できる場合があります。

持病があっても受けられる場合がある毛髪再生治療

※持病の内容や服用中の薬によっては、治療を受けられない場合があります。医師が診察のうえ治療の可否を判断します。

4.ヘアサイクルを急激に切り替えないため、初期脱毛が起きない

ミノキシジルは、休止期に入っている髪を成長期へ移行させる過程で、古い髪が一時的に押し出されることがあります。

これが、ミノキシジルの使用を始めたあとに抜け毛が増える「初期脱毛」です。

一方、毛髪再生治療は、成長因子などを頭皮へ届け、髪をつくる細胞そのものに働きかけ、今ある髪が太く長く育つことを目指します。

ヘアサイクルを急激に切り替えて古い髪を押し出す治療ではないため、ミノキシジルでみられるような初期脱毛は起きません。

初期脱毛によって一時的に髪のボリュームが減る期間がないため、髪の太さや密度など、治療後の見た目の変化を早い段階で実感しやすいこともメリットです。

5.毎日の服薬・塗布を続ける必要がない

ミノキシジルは、効果を維持するために毎日の服用や塗布を続ける必要があります。

一方、当院の毛髪再生治療「ReGrowメソ」は、月1回を目安に6回程度の治療を行います。

毎日薬を管理する必要がなく、飲み忘れや塗り忘れを気にせずに生活できます。

また、目標とする変化に達した後は治療を終了でき、よい状態を維持するために、期間を空けてメンテナンス治療を受けることも可能です。

当院の毛髪再生治療とミノキシジルでは、薄毛へのアプローチや治療の続け方に次のような違いがあります。

◀ 表は左右にスクロールできます ▶
当院の毛髪再生治療ミノキシジル治療
治療の考え方髪をつくる細胞や毛根環境を整える血流を促し、発毛を促進する
治療方法成長因子などを頭皮へ直接注入内服または頭皮への塗布
初期脱毛起きない使用開始後に起こることがある
副作用注入部位の赤みや腫れなどが一時的に出ることがある内服薬では全身性の副作用、外用薬では頭皮のかぶれなどが起こることがある
治療の続け方月1回を目安に6回程度
効果に満足したら終了できる
効果を維持するため継続が必要
向いている方・薬の副作用や初期脱毛が不安な方
・薬を使用せず改善を目指したい方
▶詳細をみる
毎日の服用・塗布を継続できる方

ミノキシジルは、自宅で治療を始めたい方や、毎日の服用・塗布を継続できる方に適しています。

一方、体毛を増やしたくない方や、薬の副作用・初期脱毛に不安がある方、毎日の服薬を続けずに薄毛改善を目指したい方には、毛髪再生治療が適しています。

毛髪の本数や太さの変化を検討した研究も報告されている

毛髪再生治療は、体毛の増加を避けるだけでなく、毛髪の本数や太さの改善を目指す治療です。

海外の臨床研究でも、幹細胞由来の成分を使用した治療によって、毛髪の本数や太さが増加したという結果が報告されています。

1)Al Ameer S, Al-Zahrani N, Al-Mutairi B, Al-Mubarak L, AlSheikh M, Alkhalifa A, et al. Exosomes and hair regeneration: A systematic review of the current clinical evidence. Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology. 2025;18:45-60.
2)Oh HA, Kwak J, Kim BJ, Jin HJ, Park WS, Choi SJ, Oh W, Um S. Migration Inhibitory Factor in Conditioned Medium from Human Umbilical Cord Blood-Derived Mesenchymal Stromal Cells Stimulates Hair Growth. Cells. 2020;9(6):1344. doi:10.3390/cells9061344.

ただし、研究によって使用する製剤や治療方法、対象者が異なるため、すべての方に同じ変化が現れるわけではありません。

毛髪再生治療は、国内外で研究が進められており、毛髪の本数や太さの増加など、発毛・育毛効果を示す臨床研究も報告されています。

まだ新しい治療ではありますが、薬とは異なる方法で薄毛改善を目指せる治療として、今後さらなる効果が期待されています。

※研究によって使用する製剤や治療方法、対象者が異なります。効果の現れ方には個人差があります。

弱った細胞そのものに働きかけ、根本からの薄毛改善を目指す

内服薬や外用薬による薄毛治療は、血流を促して発毛を後押ししたり、抜け毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑えたりする治療です。

ただし、こうした薬による治療で十分な効果を得るためには、髪をつくる細胞や毛根の働きがある程度残っていることが前提となります。

加齢や薄毛の進行によって髪をつくる細胞の働きが低下している場合は、血流を促したり抜け毛の原因を抑えたりしても、髪が十分に太く長く育たず、思うような変化を実感できないことがあります。

一方、毛髪再生治療は、成長因子などを含む幹細胞培養上清液を頭皮へ直接届け、弱った髪をつくる細胞そのものに働きかける治療です。

薬によって抜け毛を抑えるだけではなく、低下した細胞の働きを整え、髪をつくる力を根本から立て直すことを目指します。

そのため、内服薬や外用薬を続けても思うような変化を感じられなかった方にも、根本から薄毛改善を目指せる治療として選ばれています。

当院で行っている内服薬に頼らない毛髪再生治療

当院には、これまでさまざまな薄毛のお悩みを抱えた方が来院されています。

年齢や薄毛の進行度だけでなく、内服治療による体毛の変化や体調への影響に不安を感じ、治療に踏み出すタイミングを迷われていた方も少なくありません。

実際に当院へご来院される患者様のうち、約8割の方が、内服治療による副作用や体への影響に不安を感じている方です。

「薄毛は気になるけれど、薬を飲み続けることに抵抗がある」

「体調や日常生活への影響を考えると、不安が先に立ってしまう」

そうした思いを抱えた方が、毛髪再生治療という選択肢を知り、来院されています。

当院では、このように薬による副作用や体毛の増加に不安を感じている方に向けて、薄毛改善を目指す毛髪再生注射「ReGrowメソ」を行っています。

国内唯一の発毛注射専門クリニックだからできる治療

銀座ステムファインクリニックは、国内唯一※の発毛注射を専門に提供しているクリニックです。

一般的なAGAクリニックでは、内服薬や外用薬、注入治療などを組み合わせて治療するケースがあります。

一方、当院では発毛注射に特化し、内服薬や外用薬とのセット売りをせず、発毛注射単体で薄毛改善を目指します。

毎日薬を飲んだり塗ったりする必要はなく、月1回を目安に発毛注射を受けるのが基本です。

治療回数は頭皮や毛髪の状態によって異なりますが、6回程度をひとつの目安としています。

目標とする状態に達した後は治療終了を目指し、ご希望に応じてメンテナンス治療を行うことも可能です。

毎日の服薬や塗布を前提とせず、満足できる状態になったら治療終了を目指せるのが、発毛注射専門クリニックである当院の治療の考え方です。

※当院調べ。「国内唯一」とは、セット提案を前提とせず、発毛注射単体での治療を中心にご提案する専門クリニックであることをさします。患者様の状態やご希望に応じて、その他の治療をご案内する場合がございます。効果には個人差があります。

発毛注射のみで薄毛改善を目指した症例

当院の毛髪再生治療は、生え際や頭頂部、分け目など、薄毛が気になる部分を狙って直接注入できるのが特徴です。

以下は、内服薬や外用薬を併用せず、毛髪再生注射のみで薄毛の改善がみられた症例です。


上:47歳男性(治療6回)/つむじの透け感が改善(6か月後)
中央:30歳男性(治療6回)/頭頂部の密度が改善(6か月後)
下:33歳男性(治療6回)/生え際の密度が改善(7か月後)

※効果の現れ方には個人差があります。


上:48歳女性(治療2回)/つむじの透け感が改善(2か月後)
中央:43歳女性(治療4回)/頭頂部の密度が改善(4か月後)
下:53歳女性(治療7回)/頭頂部の密度が改善(7か月後)

また、当院で毛髪再生治療を受けた患者様へのアンケートでは、治療開始2か月時点で85%がポジティブな発毛変化を実感しています10

発毛注射単体で薄毛改善を目指すため、当院では使用する製剤・一人ひとりに合わせた治療設計・注入方法にもこだわっています。

頭皮注入3,000件以上|発毛効果を目指すための3つのこだわり

毛髪の状態や薄毛のお悩みは、一人ひとり異なります。

当院では、決まった治療を一律に行うのではなく、患者様の頭皮や毛髪の状態を確認したうえで、一人ひとりに合わせた治療を行うことを大切にしています。

そのうえで、発毛効果を目指すために「製剤」「治療設計」「注入方法」の3つにこだわっています。

①50種類以上を比較し、発毛に適した製剤を選定

幹細胞培養上清液は、原料となる組織や培養方法などによって、含まれる成長因子などに違いがあります。

当院では、国内で流通する50種類以上の製剤を比較し、発毛への作用を重視して製剤を選定しています。

使用しているのは、臍帯由来の幹細胞培養上清液です。

臍帯由来の幹細胞は、骨髄や脂肪由来の幹細胞と比べて、増殖性が高く、組織の修復や再生に関わる成長因子などを分泌する特徴が報告されています11

また、当院が使用する製剤は、毛髪の成長に関わるKGF(ケラチノサイト増殖因子)を、比較した他社製品の約1.7〜2.4倍含有しています。

KGFは、毛包を構成する細胞の増殖などに関わり、毛髪の成長を支える成長因子のひとつです。

さらに、当院が使用する製剤を頭皮へ注入した評価では、投与前と比較して、約2週間後に毛髪密度・毛髪の太さが2倍強に増加した結果が確認されています。

治療に使用する製剤は、効果だけでなく品質も重要です。

当院では、国内GMP準拠の環境で品質管理され、細菌やウイルスなどについて安全性を確認した製剤を使用しています。

②経過を確認しながら、一人ひとりに合わせて治療を調整

薄毛の状態やお悩み、目指したい状態は一人ひとり異なるため、当院では同じ治療を一律に行うのではなく、患者様の状態に合わせて治療方針を決めています。

問診をもとに医師が頭皮や毛髪の状態を確認し、ご希望に応じてマイクロスコープによるチェックも行います。そのうえで、注入する範囲や治療回数などを決定します。

さらに、施術ごとに頭皮の反応や毛髪の変化を確認し、必要に応じて治療方針を微調整しています。

③水光注射で必要な部分へムラなく直接注入

発毛を目指すためには、使用する製剤だけでなく、必要な成分を頭皮へどのように届けるかも重要です。

当院では、薬剤を毛根付近まで均一に届けるため、水光注射を採用しています。

水光注射は、複数の極細針を使って一定の深さへ少量ずつ注入する方法です。

薬剤の液漏れを抑えながら、頭皮へ均一に注入できるのが特徴です。

痛みの感じ方には個人差がありますが、シャープペンの芯の先で軽く刺されるような感覚と言われる方が多いです。

発毛注射単体だから、シンプルで分かりやすい料金設定

当院では、内服薬や外用薬とのセット売りをせず、発毛注射単体のシンプルで分かりやすい料金設定にしています。

発毛注射ReGrowスタンダードは、月々4,000円〜※、カウンセリング・初診料・再診料は無料です。

また、治療費の負担を抑えて始めたい方に向けて、モニター制度や他院からの乗り換え割引もご用意しています。

※医療ローンを利用した場合の月々の支払額です。治療プランにより金額は異なります。

初めての方でもご安心ください

当院では、周囲を気にせずご相談・治療を受けていただけるよう、来院からお帰りまでプライバシーに配慮した環境を整えています。

毛髪再生注射は月1回程度の治療が基本のため、仕事や日常生活と両立しながら通院していただけます。

ご予約は24時間Webから受け付けているため、ご自身の好きなタイミングで簡単にご予約いただけます。

「まずは話だけ聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください。

銀座ステムファインクリニックの毛髪再生治療について詳しくみる

ミノキシジルによって体毛が濃くなったときの4つの対処法

ミノキシジルによって体毛が濃くなった場合も、すぐに治療を諦める必要はありません。

使用方法や使用量を見直すほか、気になる体毛を手入れしたり、体毛へ作用しない治療へ切り替えたりする方法があります。

01.使用方法を見直す

体毛の増加が気になる場合は、まずミノキシジルの使い方を見直しましょう。

外用薬は、使用方法によって薬が頭皮以外に付着し、思わぬ部分の毛が濃くなることがあります。

たとえば、塗布後に手を洗わなかったり、薬液が顔や首などへ垂れたりすると、その部分の毛に影響する可能性があります。

決められた使用量を守り、塗布後は手をしっかり洗うほか、薬液が頭皮以外へ付着した場合は速やかに洗い流しましょう。

02.医師に相談して使用量を調整する

ミノキシジル内服薬は、服用量が多くなるほど、体毛が濃くなるリスクも高まる可能性があります。

体毛の増加が負担になっている場合は、医師に相談しながら、服用量の調整や外用薬への変更を検討する方法があります。

ただし、自己判断で量を減らしたり使用を中止したりすると、頭髪への効果にも影響する可能性があります。

現在の使用量、体毛が気になる部分、頭髪に感じている変化を医師へ伝えたうえで、今後の治療方針を決めましょう。

03.気になる部分の手入れをする

ミノキシジルによる頭髪の変化を感じており、治療を続けたい場合は、シェービングや脱色をするなど、気になる体毛を手入れする方法もあります。

定期的な手入れが負担になる場合は、長期的な減毛効果が期待できる医療脱毛を検討する方法もあります。

04.体毛に作用しない薄毛治療へ切り替える

体毛の増加を抑えながら薄毛改善を続けたい場合は、ミノキシジルを使用しない治療へ切り替える方法もあります。

毛髪再生治療は、成長因子などを含む幹細胞培養上清液を、薄毛が気になる部分の頭皮へ直接注入する治療です。

成分を全身へ作用させないため、顔や腕、脚などの体毛を増やさずに、髪の毛だけの改善を目指せます。

ミノキシジルによる体毛の増加が負担になっている方は、現在の髪や頭皮の状態を確認したうえで、治療の切り替えを検討するとよいでしょう。

「再生医療」とよく比較される薄毛治療との違い

薄毛治療を調べていくと、再生医療以外にもさまざまな選択肢があることに気づくと思います。

ただ、体毛の増加や全身への影響が気になり、「できるだけ薬に頼らずに改善したい」と考える方にとっては、どの治療が自分に合っているのか迷ってしまうことも少なくありません。

ここでは、再生医療とよく比較される治療方法について、「自分の髪かどうか」「根本的な改善を目指せるか」という視点で整理していきます。

さまざまな薄毛治療と特徴

薄毛治療には、再生医療以外にもいくつかの選択肢があります。

ただし、それぞれの治療は

「どうやって見た目を改善するのか」

「髪そのものが増えるのか」

という点で、考え方が大きく異なります。

まずは、代表的な治療方法と、その特徴を整理してみましょう。

【自分の髪を使う治療】

植毛
自分の毛を移植する外科的治療。
内服薬を使わずに見た目を改善できる一方で、費用は200万円前後〜と高額になりやすく、ダウンタイムを伴う点が特徴です。

光治療
頭皮に光を当てて血流を促す治療。
30万円前後が目安で、体への負担は少ないものの、効果の感じ方には個人差があります。

【自分の髪ではない方法】

増毛
人工毛を結びつけてボリュームを出す方法。
数十万円〜で始められますが、定期的なメンテナンスが必要です。

ウィッグ・アートメイク
薄毛を目立ちにくくする方法で、髪そのものを生やす治療ではありません。

このように、内服薬を使わない治療にも複数の選択肢がありますが、「自分の髪を自然に育てる治療」となると、選択肢は限られてきます。

選ぶポイントは「自分の髪か」「根本から整える治療か」

薄毛治療を選ぶうえで重要なのは、一時的に見た目を整える方法なのか、それとも髪そのものを育て直す治療なのか、という点です。

植毛は自分の髪を使う治療ですが、外科的処置が必要となり、ダウンタイムや体への負担を伴います。

増毛やウィッグは見た目を補う方法であり、髪が生える仕組みそのものを改善する治療ではありません。

毛髪再生治療は、体に備わっている再生力を活かしながら、弱ってしまった毛根環境を整え、自分の髪が育ちやすい状態へ導く治療です。

全身に作用する薬に頼らないため、体毛の増加や副作用が気になる方でも、無理なく続けやすい点が大きな特徴です。

そのため銀座ステムファインクリニックでは、体毛の変化や副作用が気になる方にこそ、毛髪再生治療をおすすめしています。

自毛植毛と毛髪再生注射の違いを解説。あなたに合うのはどっち?

女性がミノキシジルを使うときに気をつけたいこと

女性医師のカウンセリング

女性の場合、ミノキシジルによる体毛の増加は、男性以上にストレスになりやすいことがあります。

とくに、口まわりや頬、額の生え際など、顔の産毛の変化は見た目に直結しやすいためです。

さらに女性では顔の産毛が濃くなることでメイクや外見に影響しやすいです。

体毛の増加が不安な方は、いきなり全身に作用しやすい治療を選ぶのではなく、まずは局所に作用しやすい外用薬から検討するのが現実的です。

ただし妊娠・授乳期の使用は避けるべきです。

女性がミノキシジル治療を検討する際は、発毛効果だけでなく、生活背景や今後のライフプランまで含めて相談することが重要です。

ミノキシジルの服用で女性が確認したいポイント

女性の場合は、髪を増やしたい気持ちがあっても、顔まわりの産毛や見た目の変化が気になって、一歩踏み出しにくいこともあると思います。

そのため、治療を始める前に、次のような点を無理のない範囲で整理しておくのがおすすめです。

女性が確認しておきたいポイント

・顔まわりの産毛が少し増えたとしても続けられそうか
・まずは負担の少ない方法から試したいか
・内服薬より、外用薬のほうが安心して始められそうか
・妊娠や授乳との兼ね合いで注意が必要ではないか
・しっかり発毛を目指すことと、副作用の少なさのどちらをより重視したいか

体毛の増加や薬の副作用に不安がある場合、内服薬を使用しない毛髪再生治療も選択肢の一つです。

当院の毛髪再生治療は、薬を使わずに、自分の髪を太く育てたい女性にも選ばれています。

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体毛を増やしたくない人向けのAGA治療に関する質問

ミノキシジルで体毛が濃くなったら、いつごろ落ち着く?

ミノキシジルによる体毛の増加は、使用を中止したあと徐々に元の状態へ戻っていくことがあります。

ミノキシジルの使用を中止すると、顔や腕の体毛は1〜3か月程度、脚の体毛は4〜5か月程度で目立ちにくくなる場合があります。※体毛が目立ちにくくなるまでの期間には個人差があります。

体毛には「毛周期」と呼ばれる生え変わりのサイクルがあるため、ミノキシジルを中止してもすぐに抜けるわけではなく、時間をかけて少しずつ細く、目立ちにくくなっていきます。

ただし、改善までの期間には個人差があります。

また、ミノキシジルの使用を中止すると、薬によって発毛・維持されていた髪が徐々に減り、薄毛が再び進行する可能性があります。

永久脱毛した箇所も体毛が濃くなるの?

ミノキシジルの使用によって脱毛した箇所から新しい毛が生えてくるかは、施術の種類によって異なります。

種類1.医療脱毛

医療脱毛は、レーザーを照射して毛根(毛包)を破壊する方法です。

そのため、脱毛した部位から毛が再び生えてくる可能性は低く、基本的には長期的な減毛効果が期待できます。

種類2.エステ脱毛

光を照射し制毛・抑毛を目的とするため、毛が生える可能性があります。

エステ脱毛はムダ毛処理の頻度を減らすための施術となるため、多毛症によって体毛が再び濃くなってしまうことがあります。

一方で医療脱毛は、レーザーの照射によって毛根を破壊するため、基本的に毛は生えてきません。

しかし脱毛回数が少ない場合など、毛根を完全に破壊しきれていないと体毛が濃くなる可能性があります。

体毛増加の悩みを医師に相談したら、減薬を勧められました。なぜ中止ではなく、減薬がいいの?

多くの場合、医師がミノキシジルを「いきなり中止」ではなく「減薬」を提案するのは、体毛の副作用をできるだけ軽くしながら、髪への効果をできるだけ維持するためです。

ミノキシジルは、特に内服薬の場合、用量が多いほど副作用のリスクも高くなると考えられています。

そのため、現在の用量で体毛の増加が気になる場合でも、少し量を減らすことで体毛の増加が軽くなり、なおかつ髪への効果はある程度維持できる可能性があります。

医師はこうしたバランスを考えながら、まずは減薬で様子を見ることを提案するケースが多くあります。

また、ミノキシジルを急にやめてしまうと、これまで維持されていた髪の状態が徐々に元に戻ってしまう可能性があります。

ミノキシジルは使用を続けている間は発毛や毛髪の維持をサポートしますが、突然中止すると数か月から1年ほどかけて髪が再び細くなったり、本数が減ったりすることがあります。

そのため、せっかく増えた髪をできるだけ維持しながら体毛の副作用にも配慮する方法として、「まずは量を減らして様子を見る」という治療方針が取られることがあります。

ミノキシジルで体毛だけ濃くなり、髪が増えないように感じるのはなぜ?

ミノキシジルを使用すると、頭髪よりも先に腕や指、顔まわりなどの体毛が目立つことがあります。

体毛は頭髪よりも成長する期間が短く、変化にも気づきやすい一方、頭髪は太さや密度の変化が見た目に現れるまでに時間がかかります。

そのため、治療を始めて間もない段階では、「体毛だけが濃くなり、髪には効いていない」と感じることがあります。

ただし、体毛が濃くなったことだけで、頭髪にも十分な効果が現れるとは限りません。

AGAが進行して髪をつくる細胞や毛根の働きが大きく低下している部分では、ミノキシジルで血流を促しても、髪が十分に太く長く育たないことがあります。

毎日鏡を見ていると頭髪のわずかな変化に気づきにくいこともあるため、治療前と同じ明るさ・角度で撮影した写真や、マイクロスコープによる記録を比較してみましょう。

6か月以上治療を続けても頭髪の変化を実感できず、体毛の増加が負担になっている場合は、使用量や治療方法が現在の状態に合っているかを見直すタイミングです。

減薬や外用薬への変更に加えて、体毛に作用しない毛髪再生治療へ切り替える方法も含め、医師と今後の治療方針を相談しましょう。

まとめ

ミノキシジルを服用すると、発毛を促す作用が頭皮以外の毛にも及び、体毛が濃くなることがあります。

体毛の増加が気になる場合は、ミノキシジルの使用量を調整するほか、ミノキシジルを使用しない毛髪再生治療へ切り替える方法もあります。

毛髪再生治療は、成長因子などを薄毛が気になる頭皮へ直接届けるため、体毛を増やさず、内服薬でみられる全身性の副作用を抑えながら、髪の毛だけの改善を目指せる治療です。

体毛の増加や薬の副作用を避けながら薄毛を改善したい方にとって、有力な選択肢の一つです。

ミノキシジルを自己判断で中止せず、現在の髪や体毛の状態を医師に伝えたうえで、自分に合った治療方法を相談しましょう。

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