HOMEコラムAGA治療びまん性脱毛症の原因は?どのような治療法がある?

びまん性脱毛症の原因は?どのような治療法がある?

「髪が細くなった気がする」「分け目が以前より目立つようになった」

そんな小さな変化に気づいても、「まだ大丈夫だろう」と様子を見てしまう方は少なくありません。

一方で、不安になってインターネットやSNSで情報を集め、市販の商品や話題の方法を試してみたものの、「結局どれが自分に合っているのかわからない」と迷ってしまうケースも多く見られます。

薄毛の悩みは見た目だけでなく、自分らしさや自信にも影響するため、焦って対策を始めたくなるものです。

しかし、髪が薄くなる理由や適した対処法は一人ひとり異なり、自己判断だけでは遠回りになってしまうこともあります。

大切なのは、目の前の症状だけを見るのではなく、「なぜ今、この変化が起きているのか」を正しく知ることです。

この記事では、びまん性脱毛症とはどのような状態なのかをはじめ、知っておきたい基礎知識や考えられる原因、改善に向けた選択肢までをわかりやすく解説します。

「何から始めればいいかわからない」「後悔しない選択をしたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。


びまん性脱毛症とは?

びまん性脱毛症とは、頭部の一部分ではなく、広い範囲で髪が薄くなる状態のことです。

女性の薄毛で多くみられるパターンで、髪全体のボリュームが減ったり、分け目や頭頂部の地肌が以前より目立ったりする変化として現れます。

「びまん性」は、薄毛の広がり方を表す言葉です。

そのため、びまん性脱毛症という一つの病気があるわけではなく、女性型脱毛症や休止期脱毛症など、異なる脱毛症が同じような見た目を示すことがあります。

女性型脱毛症では、頭頂部の比較的広い範囲で髪が薄くなることが特徴です1

初期には、はっきりとした脱毛部分ができるというよりも、「トップがふんわりしなくなった」「髪を結んだときの束が細くなった」「分け目を変えても地肌が目立つ」といった変化から気づくことがあります。

ゆっくり進む場合は毎日鏡を見ていても分かりにくく、写真や美容室の鏡で以前との違いに気づくこともあります。

一般的な円形脱毛症のように、境界が比較的はっきりした脱毛部分が現れる状態とは、薄くなり方が異なります。

ただし、円形脱毛症にも広い範囲で抜けるタイプがあり、見た目だけで原因を判断することはできません。

髪全体が薄くなっている場合は、薄くなった範囲だけでなく、抜け毛が増え始めた時期や進み方も含めて原因を確認することが重要です。

びまん性脱毛症の原因はおもに5つ

びまん性脱毛症は、加齢やホルモンの変化、栄養状態、心身への負担、病気など、さまざまな要因によって起こります。

一つの原因だけでなく、複数の要因が重なっている場合もあるため、生活習慣だけに原因を求めないことが大切です。

抜け毛が増えた時期や体調の変化、服用している薬、普段のヘアケアなどを振り返ると、原因を見極める手がかりになります。

ここでは、びまん性の薄毛に関係するおもな5つの要因を見ていきましょう。

加齢や女性ホルモンの変化

年齢を重ねると、髪の成長期間が短くなったり、一本一本の髪が細くなったりすることがあります。

さらに、更年期前後は性ホルモンの分泌が大きく変化するため、それまで目立たなかった女性型脱毛症が現れやすくなる時期です2

ただし、更年期に髪が薄くなったからといって、必ずしも女性ホルモンの変化だけが原因とは限りません。

加齢による髪の変化や栄養状態、病気などが重なっている可能性もあります。

栄養不足や過度なダイエット

髪の成長には、たんぱく質や鉄をはじめとするさまざまな栄養素が必要です。

食事量を大きく減らすダイエットや偏った食生活が続くと、髪の成長に必要な栄養が不足し、抜け毛につながることがあります。

とくに、急激な体重減少や栄養不良、鉄欠乏性貧血は、休止期脱毛症やびまん性の脱毛と関係する要因です3

食事を見直す際は、特定の食品やサプリメントだけに頼るのではなく、栄養状態そのものを確認することが重要です。

ストレスや睡眠不足

強い精神的ストレスを受けると、成長途中の髪が抜ける準備段階に入り、その数か月後に抜け毛が増えることがあります。

このような脱毛は「急性休止期脱毛症」と呼ばれ、強いストレスがきっかけの一つになると考えられています4

また、睡眠不足が続く生活は、食生活の乱れや心身のストレスなど、髪の健康に関わるほかの要因と重なりやすくなります。

「最近忙しかったから」と決めつけず、抜け毛が続く場合は別の原因も含めて考える必要があります。

病気や薬の影響

甲状腺疾患や貧血、膠原病などの全身性疾患に伴い、頭部の広い範囲で脱毛が起こることがあります。

また、高熱手術大量出血など、身体に大きな負担がかかった数か月後に抜け毛が増える場合もあります。

服用している薬が脱毛に関係する可能性もあるため、抜け毛が始まった時期と薬を飲み始めた時期が近い場合は、処方した医師へ相談しましょう。

自己判断で服用を中止すると、治療中の病気に影響するおそれがあります。

間違ったヘアケアや頭皮への負担

髪を強く引っ張るヘアスタイルを長く続けると、毛根へ繰り返し力が加わり、牽引性脱毛症につながることがあります。

また、強い力でのブラッシングや頻繁なカラー・パーマは、髪や頭皮の負担となり、切れ毛によって全体のボリュームが減ったように見える原因にもなります。

一方で、シャンプーの方法だけが、びまん性の薄毛の原因とは限りません。

ヘアケアを見直しても抜け毛やボリューム低下が続く場合は、女性型脱毛症や休止期脱毛症、病気などが隠れていないか確認することが大切です。

びまん性脱毛症は治る?

びまん性脱毛症は、原因を特定し、それに合った対策や治療を行うことで改善が期待できる場合があります。

ただし、加齢に伴う変化や女性型脱毛症のように徐々に進行するものもあるため、すべての薄毛が自然に元の状態へ戻るとは限りません。

大切なのは、薄毛の原因や進行の程度を見極め、必要な対策を早めに始めることです。

原因によって改善が期待できる

急激なダイエットによる栄養不足や強いストレス、病気、薬の影響など、原因が明確な場合は、その原因を取り除いたり治療したりすることで抜け毛が落ち着く可能性があります。

一方、女性型脱毛症や加齢による薄毛では、原因を一つだけ取り除けば元に戻るとは限らず、状態に応じた継続的な対策や治療が必要になることがあります。

びまん性の薄毛には複数の脱毛症が含まれ、見た目だけでは原因を区別しにくいため、改善の見込みを判断するには、どの脱毛症に当てはまるのかを見極めることが重要です5

「生活習慣を整えれば治る」「育毛剤を使えば改善する」と決めつけず、原因に合った方法を選ぶことが改善への近道です。

早めの対策が改善への第一歩

髪全体のボリューム低下はゆっくり進むことも多く、変化に気づいた時点ですでに薄毛が進行している場合があります。

抜け毛や分け目の広がりが気になり始めた段階で相談すると、問診や頭皮の状態、必要に応じた検査から原因を確認しやすくなります。

とくに、抜け毛が長く続いている場合や、地肌が以前より目立つ場合、体調の変化を伴う場合は、自己判断で様子を見続けず医療機関へ相談しましょう。

早めに原因を確かめることは、適切な対策を選び、薄毛の進行を抑えるための第一歩です。

今日からできるびまん性脱毛症対策

びまん性脱毛症が気になったら、まずは毎日の生活のなかで無理なく取り組めることから始めてみましょう。

食事や睡眠、ヘアケアを一度にすべて変える必要はなく、続けやすいことを一つずつ見直すことが大切です。

ここからは、今日から意識できる具体的な対策を紹介します。

栄養バランスのよい食事を心がける

髪のために特定の食品だけを多くとるのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせ、さまざまな栄養素を摂取することが大切です。

とくに、食事量を極端に減らすダイエットは避け、髪の材料となるたんぱく質や、鉄を含む食品を日々の食事へ取り入れましょう。

食事を見直しても抜け毛が続く場合や、貧血が疑われる場合は、自己判断でサプリメントを増やすのではなく、医療機関で必要な検査を受けることも検討してください。

睡眠やストレスを見直す

起床時間や就寝時間が大きく乱れている場合は、まず毎日の生活リズムをできる範囲で整えてみましょう

寝る直前までスマートフォンを見る習慣を控える入浴して気持ちを落ち着かせるなど、眠りにつきやすい環境をつくることも一つの方法です。

ストレスを完全になくすことは難しいため、休息する時間を確保したり、軽く身体を動かしたりするなど、自分に合った方法で心身の負担を和らげることを意識しましょう。

頭皮に負担をかけないヘアケアを意識する

髪を洗うときは爪を立てず、指の腹で頭皮をやさしく洗い、シャンプーが残らないように十分にすすぎましょう。

洗髪後は濡れたまま長時間放置せず、タオルで強くこすらないように水分を拭き取ってから乾かします。

きつく結ぶ髪型を毎日続けることや、強い力でのブラッシングも避け、髪や頭皮へ繰り返しかかる負担を減らすことが大切です。

まずは、チェックリストのなかから無理なく続けられそうなことを一つ選び、毎日の習慣に取り入れてみましょう。

こうした対策は髪が育つ環境を整えるためのものであり、薄毛の状態によっては治療が必要になることもあります。

 

びまん性脱毛症にはどのような治療法がある?

びまん性脱毛症の治療では、薄毛の原因や症状、進行の程度に合った方法を選ぶことが大切です。

治療法には、頭皮へ薬を塗る外用治療、薬を服用する内服治療、髪をつくる細胞の働きを支える毛髪再生治療などがあります。

それぞれ治療の目的や特徴、注意点が異なるため、自分の状態や希望に合う方法を検討しましょう。

外用治療

外用治療は、薬を頭皮へ直接塗布する方法です。

女性型脱毛症では、発毛を促すミノキシジル外用薬がおもな選択肢となり、日本皮膚科学会のガイドラインでも使用が推奨されています6

ただし、びまん性の薄毛であれば、原因にかかわらずミノキシジルが適しているわけではありません。

使用中に頭皮のかゆみや赤みなどが現れることもあるため、症状や体質を確認しながら治療を続ける必要があります。

内服治療

女性の薄毛に対する内服治療では、症状や原因に応じて、スピロノラクトンやミノキシジル内服、髪に必要な栄養を補うパントガールなどが用いられることがあります。

スピロノラクトンは、男性ホルモンの働きを抑える作用をもつ薬で、女性型脱毛症の進行を抑える目的で処方されることがあります。

ミノキシジル内服は、国内では女性の薄毛治療を目的として承認された薬ではありません。

また、日本皮膚科学会の2017年版ガイドラインでは、安全性が十分に検証されていないことから、男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに「行うべきではない」と評価されています7

パントガールは、髪の成長に必要な栄養を補う内服製品であり、発毛薬とは目的や位置づけが異なります。

また、鉄欠乏性貧血や甲状腺疾患などが関係している場合は、薄毛に対する薬よりも、原因となる病気や栄養状態への治療が優先されます。

内服薬の適応は、妊娠の可能性や持病、服用中の薬などによって異なるため、自己判断で飲み始めず、必要性や副作用を医師へ確認することが大切です。

毛髪再生治療

毛髪再生治療は、髪をつくる細胞の働きを支え、発毛や育毛を促すことを目的とした治療です。

外用薬や内服薬とは異なる方法で髪や頭皮へ働きかけるため、薄毛の原因や治療に対する希望に応じて選択肢となります。

薬を使わずに薄毛治療を受けたい方や、薬による副作用が気になる方、これまでの治療で十分な変化を感じられなかった方にとっても選択肢の一つです。

毛髪再生治療を検討する際は、使用する製剤や施術方法、治療回数、費用などについて説明を受け、自分の希望に合う治療を選びましょう。

思うような改善がみられないことがあるのはなぜ?

びまん性脱毛症の治療を続けても思うような変化がみられない背景には、複数の原因が重なっていたり、毛根の働きが低下していたりすることがあります。

治療の効果が感じられないからといって、すぐに改善が難しいと判断するのではなく、現在の治療が原因や髪の状態に合っているかを見直すことが大切です。

原因が一つではないことがある

びまん性脱毛症では、加齢や女性ホルモンの変化栄養不足ストレス病気など、複数の原因が重なっていることがあります。

一つの原因に対する治療だけを行っていても、ほかの原因が残っていれば、抜け毛や髪のボリュームが思うように改善しないことがあります。

たとえば、発毛を促す治療を受けていても、鉄不足や甲状腺疾患などが関係している場合は、その原因に対する治療も必要です。

現在の治療を続けても変化を感じにくいときは、治療法だけを変えるのではなく、薄毛の原因を改めて確認することが改善への手がかりになります。

毛根の働きが低下していることがある

髪をつくる毛根の働きは、加齢や薄毛の進行などによって徐々に低下することがあります。

毛根の働きが弱まると、髪が十分に成長しにくくなり、治療を始めても変化が現れるまでに時間がかかる場合があります。

とくに薄毛が進行してから治療を始めた場合は、抜け毛が落ち着いても、髪の太さやボリュームの変化をすぐには感じられないことがあります。

改善までに必要な期間には個人差があるため、自己判断で治療を中断せず、髪や頭皮の状態を確認しながら治療方針を見直しましょう。

薄毛が気になり始めた段階で原因を確認しておくと、現在の状態に合った対策を選びやすくなります。

薬だけではない、毛髪再生医療という選択肢

毛髪再生医療は、髪をつくる細胞の働きを支え、髪が育つ力を引き出すことを目指す治療です。

薄毛治療というと、薬を飲む方法や頭皮へ塗る方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、薄毛へのアプローチは薬だけではなく、髪がつくられる場所へ必要な成分を直接届ける毛髪再生医療も選択肢の一つです。

薬による副作用が気になる方や、毎日の服用・塗布を長く続けることに負担を感じる方は、治療の仕組みや通院頻度の違いも踏まえて検討してみましょう。

毛髪再生医療とは

髪は、頭皮の表面から自然に生えてくるものではなく、毛根にある細胞が働くことでつくられています。

ところが、加齢やホルモンバランスの変化などによって毛根の働きが低下すると、髪が十分に成長できなくなり、細く短い状態で抜けやすくなります。

毛髪再生医療は、髪をつくる細胞の働きを支える成分を頭皮へ直接届け、毛根から髪が育ちやすい状態を整える治療です。

治療に使用されるものの一つに、「幹細胞培養上清液」があります。

幹細胞とは、さまざまな細胞へ変化する力を持ち、傷ついた組織の修復などに関わる細胞です。

この幹細胞を培養した際に得られる液体から、細胞そのものや不純物を取り除いたものを幹細胞培養上清液といいます。

幹細胞培養上清液には、細胞同士で情報を伝える成長因子やサイトカインなどが含まれています。

毛髪再生治療では、こうした成分を薄毛が気になる部分へ届けることで、弱くなった毛根の働きを支え、髪の太さやボリュームの改善を目指します。

薬との違い

薬による治療と毛髪再生治療の違い

外用薬や内服薬は、発毛を促したり、薄毛の進行に関わるホルモンの影響を抑えたりする治療です。

一定の効果が期待できる一方で、治療効果を維持するためには、基本的に毎日の服用や塗布を続ける必要があります。

治療を中止すると、薬によって保たれていた効果が失われ、再び抜け毛や薄毛が進行する可能性があります。

また、使用する薬によっては、頭皮のかゆみや赤み、動悸、むくみ、多毛症などの副作用が生じることもあります。

持病や服用中の薬によっては、内服薬を使用できない場合や、慎重な判断が必要になる場合もあります。

一方、毛髪再生治療は、髪をつくる細胞の働きを支える成分を頭皮へ届け、髪が育つ力を引き出すことを目指す治療です。

薬を服用せずに治療できるため、持病や服用中の薬によって内服治療が難しい方でも、医師の診察により治療を受けられる場合があります。

また、毛髪再生治療は内服薬のように全身へ作用させる治療ではないため、薬の服用に伴う全身性の副作用は起こりにくいと考えられます。

ただし、副作用がまったくないわけではなく、施術時の多少の痛みや、施術後の赤み、腫れ、内出血などが一時的に生じることがあります。

また、毛髪再生治療は、月1回程度の施術を複数回行い、効果に満足できた段階で毎月の施術はいったん終了し、その後は髪の状態や希望に応じてメンテナンス治療を受けることもできます。

毎日の服用や塗布を続ける治療とは異なり、治療の負担を抑えながら、満足できる状態を目指せることが毛髪再生治療の特徴です。

どのような人に向いているのか

毛髪再生治療は、薬の副作用や継続に不安がある方だけでなく、薬とは異なる方法で髪のボリューム改善を目指したい方にも選択肢となります。

次のような希望や悩みがある場合は、毛髪再生治療が適しているか医師へ相談してみましょう。

持病の種類や健康状態によっては毛髪再生治療を受けられない場合もあるため、診察時に既往歴や服用中の薬を医師へ伝えることが大切です。

当院の毛髪再生治療について

当院では、幹細胞培養上清液を頭皮へ注入し、髪をつくる細胞が働きやすい状態を目指す毛髪再生治療「ReGrowメソ」を提供しています。

「薄毛治療は男性が受けるもの」というイメージを持たれることもありますが、当院へ来院される方の約40%は女性です。

年代も30代から70代まで幅広く、「最近分け目が気になってきた」「髪のボリュームが減ってきた」といった悩みをきっかけに、多くの方がご相談されています。

効果だけでなく、安全性や品質管理にもこだわり、一人ひとりの頭皮や薄毛の状態に合わせた治療をご提案しています。

高品質な成分と効果へのこだわり

幹細胞培養上清液は、製品ごとに品質が大きく異なります

原料となる組織の違い、培養条件、精製工程、安全性管理の方法によって、含まれる成長因子の種類や濃度には大きな差が生じます。

当院では、国内で流通している複数の上清液を医師が比較検討し、「実際に毛髪治療として使える品質かどうか」を基準に選定しています。

中でも採用しているのが、臍帯由来の幹細胞培養上清液です。

当院の上清液には、髪の太さや成長に関与するKGF(ケラチノサイト増殖因子)は、一般的な製品と比べて約2.4倍多く含まれており、細い毛の太さ改善や密度アップに関与すると考えられています。

成長因子のバランスと濃度に配慮することで、髪が太く育ちやすく、ボリュームの変化を感じやすいのがReGrowメソの特長です。

また、使用する培養上清液はすべて国内GMP準拠施設で製造・管理され、ウイルス・細菌・真菌などのスクリーニング検査を通過した、安全性が確認されたもののみを使用しています。

効果だけでなく、安全性にも配慮した治療設計を行っています。

発毛の実感までの目安

髪の成長には一定の周期(ヘアサイクル)があり、見た目の変化が現れるまでにはある程度の時間が必要です。

ReGrowメソでは、まず毛根の細胞環境が整い始め、その後、髪が太く・強く育つことで、少しずつ変化が表れていきます。

■1〜2ヶ月前後(1〜2回目)
細い産毛が増え始め、触れたときの質感に変化を感じる方がいます。
この時期は、細胞が整い始める準備段階です。

■3〜4ヶ月前後(3〜4回目)
産毛が徐々に太くなり、生え際や分け目の隙間感が目立ちにくくなってきます。
「なんとなく違うかも」と実感し始める方が増える時期です。

■6ヶ月前後〜(5〜6回目)
髪のハリ・コシが戻り、太さや密度の変化を実感しやすくなります。
見た目のボリューム感に変化を感じやすいのもこの頃です。

このように、ReGrowメソでは効果の実感までに複数回の治療が必要になることが多く、6回前後がひとつの目安とされています。

治療開始直後に大きな変化が見られなくても、頭皮の内部では、髪が育つ準備は進んでいます。

ReGrowメソは、ヘアサイクルに沿って髪を育て直す治療であり、時間をかけて太さ・密度・ボリュームを整えていくことを目的とした治療です。

安心して続けられるサポート体制

ReGrowメソは、はじめて毛髪再生治療を受ける方でも、不安を抱えたまま進めることがないよう、診察から施術まで一貫して丁寧なサポートを大切にしています。

当院では、幹細胞培養上清液を頭皮へ注入する際に、水光注射という専用の医療機器を使用しています。

水光注射は、薬剤を一定の深さ・量で均一に注入できることが特徴です。

痛みを抑えながら、液漏れを抑え、毛根へ均一にアプローチしやすいため、当院では水光注射による施術を行っています。

注入治療と聞くと、「痛そう」「怖そう」と感じる方も少なくありません。

痛みの感じ方には個人差がありますが、施術を受けた方からは、「シャープペンシルの芯の先で軽くつつかれるような感覚だった」「思っていたより負担が少なかった」という声もいただいています。

さらに当院では、必要に応じて痛みを和らげるための機械も使用し、できるだけ負担を抑えながら施術を受けていただけるよう配慮しています。

施術前には毎回医師が頭皮の状態を確認し、その日のコンディションや気になる部位に合わせて治療内容を調整します。

また、治療を検討している段階でも安心して相談できるよう、診察・カウンセリングは無料で行っています。

治療内容や費用について十分に納得したうえで、ご自身に合った治療法を選んでいただけます。

女性が通いやすいプライベート空間

施術はすべて完全個室で行っており、周囲の目を気にすることなく、落ち着いた空間で治療を受けていただけます。

「治療していることを知られたくない」

「人目が気になって通いづらい」

といった不安を感じやすい女性の方でも、安心して通っていただける環境です。

施術時間は約10分程度と短く、銀座駅から徒歩圏内の立地のため、仕事帰りやお買い物の合間にも無理なく通うことができます。

治療を受けた方の声

毛髪再生治療は、「本当に効果があるのだろうか」「薬を使わなくても改善が期待できるのだろうか」と、不安を感じながら治療を始める方も少なくありません。

当院では、ミノキシジルなどの発毛剤を併用せず、毛髪再生治療のみで薄毛の改善を目指しています。

そのため、副作用への不安から薬を続けることが難しかった方や、現在の治療を見直したいと考えて来院される方も多くいらっしゃいます。

当院には、ReGrowメソを受けた方から、見た目の変化だけでなく、気持ちの面での変化についても、さまざまなお声が寄せられています。

劇的に増えたというよりも、自然に、少しずつ変わっていく安心感を実感されている方が多いのが特徴です。

薄毛の悩みは、見た目だけでなく、気持ちにも大きな影響を与えることがあります。

だからこそ当院では、結果だけでなく、その過程も含めて安心して治療を続けられる環境づくりを大切にしています。

治療までの流れ

はじめて毛髪再生治療を受ける方でも、納得・安心して進めていただけるよう、シンプルな流れでご案内しています。

「まずは話だけ聞いてみたい」という方も歓迎しています。

無理な勧誘は行っていませんので、安心してご相談ください。

びまん性脱毛症に関するよくある質問

びまん性脱毛症は自然に治りますか?

びまん性脱毛症は、原因によって自然に改善することもあれば、治療が必要になることもあります。

一時的なストレスや過度なダイエット、出産などが関係している場合は、原因が解消されることで抜け毛が落ち着く可能性があります。

一方、女性型脱毛症や加齢による変化などが関係している場合は、自然な改善が難しく、徐々に薄毛が進行することもあります。

原因によって必要な対応が異なるため、抜け毛や髪のボリューム低下が続いている場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関で相談することが大切です。

市販の育毛剤だけでも改善できますか?

市販の育毛剤は、頭皮環境を整えたり、今ある髪を健やかに保ったりするために使用されるものです。

頭皮や髪のケアを目的とする育毛剤は、女性型脱毛症や病気など、薄毛の原因そのものに対する治療とは役割が異なるため、育毛剤だけでは十分な改善につながらないことがあります。

育毛剤を続けても抜け毛や分け目の目立ち方が変わらない場合は、原因に合った治療が必要かどうかを確認してみましょう。

びまん性脱毛症は再発することがありますか?

びまん性の薄毛は、原因となった状態が再び生じたり、女性型脱毛症のように進行する脱毛症が関係していたりすると、改善後に再び抜け毛やボリューム低下がみられることがあります。

たとえば、栄養不足や強いストレスが繰り返された場合や、女性型脱毛症のように進行しやすい脱毛症が関係している場合には、再び髪のボリュームが低下する可能性があります。

再び抜け毛やボリューム低下がみられる可能性を抑えるには、原因に応じた対策や治療を継続し、髪の状態を確認することが大切です。

治療後も髪の状態を確認し、変化がみられた段階で早めに相談すると、進行する前に対応しやすくなります。

毛髪再生治療はどのような仕組みの治療ですか?

毛髪再生治療は、髪をつくる細胞の働きを支える成分を頭皮へ届け、髪が育ちやすい状態を整える治療です。

治療に用いられる製剤の一つに、幹細胞を培養する過程で得られる「幹細胞培養上清液」があります。

幹細胞培養上清液には、細胞同士の情報伝達に関わる成長因子やサイトカインなどが含まれています。

これらの成分を薄毛が気になる部分へ注入し、低下した毛根の働きを支えることで、髪の太さや密度、ボリュームの改善を目指します。

抜け毛を抑えることだけを目的とするのではなく、髪をつくる細胞の働きを支え、発毛や育毛を目指す点が特徴です。

毛髪再生治療はどのような人に向いていますか?

毛髪再生治療は、薬による副作用が気になる方や、毎日の服用・塗布を長く続けることに負担を感じる方にとって選択肢の一つです。

持病や服用中の薬によって内服治療が難しい方でも、健康状態を確認したうえで受けられる場合があります。

また、現在の治療だけでは髪の太さやボリュームに十分な変化を感じられない方や、薬とは異なる方法で薄毛の改善を目指したい方も検討できます。

ただし、薄毛の原因や健康状態によって適した治療は異なるため、診察を受けたうえで治療の適応を判断することが必要です。

毛髪再生治療に副作用はありますか?

毛髪再生治療は内服薬のように全身へ作用する治療ではないため、薬の服用に伴う全身性の副作用は起こりにくいと考えられます。

ただし、頭皮へ製剤を注入するため、施術時の痛みや、施術後の赤み、腫れ、内出血などが一時的に生じることがあります。

また、使用する製剤や施術方法によって注意点が異なるため、治療前に起こり得る症状や対応について説明を受けておくことが大切です。

持病やアレルギーがある方、治療中の病気や服用中の薬がある方は、診察時に医師へ伝えましょう。

「年齢のせい」とあきらめる前に

びまん性脱毛症は、加齢や女性ホルモンの変化だけでなく、栄養不足、ストレス、病気、薬の影響など、さまざまな原因によって起こります。

原因によっては生活習慣の見直しで改善が期待できる一方、女性型脱毛症のように、適切な治療を受けなければ徐々に進行する薄毛が関係していることもあります。

「年齢のせいだから仕方がない」と決めつけず、まずは現在の頭皮や髪の状態を確認し、自分に合った対策を見つけることが大切です。

外用薬や内服薬だけでなく、髪をつくる細胞の働きを支える毛髪再生治療も選択肢の一つです。

抜け毛が長く続いている方や、分け目・髪全体のボリュームが気になり始めた方は、毛髪再生治療が自分に合うかどうか、まずは当院へご相談ください。

  1. 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版.
  2. 板見智, 宮地良樹. 髪の悩みに応える皮膚科診療-毛髪最前線-. 南山堂; 2006. 51~53ページ.
  3. 板見智, 宮地良樹. 髪の悩みに応える皮膚科診療-毛髪最前線-. 南山堂; 2006. 53~55ページ, 84ページ.
  4. 板見智・宮地良樹『髪の悩みに応える皮膚科診療-毛髪最前線-』(株式会社南山堂、2006年)51、52、53、54、55ページ。
  5. 株式会社医学出版『美容皮膚医学BEAUTY』2022年3月40号 44〜45ページ.
  6. 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版.
  7. 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版.