「おでこが広くなった気がするけれど、まだ大丈夫」と自己判断したり、SNSで見つけた情報だけを頼りに対策を始めたりして、あとから「もっと早く相談すればよかった」と後悔する方は少なくありません。
生え際の後退は、髪型や光の当たり方による見え方の変化でそう感じることもあれば、AGA(男性型脱毛症)の初期サインである可能性もあります。
だからこそ、「生え際 失敗例」として多いのは、正しい知識がないまま放置したり、安さや手軽さだけで治療を選んでしまったりするケースです。
薄毛の原因や進行の仕方は人によって異なるため、本当に必要なのは、見た目の印象だけで決めることではなく、今の状態を正しく見極めることです。
多くのトラブルは、情報不足のまま判断してしまうこと、そして相談先を間違えてしまうことから起こります。
この記事では、生え際はどこから後退といえるのか、AGAの可能性があるサイン、セルフチェックのポイント、さらに後悔しないクリニックの選び方までわかりやすく解説します。
生え際の変化に不安がある方が、自分に合った対策を冷静に考えるための判断材料として、ぜひ最後までご覧ください。
目次
生え際はどこからが後退?気になったときの判断の目安

生え際の後退が気になり始めると、「これは薄毛なのか、それとも気のせいなのか」と迷ってしまう方も多いかもしれません。
実際、生え際の広さや形にはもともと個人差があるため、見た目だけで判断するのは難しいことがあります。
そのため、生え際の変化を判断する際には、いくつかのポイントを目安として確認することが大切です。
ここでは、生え際の後退が気になったときに確認したい代表的な4つのポイントを紹介します。

おでこの広さはどのくらいが目安?
生え際の広さを判断する方法としてよく知られているのが、「指で測る方法」です。
一般的には、眉の上から生え際までの距離が 指4本以上あると、おでこが広いと感じる人が多いとされています。
ただし、この方法はあくまで目安の一つです。
おでこの広さは骨格や顔のバランスによっても大きく異なります。
そのため、指の本数だけで「後退している」と判断するのではなく、もともとの生え際の形や顔立ちとのバランスもあわせて確認することが大切です。
過去の写真と比較する
生え際の変化は、ゆっくりと進むことが多いため、自分では気づきにくいことがあります。
そのようなときに役立つのが、過去の写真との比較です。
数年前の写真や、同じ角度で撮影された写真を見比べることで、生え際の位置や形の変化に気づきやすくなることがあります。
とくに、
・生え際の左右の形
・髪のボリューム
などを意識して確認すると、変化を客観的に把握しやすくなります。
産毛のような細い毛が増えていないか
生え際の変化を確認する際には、髪の太さにも注目することが重要です。
AGA(男性型脱毛症)では、毛包が徐々に小さくなる「ミニチュア化」と呼ばれる現象が起こると考えられています。
この変化が起こると、本来は太く成長する髪の毛が、細く短い毛へと変化していきます。
その結果、生え際に
・短くて弱い毛
が増えているように感じることがあります。
このような変化がある場合は注意が必要です。
M字型に変化していないか
生え際の後退でよく見られる変化の一つが、M字型の形です。
これは、生え際の中央部分よりも左右の部分が先に後退することで、アルファベットのMのような形になる状態を指します。
AGA(男性型脱毛症)では、このような生え際の左右からの後退が初期の変化として現れることがあります。
以前と比べて
・M字の形がはっきりしてきている
このような変化が見られる場合、生え際の後退が進んでいる可能性があります。
生え際の後退はAGA?進行する薄毛の特徴

生え際の変化が気になったとき、「もしかしたらAGAなのだろうか」と不安に感じる方もいるかもしれません。
実際、生え際の後退は AGA(男性型脱毛症)でよく見られる症状の一つとされています。
AGAは、男性ホルモンの影響によってヘアサイクルが乱れ、髪の成長期が短くなることで進行すると考えられています1。
症状が現れる年齢には個人差がありますが、20代〜30代頃から生え際の変化に気づく方も少なくありません。
参考文献:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版。
日本人男性のAGA発症割合は、全年齢平均で約30%とされています。
また、20代でも約10%、30代では約20%とされており、若い年代でも薄毛の変化を感じる方は一定数存在します。
そのため、生え際の変化に気づいた場合には、年齢に関わらず状態を確認することが大切です。
AGAは進行性の脱毛症
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの影響によって起こる脱毛症です。
体内の男性ホルモンであるテストステロンが、5α還元酵素という酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで、毛根に影響を与えると考えられています2。
この影響によってヘアサイクルが乱れ、髪の成長期(太く、長く生えている期間)が短くなることがあります。

その結果、本来であれば太く長く成長する髪が、十分に成長する前に抜けてしまい、徐々に細い髪が増えていくことがあります。
そして、AGAの特徴の一つは、時間とともに少しずつ進行していくことです。
そのため、初期の変化に早く気づくことが重要とされています。

生え際に症状が出やすい理由
AGAでは、生え際や頭頂部から症状が現れることが多いとされています。
これは、生え際や頭頂部の毛根が DHTの影響を受けやすい性質を持つと考えられているためです56。
外用薬(ミノキシジル)
外用薬として広く使用されているのが、ミノキシジルです。
ミノキシジルは頭皮に塗布して使用する薬で、血流を改善することで毛根に栄養が届きやすい環境を整え、発毛を促すとされています。

内服薬が抜け毛の進行を抑える治療であるのに対し、ミノキシジルは 発毛を促す治療として使用されることが多い薬です。
自宅で継続して使用できる治療ですが、副作用として、かゆみや赤み、かぶれなどの皮膚症状が出ることがあります7。
毛髪再生医療
毛髪再生医療は、毛根の細胞の働きに直接アプローチする治療です。
幹細胞培養上清液など、成長因子を含む製剤を頭皮に注入することで、毛根の環境に働きかけ、発毛を促すことを目的としています。

従来のAGA治療が薬によって進行を抑えることを中心としているのに対し、毛髪再生医療は毛根に直接働きかける治療として注目されています。
また、頭皮に直接施術を行う治療のため、全身に作用する薬と比べて 全身性の副作用が少ないとされている点も特徴の一つです。
薬による治療とは異なるアプローチとして、近年関心が高まっている治療方法の一つです。
| 治療の種類 | おもな目的 | 治療方法 | 副作用の可能性 | 継続の考え方 |
|---|---|---|---|---|
| 毛髪再生治療 | 毛根環境に働きかける | 月1回の施術 | 全身性副作用は比較的少ない | 効果に満足したらメンテナンス治療へ移行 |
| 内服薬 | 抜け毛の進行を抑える | 毎日服用 | 性機能・肝機能障害など | 継続で効果を維持 |
| 外用薬 | 発毛を促す | 毎日塗布 | かゆみ・かぶれなど | 継続で効果を維持 |
毛髪再生医療が生え際の薄毛悩みに向いている理由

毛髪再生医療とは、成長因子などを含む製剤を頭皮に注入し、毛根の細胞の働きを活性化させることで発毛を促す治療法です。
従来のAGA治療が「薬で進行を抑える」ことを中心としているのに対し、毛髪再生医療は毛を生やす力そのものをサポートする治療として注目されています。

毛髪再生医療は、気になる部分に直接製剤を注入する治療のため、生え際や分け目など特定の部位に限定して治療できる点が特徴です。
内服薬のように全身に作用しない
ミノキシジルなどの内服薬は全身に作用するため、生やしたい部分以外の体毛が濃くなることがあります8。
一方で毛髪再生医療は、気になる部分に直接製剤を注入し、全身に作用する治療ではないため、内服薬と比較して全身性の副作用が起こりにくいと考えられています。

生え際は薬だけでは改善しにくいケースがある
生え際はAGAの影響を受けやすい部位の一つとされています。
そのため、内服薬によって抜け毛の進行を抑えていても、生え際の変化はゆるやかにしか改善しないと感じることもあります。
内服薬や外用薬は薄毛の進行を抑えることを目的とした治療であり、薬を使用している間にのみ効果が持続する対症療法とされています。

また、薄毛が進行すると毛根の細胞が弱くなり、治療の効果を実感しにくくなることもあります。

そのため、毛髪再生医療のように毛根の細胞に直接働きかける治療が、中心的な選択肢として検討されることも増えてきています。
銀座ステムファインクリニックの毛髪再生治療が生え際の治療に選ばれている理由

ここまで、生え際の後退が起こる原因や、AGAとの関係について解説してきました。
生え際の変化は見え方の影響によることもありますが、AGAなどの脱毛症が関係していることもあります。
当院にはこれまで、生え際の後退や薄毛に悩む多くの患者様がご相談に来られています。
とくに来院される方の中には、
・薬だけでは十分な変化を感じられなかった方
・薬の副作用に悩んでいる方
が多くいらっしゃいます。
当院の毛髪再生治療は、毛根に直接働きかけることで、より根本に近い部分へアプローチする治療です。
発毛に特化した幹細胞培養上清液
当院の毛髪再生治療では、発毛に必要な働きに着目して培養された幹細胞培養上清液を使用しています。
国内で流通している製品を複数比較したうえで、発毛効果が確認されているものを選定しています。
とくに当院では、臍帯(へその緒)由来の幹細胞培養上清液を100%使用しています。

臍帯由来の幹細胞は、脂肪由来や歯髄由来のものと比べて、体に異物として認識されにくく、免疫的な刺激が少ないことが報告されており、体へのなじみやすさという点でも薄毛治療に適した性質を持っています9。
さらに、当院で使用している培養上清液は、発毛に関わる働きに着目して培養されており、毛髪の成長に重要な成長因子のひとつであるKGF(ケラチノサイト増殖因子)を豊富に含んでいる点が特徴です10。

実際に、国内で広く流通している幹細胞培養上清液との比較評価では、毛髪の密度・太さのいずれにおいても、約2倍の向上が確認されています。

そのため当院では、発毛に関わる働きに着目し、成分や培養方法を考慮した幹細胞培養上清液を選定しています。
薄毛に悩む患者様にとって、意味のある治療につながることを大切にしています。
治療効果と安全性を重視した医療体制
毛髪再生治療は、「幹細胞培養上清液を使えばそれで良い」という単純なものではありません。
どの成分を、
どの頭皮の状態に、
どの方法で届けるかによって、
効果の出方や安全性は大きく変わります。
当院では、医師が薄毛の原因や進行度、頭皮の状態を確認したうえで、一人ひとりに合わせた治療計画を立ててから施術を行います。

また、幹細胞培養上清液の注入には、水光注射という専用の医療機器を使用しています。

塗布や噴霧と違い、成分が流れ落ちにくく、必要な部位に均一に届けやすい方法です。

注入時には多少の圧迫感を感じることがありますが、これまでに「痛みに耐えられずに治療を中止した」という方はいません。
実際には、「シャープペンで軽く突かれる程度の感覚だった」と表現される患者様もいらっしゃいます。
治療後の赤みや腫れなどについても、医師・看護師が経過を確認しながらフォローを行い、安全性に配慮した体制で治療を提供しています。
そのうえで、治療の変化をどのくらいで実感できるのかも、多くの方が気になるポイントです。
薄毛治療に用いられる内服薬や外用薬では、見た目の変化を実感するまでに一定の期間が必要とされています。
一般的には、効果を感じるまでに6か月程度の継続が目安とされています11。
再生医療による毛髪再生治療は、毛母細胞や毛根周囲の細胞環境に働きかけることで発毛を促す治療です。
そのため、比較的早い段階で変化を実感される方もいます。
当院の治療では、約2か月で85%の方が発毛の変化を実感されています
(12。

薄毛改善症例と患者様の声
当院の毛髪再生治療による症例の一例をご紹介します。
変化の現れ方は、薄毛の原因や進行度、生活習慣などによって異なりますが、頭皮環境を整えることで、髪の密度や太さの改善につながるケースがあります。
上:47歳男性(治療6回)/つむじの透け感が改善(6か月後)
中央:30歳男性(治療6回)/頭頂部の密度が改善(6か月後)
下:33歳男性(治療6回)/生え際の密度が改善(7か月後)
※効果の現れ方には個人差があります。
無理なく続けやすい診療体制
薄毛治療は、一定期間継続することで変化を実感しやすくなる治療です。
そのため当院では、通いやすさにも配慮しています。
当院は銀座駅から徒歩4分の立地にあり、仕事帰りや予定の合間でも無理なく通院できる環境です。


また、施術時間は1回あたり10分程度のため、忙しい方でも通院しやすい治療です。

当院は完全予約制のため、待ち時間が少ない環境です。
また、カウンセリングから施術まで個室で対応しているため、ほかの患者様と顔を合わせにくく、プライバシーに配慮した環境で治療を受けていただけます。

落ち着いた環境で治療に向き合えることも、安心して通院を続けていただくために大切だと考えています。
毛髪再生医療の費用と治療期間

当院の毛髪再生治療の料金は、1回22万円(税込)です。
決して安価な治療ではありませんが、
・発毛を目的とした培養方法
・水光注射による注入技術
・医師による管理体制
まで含めた費用となっています。
本当に薄毛に悩み、改善を望んでいる方にとって、意味のある治療でありたいと考えています。
そのため、使用する幹細胞培養上清液の品質管理や培養環境にもこだわり、安定した質を保つことを重視しています。

幹細胞培養上清液は、品質を一定に保つために培養・管理工程が重要であり、大量生産が難しい側面があります。
とくに再生医療に使用される製剤は、培養環境や品質管理によって治療結果が左右される可能性があるため、画一的な大量生産が難しいという特徴があります。
そのため、製造ごとに丁寧な管理が求められ、品質を重視した製造が行われています。
だからこそ当院では、価格だけを重視するのではなく、安全性と治療効果の両立を目指した医療提供を大切にしています。
毛髪再生医療の治療回数や期間には個人差がありますが、当院では6回程度の施術を目安に治療計画を立てることが多くなっています。

毛髪はヘアサイクルに沿って成長するため、変化は徐々に現れていきます。
初期には細い産毛が生え始め、その後少しずつ太く成長し、髪の密度やボリュームの変化を実感しやすくなります。

効果の現れ方には個人差がありますが、状態に満足された場合は、その後定期的なメンテナンス治療へ移行することも可能です。
生え際の後退が気になったら早めに相談することが大切

生え際の後退が気になっても、見え方の影響によることもあれば、AGAなどの脱毛症の初期変化であることもあります。
AGAは進行性の脱毛症とされており、時間の経過とともに少しずつ症状が進むことがあります。
そのため、生え際の変化に気づいた場合は、現在の頭皮や毛髪の状態を一度確認しておくことが大切です。
医療機関では、頭皮や毛髪の状態を客観的に確認し、薄毛の原因や現在の進行状況を把握することができます。
例えば、マイクロスコープなどを使用して頭皮や毛根の状態を確認することで、髪の太さや毛穴の状態、産毛の増加などを詳しく確認することができます。
こうした専門的な確認によって、生え際の変化がAGAによるものなのか、見え方によるものなのかを判断することができます。

よくある質問

生え際の後退は勘違いのこともありますか?
はい、生え際の後退が勘違いであることもあります。
髪型や分け目、光の当たり方などによって、生え際が実際よりも広く見えることがあります。
また、もともとの生え際の形やおでこの広さによって、生え際が後退しているように感じることもあります。
ただし、生え際の変化がAGAなどの脱毛症の初期サインとして現れている可能性もあります。
気になる変化がある場合は、頭皮や毛髪の状態を一度確認しておくと安心です。
自分では判断しにくい場合は、医療機関で相談することも一つの方法です。
生え際はどこからが後退といえますか?
生え際の後退には明確な基準があるわけではありません。
一般的には、眉の上から生え際までの距離が指4本以上あると、おでこが広いと感じる方が多いとされています。
ただし、生え際の形や骨格には個人差があるため、この方法はあくまで目安の一つです。
過去の写真と比較して、生え際の位置や形に変化がないかを確認することも参考になります。
生え際だけ後退することはありますか?
はい、生え際だけ後退することはあります。
AGAでは、生え際や頭頂部など特定の部位から薄毛が進行することが多く、生え際の左右が後退してM字型になる変化が見られることがあります。
このような変化はAGAの初期段階で見られることもあるため、生え際の形が以前と比べて変わってきた場合は注意して状態を確認しておくと安心です。
生え際の後退は何歳くらいから始まりますか?
AGAは思春期以降に発症する可能性があり、20代から症状に気づく方もいれば、30代・40代以降に変化を感じる方もいます。
また、AGAには遺伝的な要因も関係しているとされており、家族に薄毛の方がいる場合は発症リスクが高くなる可能性があります。
実際に、父親に脱毛症がある男性は、父親に脱毛症がない男性と比べて脱毛を経験する可能性が約2倍以上高かったと報告されています13。
そのため、年齢だけで判断するのではなく、髪や生え際の変化に目を向けていくことが大切です。
若い年代でも生え際の変化に気づくことは珍しくありません。
生え際の後退が自然に戻ることはありますか?
生え際が後退しているように見えても、髪型や分け目などの影響でそう見えている場合は、スタイリングを変えることで印象が変わることもあります。
しかし、AGAによる生え際の後退の場合、自然に元の状態に戻ることは難しいとされています。
そのため、薄毛の進行が疑われる場合は、早めに状態を確認し、必要に応じて対策を検討することが重要です。
AGA治療はどのくらい続ける必要がありますか?
AGAは進行性の脱毛症のため、治療を継続することが基本とされています。
内服薬や外用薬による治療は、使用している間に効果が持続するとされており、中断すると再び薄毛が進行する可能性があります。
一方、毛髪再生医療は毛根環境に働きかける治療であり、治療計画や施術回数は個人の状態によって異なります。
効果に満足した時点で、定期的なメンテナンス治療に切り替えることもできます。
一般的には、6か月程度(6回前後)を一つの目安として治療を行うケースが多いとされています。
毛髪再生医療はどのくらいで効果が出ますか?
毛髪再生医療の効果を実感するまでの期間には個人差がありますが、毛髪の成長サイクルの関係から、数か月かけて変化が現れることが一般的です。
初期には細い産毛が生え始め、その後徐々に太く成長し、ボリュームの変化を感じやすくなるとされています。

頭皮の状態によっても変化のスピードは異なるため、治療計画は医師と相談しながら進めていくことが大切です。
毛髪再生医療は副作用がありますか?
毛髪再生医療は頭皮に直接施術を行う治療のため、内服薬のように全身に作用する副作用は少ないとされています。
ただし、施術後に軽い赤みや腫れ、違和感などが一時的に出ることがあります。
こうした症状は時間の経過とともに落ち着くことが一般的ですが、気になる症状がある場合は、無理をせず医師に相談するようにしましょう。
生え際の後退が気になったときが対策を考えるタイミング

生え際の変化は、AGAなどの脱毛症の初期サインとして現れることがあります。
AGAは進行性の脱毛症とされており、放置すると少しずつ症状が進む可能性があります。
そのため、生え際の後退が気になり始めたタイミングは、現在の状態を知り、今後の対策を考えるきっかけになります。
生え際の変化が薄毛によるものか見え方の影響によるものかは、自分だけでは判断が難しいこともあるため、気になる場合は一度頭皮や毛髪の状態を確認しておくことが大切です。
当院では、生え際の後退や薄毛について無料カウンセリングを行っています。
自宅から相談できるオンライン相談にも対応しているため、
「自分の状態が薄毛なのか知りたい」
「治療が必要か相談したい」
という方も、お気軽にご相談ください。
参考文献
- 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版。
- 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版。
- Sawaya ME, Price VH. “Different levels of 5α-reductase type I and II, androgen receptor, and androgen receptor mRNA in scalp hair follicles of men with androgenetic alopecia.” Journal of Investigative Dermatology. 1997;109(3):296-300. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9284093/3。
そのため、AGAが始まると
・生え際が後退する
・M字型の形が深くなる
・頭頂部のボリュームが減るといった変化が見られることがあります。
とくに、生え際は見た目の変化に気づきやすい部位のため、最初に違和感を覚える方も少なくありません。
「気のせい」と思って放置するリスク
生え際の変化は、ゆっくり進むことが多いため、
「まだ大丈夫かもしれない」
「気のせいかもしれない」
と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、AGAによる生え際の変化は自然に改善することは少なく、時間の経過とともに髪のボリュームがさらに減っていく可能性があります。
また、進行すると生え際の後退だけでなく、頭頂部のボリューム低下など、薄毛の範囲が広がっていくこともあります。
そのため、生え際の変化に気づいたときは、現在の状態を一度確認しておくことが大切です。
生え際の後退は勘違い?そう感じるよくある理由

生え際が広くなったように見えても、必ずしも薄毛が進行しているとは限りません。
生え際の見え方はさまざまな要因によって変わるため、実際には後退していない場合もあります。
たとえば、生まれつきの生え際の形や髪型、髪のボリュームの変化などによって、生え際が後退しているように見えることがあります。
ここでは、生え際の後退を勘違いしやすい主な理由について紹介します。
もともとの生え際の形の影響
生え際の形には個人差があり、もともとおでこが広く見えやすい方もいます。
たとえば、生まれつき生え際の左右がやや後ろに入った M字型の生え際の場合、髪の量が十分にあっても生え際が広く感じられることがあります。
また、おでこの形や骨格のバランスによって、生え際の位置が目立ちやすくなることもあります。
このような特徴は生まれつきのもののため、必ずしも薄毛やAGAを意味するわけではありません。
髪型や分け目の変化
生え際の見え方は、髪型や分け目によっても大きく変わることがあります。
分け目の位置が変わると、頭皮の見える範囲が広がり、生え際が後退しているように感じることがあります。
また、前髪の量やスタイリングによっても、生え際の印象は変わります。

たとえば、前髪のボリュームが減ったり、分け目が固定されていたりすると、生え際が強調されて見えることがあります。
そのため、髪型の変化によって、生え際が広くなったように感じることもあります。
髪のハリ・コシの低下
髪のボリュームの変化によって、生え際が後退しているように見えることもあります。
加齢やヘアサイクルの変化によって髪が細くなると、髪全体のハリやコシが弱くなることがあります。
その結果、髪が立ち上がりにくくなり、以前よりも生え際の密度が低く見えることがあります。
髪のボリュームが減ったように感じると、生え際が後ろに下がったように見えることもあるため、このような変化が、後退しているのではと感じる理由になることもあります。
鏡や写真の見え方の違い
生え際の見え方は、光の当たり方や撮影方法によっても変わることがあります。
たとえば、上から強い照明が当たると、頭皮が透けて見えやすくなり、生え際が広く感じられることがあります。
また、スマートフォンのカメラは広角レンズで撮影されることが多く、顔の上部が強調されやすい特徴があります。
そのため、写真を見たときに、生え際が実際よりも広く見えることがあります。
鏡や写真の見え方の違いによって、生え際の後退を強く感じてしまうこともあります。
生え際の後退が気になるときのAGAセルフチェック

生え際の変化が気になったときは、髪や頭皮の状態をいくつかのポイントから確認してみましょう。

複数当てはまる場合は、AGAの影響が関係している可能性があります。
気になる変化がある場合は、医療機関で現在の状態を確認しておくことをおすすめします。
早い段階で状態を把握することで、適切な対応につなげやすくなります。
生え際の後退が気になる場合のAGA治療の選択肢

生え際の後退がAGAによるものである場合、いくつかの治療方法が選択肢として考えられます。
AGA治療は、抜け毛の進行を抑える治療や、発毛を促す治療など、目的やアプローチによって方法が異なります。
おもな治療の選択肢には、次のようなものがあります。

それぞれの特徴について見ていきましょう。
内服薬(フィナステリド・デュタステリド)
内服薬は、AGA治療の基本となる治療方法の一つです。
フィナステリドやデュタステリドは、男性ホルモンから作られるDHT(ジヒドロテストステロン)の働きを抑えることで、抜け毛の進行を抑えるとされています。

AGAでは、このDHTが毛根に影響を与えることでヘアサイクルが乱れ、髪の成長期が短くなると考えられています。
そのため内服薬は、薄毛の進行を抑えることを目的とした治療です。
効果を維持するためには、毎日継続して服用することが基本とされています。
一方で、副作用として、性機能に関する症状や肝機能への影響などが報告されているため、医師の管理のもとで使用することが必要です42021年8月改訂(第1版) 5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル添付文書。
- 2023年8月改訂(第4版)*2023年6月改訂(第3版) 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬◎男性型脱毛症用薬◎ フィナステリド錠添付文書。
- 壮年性脱毛症における発毛剤 ミノキシジル配合外用液5%「FCI」富士化学工業株式会社 添付文書。
- Ratchathorn Panchaprateep, Suparuj Lueangarun. “Efficacy and Safety of Oral Minoxidil 5 mg Once Daily in the Treatment of Male Patients with Androgenetic Alopecia: An Open-Label and Global Photographic Assessment.” National Library Of Medicine, 2020 Sep 24, https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7649170/。
- Mastrolia I, et al. “The immunomodulatory properties of mesenchymal stem cells: from bench to bedside.” Stem Cell Research & Therapy. 2019.
- Greco V., Chen T., Rendl M., et al. “A Two-Step Mechanism for Stem Cell Activation during Hair Regeneration.” Cell 2009;137(6): 1014-1025. DOI:10.1016/j.cell.2009.04.026.など
- 壮年性脱毛症における発毛剤 ミノキシジル配合外用液5%「FCI」富士化学工業株式会社 添付文書
- 治療名:幹細胞セクレトーム(臍帯由来)『ReGrowメソ』/実施2ヶ月目調査
調査期間:2024年5月30日~6月24日/調査方法:電話アンケート/回答者数:20名/自社調べ - W Cameron Chumlea, Thomas Rhodes, Cynthia J Girman, Amy Johnson-Levonas, Flavius R W Lilly, Ruishan Wu, Shumei S Guo. “Family history and risk of hair loss.” National Library Of Medicine, 2004;209,https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15237265/.




