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AGA治療薬と肝臓・肝機能障害との関係

「AGA治療薬を飲み始めたら、肝臓に負担がかかるのではないかと不安になった」

「ネットで“AGA治療 肝臓 副作用”という情報を見て、治療を続けていいのか迷ってしまった」

こうした声は、薄毛治療を検討する方からよく聞かれます。

実際に、フィナステリドやデュタステリドなどのAGA内服薬は体内で代謝される際に肝臓が関与する薬であり、体質や持病によっては注意が必要なケースもあります。

この記事では、AGA治療薬と肝臓の関係、肝機能が気になる方が知っておきたいこと、さらに薬に頼らない薄毛治療という選択肢まで、わかりやすく解説します。

後悔しない薄毛治療のために、まずは正しい知識とクリニックの選び方を知るところから始めてみましょう。

AGA内服薬(フィナステリド・デュタステリド)を服用する際に知っておきたい肝臓への影響

AGA治療で用いられる内服薬は、体内で代謝される際に肝臓の働きが関与します。

たとえばAGA治療で使用されるフィナステリド・デュタステリドは「おもに肝臓で代謝される」とされており、肝機能障害のある患者では血中濃度が上昇する可能性があるとされています1

「肝臓で代謝される」とは、AGA薬が体内で分解・処理される過程に肝臓が関わるという意味です。

内服した薬は血液を通って肝臓に運ばれ、酵素の働きによって分解された後、尿や便として体外へ排出されます。

このように、AGA治療薬はおもに肝臓で代謝されるため、持病や体質によっては医師の判断のもとで服用の可否を検討することが重要です。

AGA薬の肝機能障害の報告はある?頻度・発生確率は?

フィナステリドの安全性については、1,553人の男性を対象とした大規模な臨床試験でも評価されています。

この研究ではフィナステリド1mgを1年間投与した結果、有害事象の発生率はプラセボ群と大きな差はなく、安全性は良好と報告されています2

一方で、頻度不明ではあるものの、フィナステリドとデュタステリドともにでは重大な副作用として肝機能障害(頻度不明)が治療薬の添付文書には記載されています3

いずれも添付文書上、発生頻度は明確に示されておらず「頻度不明」とされているため、一般的に多く見られる副作用とは位置づけられていません。

さらに、台湾人男性のAGA患者を対象とした臨床研究では、34名にフィナステリド1mgを12か月間投与して安全性が検証されています。

この研究では、5例で肝機能検査値の異常が報告されたものの、薬剤との明確な因果関係は確認されなかったと報告されています4

以上のことから、過度に心配する必要はありませんが、可能性がある以上、体調変化には注意することが大切です。

肝機能への影響に注意が必要なケース

とくに注意が必要なのは、もともと肝機能に問題がある場合です。

デュタステリドは、重度の肝機能障害のある人には使用できません5

肝機能に不安がある場合も、安全性が十分に確認されていないため、医師の判断のもと慎重に検討する必要があります。

さらに一般的に、肝臓は薬剤の代謝を担う臓器であるため、複数の薬を服用している場合やアルコール摂取量が多い場合には、肝臓への負担が大きくなる可能性があります。

そのため、既往歴や服薬状況、生活習慣も含めて総合的に治療方針を検討することが重要です。

不安がある場合は、自己判断で開始・中止をせず、血液検査の結果も踏まえて医師に相談することが大切です。

AGA治療薬で肝機能障害が疑われたときの対処法

男性医師による問診の様子

先ほどもお伝えしたとおり、AGA治療薬(フィナステリド・デュタステリドなど)は主に肝臓で代謝されるため、まれではありますが肝機能への影響が疑われるケースもあります。

体調の変化や検査値の異常が見られた場合は、自己判断で続けるのではなく、次のような対応が重要です。

① まずは服用を中止し、医師に相談する

肝機能障害が疑われる症状(倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸、尿の色が濃くなるなど)が出た場合は、いったん服用を中止し、速やかに医療機関へ相談することが基本です。

自己判断で飲み続けると、症状が悪化する可能性もあるため注意が必要です。

② 血液検査で肝機能を確認する

医療機関では、血液検査によって肝機能の状態を確認します。一般的には以下のような項目がチェックされます。

  • AST(GOT)
  • ALT(GPT)
  • γ-GTP
  • ビリルビン

これらの数値を確認し、薬剤性肝障害の可能性があるかどうかを判断します。

③ 医師の判断で治療方針を調整する

検査結果に応じて、医師が治療方針を見直します。たとえば次のような対応が検討されます。

  • AGA治療薬の中止
  • 減量や別の治療法への変更
  • 経過観察(数週間〜数か月)

多くの場合、薬剤が原因であれば服用中止によって肝機能は改善するケースが多いとされています。

④ 無理に治療を続けないことが重要

薄毛治療は長期的な治療になるため、「少し体調がおかしいけれど我慢して続ける」という判断はおすすめできません。

  • 体調の変化があった場合は、
  • 医師に相談する
  • 定期的に検査を行う
  • 体に合った治療法を選ぶ

といった形で、安全性を確認しながら治療を続けることが大切です。

なぜ肝臓が心配でAGA治療をためらう人が多いのか

AGA治療に興味はあっても、「体への負担が心配で踏み出せない」と感じる方は少なくありません。

とくに内服薬は体の内側から作用する治療法であるため、肝臓への影響を不安に思う方も多い傾向があります。

ここでは、実際によくある不安の理由について整理します。

長期服用=体に負担が蓄積するのでは?という不安

AGA治療薬は、効果を維持するために継続服用が必要とされています。

例えばフィナステリドは、効果判定まで通常6か月の投与が必要とされており、短期間で終了する治療ではありません6

このように「長期間飲み続ける可能性がある薬」であることが、体への負担が蓄積するのではないかという心理的な不安につながることがあります。

肝臓は沈黙の臓器と言われるため変化に気づきにくい

肝臓は、機能が低下しても初期には自覚症状が現れにくい臓器とされています。

そのため、体調の変化として異常を感じにくく、「もし影響が出ても気づけないのではないか」と感じてしまう方もいます。

こうした特性が、肝臓に関わる薬の使用に対する不安につながる一因になると考えられます。

できれば薬に頼り続けたくないと感じる人も多い

AGA治療では、服用を中止すると効果が失われると報告されています7

そのため、効果を維持するためには服用を継続する必要があり、「いつまで飲み続ける必要があるのだろう」と不安に感じる方も少なくありません。

とくに、治療期間の目安が分かりにくいと、「一生飲み続けることになるのではないか」というイメージにつながり、治療開始を迷う理由の一つになることがあります。

肝機能が不安な方に知ってほしい、薬に頼らない薄毛治療という選択肢

薄毛治療というと内服薬を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、治療方法は一つではありません

近年では、薬を使用しない治療という選択肢も広がっており、体質や既往歴によって内服治療が不安な方でも検討できる方法が注目されています。

こうした治療は、薬の代謝を担う肝臓への影響を気にせず受けられる点も特徴です。

とくに、髪を生み出す環境そのものに働きかける治療として注目されているのが、再生医療を応用した毛髪治療です。

再生医療による毛髪再生医療とは?

再生医療とは、細胞が本来持っている働きを活用し、組織の修復や機能の回復を目指す医療分野です。

病気やけがの治療だけでなく、加齢に伴う体の変化に対する新たなアプローチとしても研究が進められており、医療のさまざまな領域で応用されています。

例えば、関節神経皮膚などの分野では再生医療の研究が進められており、毛髪領域でも同様に、細胞レベルから環境を整える治療として注目されています。

こうした治療は、細胞の働きに着目して体本来の回復力を引き出すことを目的とした医療の一つとされています。

薬の継続に不安がある方や、肝機能への影響を考慮して治療方法を選びたい方にとっても、こうした考え方は治療の選択肢を広げるヒントになることがあります。

幹細胞はもともと体内に存在する細胞

再生医療では、細胞が持つ本来の働きを活用する治療が中心となります。

その中でも重要な役割を担う細胞が、幹細胞です。

幹細胞は、生まれたときから体内に存在している細胞で、組織の修復や維持に関わる働きを持っています。

体のさまざまな部位に存在し、損傷を受けた組織の再生や環境の維持を支える役割を担っています。

毛根周囲にも幹細胞が存在しており、髪の成長環境に関係する細胞の一つと考えられています。

毛髪再生医療は髪を生み出す環境に働きかける治療

毛髪再生医療は、髪そのものに直接作用するのではなく、頭皮や毛根まわりの状態にアプローチすることで発毛しやすい土台づくりを目指す治療です。

代表的な方法の一つが、幹細胞培養上清液を用いた治療です。

幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養した際に分泌される成分を抽出したもので、成長因子サイトカインなど、細胞の働きをサポートすると考えられている物質が含まれています。

この成分を頭皮へ直接届けることで、毛根周囲の環境を整え、髪を作る細胞が働きやすい状態を目指すという考え方です。

薬のように全身へ作用させるのではなく、必要な部位へ直接アプローチする点が特徴とされています。

持病や副作用が不安な方でも検討しやすい毛髪再生治療

肝機能への影響が気になり、内服薬によるAGA治療をためらっている方もいるかもしれません。

そのような場合には、内服以外の選択肢も含めて整理しておくことが大切です。

持病があっても薄毛治療ができる

一般的なAGA治療薬は、血流やホルモンに作用することで発毛を促す仕組みです。

こうした薬は体内に取り込まれた後、全身に作用しながら代謝されるため、体質や持病によっては使用できない場合があります。

とくに、肝機能障害・循環器疾患・血圧異常などがある場合には、使用できるかどうかは、医師が慎重に判断する必要があります。

一方で、毛髪再生治療は、成分が全身を巡る仕組みではありません

そのため、肝機能への影響が不安で内服治療に踏み出せなかった方にとって、医師と相談のうえ検討されることのある選択肢の一つとされています。

内服でみられる副作用がほとんど起きない

毛髪再生医療の大きな特徴の一つは、内服薬のような全身性の副作用が起こりにくい点です。

一般的な内服薬は体内に吸収され、血流に乗って全身へ作用します。

そのため、薬の種類によっては体のさまざまな部位に影響が現れることがあります。

例えば、フィナステリドやデュタステリドは、毛髪の成長を抑制する男性ホルモン「DHT」を作る酵素(5αリダクターゼ)を抑える薬であり、副作用として性欲減退、勃起機能不全(ED)、射精障害、抑うつ症状などが報告されています8
9

また、ミノキシジル内服薬では、胸痛・動悸・むくみなどの心血管系の副作用が報告されており、重篤な症状が生じる可能性もあると言われています10

一方で、毛髪再生医療は頭皮の気になる部分へ直接アプローチする治療であるため、薬のように成分が全身を巡るものではありません。

この違いが、副作用を不安に感じている方にとって検討しやすい理由の一つとなっています。

なぜ今、毛髪再生治療が注目されているのか

近年、薄毛治療の選択肢は広がっており、従来の薬による治療だけでなく、発毛の土台へ働きかける方法にも関心が高まっています。

こうした背景には、従来治療の特徴と限界、そして薄毛の進行メカニズムの理解が進んできたことが関係しています。

これまでの薄毛治療は「毛根が機能していること」が前提だった

従来の薄毛治療では、内服薬や外用薬を用いて血流の改善や抜け毛の原因となるホルモンの働きを抑えることで、薄毛の進行を抑えつつ、髪が成長しやすい状態を維持することが中心とされてきました。

ただし、これらは毛根そのものを修復する治療ではなく、あくまで症状の進行を抑えることをおもな目的とした対症的なアプローチです。

また、効果は服用を続けている間に限られるため、維持を目的とする場合は継続が前提になります11

そのため、毛根の働きが低下している状態では、薬の効果を実感しにくくなることもあります。

薄毛の進行や加齢により、毛根の働きが低下することもある

薄毛は、単に髪が抜けるだけではなく、毛根そのものの機能が徐々に低下していく現象です。

加齢や脱毛症の進行に伴い、毛根周囲の幹細胞の数が減少したり、髪を作る毛母細胞の働きが弱くなることがあります。

細胞の働きが弱くなると、太く長い毛が育ちにくくなり、細く短い毛が増えていきます。

こうした状態では、発毛を促す薬を使用しても、本来の効果を十分に引き出せないケースがあります。

 

発毛の土台に働きかける治療への関心が高まっている

このような背景から、近年では発毛を促すだけでなく、毛根の状態そのものに着目した治療への関心が高まっています。

具体的には、毛根周囲の環境を整えたり、細胞が本来持っている働きをサポートしたりすることで、髪が育ちやすい状態へ導くという考え方です。

これは、従来の「抜け毛を抑える治療」中心の発想から、「発毛の土台を整える治療」へと、治療の考え方そのものが変わってきているともいえます。

それぞれの治療の考え方の違いを、図で確認してみましょう。

このように、治療の違いは、

「髪に一時的に働きかけるか」

「髪が育つ環境そのものを整えるか」

というアプローチの違いにあります。

この考え方の変化が、毛髪再生医療が注目されている理由の一つとなっています。

初期脱毛が起こらず、変化を実感しやすいとされる点も注目されている

従来の薬による治療では、使用開始後に一時的に抜け毛が増える初期脱毛がみられることがあります。

これは毛周期の変化によって起こる一時的な反応と考えられていますが、見た目の変化が出るため、不安を感じて治療を中断してしまう方も少なくありません12

一方、毛髪再生治療では、こうした初期脱毛の反応が起こりにくいとされており、治療の変化を比較的実感しやすい点が注目されています。

そのため、従来治療で効果を感じにくかった方や、途中で継続が難しくなった方が、新たな選択肢として検討することも増えています。

薄毛治療は日常生活にどんな影響がある?内服治療と再生医療の違い

薄毛治療を検討する際、効果があるかどうかだけでなく、日常生活への影響が気になる方も多いのではないでしょうか。

たとえば、治療を続ける中で

・毎日の習慣として負担にならないか
・生活リズムが変わらないか
・不安を感じながら続けることにならないか

といった点は、治療を選ぶうえでとても大切な視点です。

薄毛治療にはさまざまな方法がありますが、とくに内服治療と再生医療では、生活への関わり方が大きく異なります。

それぞれどのような違いがあるのか、具体的に見ていきましょう。

内服治療の場合

内服薬による薄毛治療では、日常生活の中でいくつか意識しておく必要があります。

たとえば、毎日決まった時間に服用を続ける必要があることや、飲み忘れがないか気にかける習慣が求められます。

さらに、体質によっては副作用の可能性を意識しながら生活することもあり、治療そのものだけでなく、日常の中でも気に留めておくポイントが増えることがあります。

再生医療の場合

一方で、再生医療による薄毛治療は、生活習慣への影響が比較的少ないとされる点が特徴です。

服用管理が必要ないため、飲み忘れを気にする必要がなく、生活リズムに縛られにくいという特徴があります。

また、薬による全身作用を伴わない治療法を選択することで、副作用への不安を抱え続ける負担から解放される可能性もあります。

不安を抱えたまま治療を続けるのではなく、納得できる方法を選ぶことが、長期的な安心にもつながります。

体への負担に配慮した薄毛治療をお探しの方へ|当院の毛髪再生治療

薄毛治療を検討している方の中には、

「肝臓への負担が心配」

「持病があるため薬を使えるか不安」

と感じている方も少なくありません。

当院には、これまでさまざまなお悩みを抱えた方がご来院されており、治療後には毛髪の変化を実感されている方も多くいらっしゃいます。

とくに、内服治療による体への影響や副作用に不安を感じて来院された方は、全体の約8割を占めています。

〇当院にご来院いただいた患者様の例

・過去に内服薬を使用した際、動悸などの症状が出てしまい継続できなかった方
・肝機能の数値を指摘され、薬による治療をためらっていた方
・持病や服薬中の薬との兼ね合いから、治療開始を迷っていた方

こうした方々にとって、肝臓への負担に配慮しながら取り組める治療選択があることは、安心して薄毛改善を目指すうえで重要なポイントになります。

当院では、その選択肢の一つとして毛髪再生医療をご提案しています。

体への負担に配慮しながら改善を目指した症例

当院の毛髪再生治療による症例の一例をご紹介します。

薬の使用に不安がある方や、体への負担を考慮して治療方法を選ばれた方も多くいらっしゃいます。

変化の現れ方は、薄毛の原因や進行度、生活習慣などによって異なりますが、頭皮環境を整えることで、髪の密度や太さの改善につながっています。

上:47歳男性(治療6回)/つむじの透け感が改善(6か月後)
中央:30歳男性(治療6回)/頭頂部の密度が改善(6か月後)
下:33歳男性(治療6回)/生え際の密度が改善(7か月後)

※効果の現れ方には個人差があります。

一般的な薄毛治療では、見た目の変化を実感するまでに6か月ほどの継続が必要とされています131415

一方、当院の毛髪再生治療では、2か月の時点で85%の方が変化を実感されています16

比較的早い段階で変化を感じられることは、治療を継続していくうえでの安心感にもつながります。

肝機能への不安から治療を続けられなかった方が、毛髪再生治療によって前向きに治療へ取り組めるようになることも少なくありません。

安心して治療を受けていただくための医療体制

毛髪再生治療は、「幹細胞培養上清液を使えばそれで良い」という単純なものではありません

どの成分を、
どの頭皮の状態に、
どの方法で届けるかによって、
効果の出方や安全性は大きく変わります。

当院では、医師が薄毛の原因や進行度、頭皮の状態を確認したうえで、一人ひとりに合わせた治療計画を立ててから施術を行います。

既往歴や服薬状況を踏まえて治療を検討するため、肝機能に不安がある方でも相談しやすい体制を整えています。

また、幹細胞培養上清液の注入には、水光注射という専用の医療機器を使用しています。

塗布や噴霧と違い、成分が流れ落ちにくく、必要な部位に均一に、ムダなく届けられる方法です。

注入時には、多少の圧迫感を感じることはありますが、これまでに「痛みに耐えられずに治療を中止した」という方はいません。

実際には、「シャープペンで軽く突かれる程度の感覚だった」と表現される患者様もいらっしゃいます。

治療後の赤みや腫れなどについても、医師・看護師が経過を確認しながらフォローを行い、安全性に配慮した体制で治療を提供しています。

発毛成分に特化した幹細胞培養上清液を使用

当院で使用している幹細胞培養上清液は、国内で流通している製品を複数比較したうえで、発毛効果が確認されているものを選定して使用しています。

とくに当院では、臍帯(へその緒)由来の幹細胞培養上清液を100%使用しています。

臍帯由来の幹細胞は、脂肪由来や歯髄由来のものと比べて、体に異物として認識されにくく、免疫的な刺激が少ないことが報告されており、体へのなじみやすさという点でも薄毛治療に適した性質を持っています17

さらに、当院で使用している培養上清液は、発毛に関わる働きに着目して培養されており、毛髪の成長に重要な成長因子のひとつであるKGF(ケラチノサイト増殖因子)を豊富に含んでいる点が特徴です18

実際に、国内で広く流通している幹細胞培養上清液との比較評価では、毛髪の密度・太さのいずれにおいても、約2倍の向上が確認されています。

「せっかく治療を受けるなら、安心して続けられるものを選びたい」

そうした患者様の思いに応えられるよう、当院では発毛に必要な働きを重視して製剤を選定しています。

無理なく通院を続けやすい環境づくり

薄毛治療は、一定期間継続することで変化を実感しやすくなる治療です。

そのため当院では、通いやすさにも配慮しています。

当院は銀座駅から徒歩4分の立地にあり、仕事帰りや予定の合間でも無理なく通院できる環境です。

当院は完全予約制を採用しており、待ち時間を最小限に抑えています。

また、施術は10分程度で完了するため、忙しい方でもスケジュールに組み込みやすい点も特徴です。

カウンセリングから施術まで個室で対応しているため、ほかの患者様と顔を合わせる機会が少なく、プライバシーに配慮された環境で治療を受けていただけます。

落ち着いた環境で治療に向き合えることも、安心して通院を続けていただくために大切だと考えています。

毛髪再生治療の費用と考え方

当院の毛髪再生治療の料金は、1回22万円(税込)です。

決して安価な治療ではありませんが、

・使用する幹細胞培養上清液の質
・発毛を目的とした培養方法
・水光注射による注入技術
・医師による管理体制

まで含めた費用となっています。

薬の副作用や体への影響が気になり、薄毛治療の選択に迷われる方もいらっしゃいます。

当院では、そうした不安を抱える方にも安心して治療を検討していただけるよう、使用する幹細胞培養上清液の品質管理培養環境を厳格に管理し、安定した品質を保つことを重視しています。

幹細胞培養上清液は、培養条件や管理体制によって含まれる成分バランスが変わるため、品質管理が重要とされています。

そのため当院では、価格だけで製剤を選ぶのではなく、安全性と治療効果の両立を重視した医療提供を大切にしています。

よくある質問Q&A

AGA治療薬は肝臓に負担をかけますか?

AGA治療で使われる内服薬の中には、おもに肝臓で代謝されるものがあります。

そのため体質や既往歴によっては、肝機能への影響を考慮する必要があります。

ただし、すべての人に問題が起こるわけではなく、健康な方であれば通常は大きな影響が出ないことが多いとされています。

不安がある場合は、服用前に血液検査などで肝機能を確認すると安心です。

肝機能障害がある人はAGA治療薬を服用しても大丈夫?

AGA治療薬であるフィナステリドやデュタステリドは、体内で代謝される過程に肝臓が関わる薬です。そのため、すでに肝機能障害がある場合は注意が必要とされています。

添付文書でも、重度の肝機能障害のある患者への投与については慎重に判断する必要があると記載されています。

肝臓の働きが低下している場合、薬の分解が遅れ、血中濃度が通常より高くなる可能性があるためです。

ただし、すべての肝機能障害の方がAGA治療薬を使用できないわけではありません。

肝機能の状態や既往歴、現在服用している薬などを総合的に判断したうえで、医師が治療の可否を判断します。

そのため、肝機能に不安がある場合や、過去に肝機能障害を指摘されたことがある場合は、自己判断で治療を始めるのではなく、医療機関で相談したうえで治療方針を決めることが重要です。

必要に応じて血液検査などを行い、体の状態を確認しながら治療を進めていきます。

肝機能に不安がある場合でも薄毛治療はできますか?

可能です。

薄毛治療には内服薬以外にも、外用薬や注入治療など複数の方法があります。

そのため、肝機能の状態や体質に合わせて、身体への負担が少ない治療法を選択することができます。

治療できないと決めつけず、まずは医療機関で相談することが大切です。

薬を使わない薄毛治療という選択肢はありますか?

はい、あります。

近年では、内服薬を使用せずに行う治療として、毛髪再生治療という選択肢も注目されています。

毛髪再生治療は、薬の作用でホルモンや血流を変化させるのではなく、毛根周囲の環境や髪を作る細胞に直接働きかけ、髪が育ちやすい状態へ整えることを目的とした治療です。

そのため、薬の副作用が不安な方や、持病などの理由で内服治療が難しい方でも検討しやすい方法の一つとされています。

毛髪再生治療はどのような人に向いていますか?

毛髪再生治療は、従来の治療が合わなかった方や、体質面の不安がある方など、さまざまな方に検討されています。

とくに次のような場合では、選択肢の一つとして検討する方が多くいらっしゃいます。

・内服薬の副作用が心配な方
・肝機能や持病の関係で薬の使用に制限がある方
・これまでの治療で十分な変化を感じられなかった方
・できるだけ身体への負担を抑えた治療を希望する方

薄毛の進行度や体質によって適した治療は異なるため、医師による状態確認を受けたうえで選択することが大切です。

幹細胞培養上清液による治療に副作用はありますか?

一般的に、全身に作用する内服薬などと比べると副作用のリスクは低いとされています。

これは、頭皮の気になる部分に直接アプローチする治療法であり、体内を巡る薬剤量が少ないためです。

ただし、医療行為である以上、赤み・腫れ・違和感などの一時的な反応が起こる可能性はあります。

事前にリスク説明を受け、納得したうえで治療を受けることが大切です。

毛髪再生治療はどのくらいで効果を実感できますか?

毛髪再生治療の変化の現れ方には個人差がありますが、一般的には段階的に変化を感じていくケースが多いとされています。

髪には成長周期(ヘアサイクル)があるため、治療後すぐに結果が出るわけではありません

焦らず一定期間経過を見ることが、効果を正しく判断するために重要です。

肝機能に不安がある場合、まず何をすればよいですか?

まずは自己判断で治療を始めたり中止したりせず、医療機関で相談することが大切です。

血液検査で現在の肝機能の状態を確認したうえで、使用できる治療法や避けた方がよい治療を判断できます。

状態に合わせた方法を選べば、無理なく薄毛治療を進めることも可能です。

肝機能が不安な方こそ、納得できる薄毛治療を選ぶことが大切

AGA治療を検討する際、肝機能への影響が気になり、不安を感じる方もいるかもしれません。

実際に、AGA治療薬の中には肝臓で代謝されるものがあり、体質や既往歴によっては慎重な判断が必要になることがあります。

ただし大切なのは、必要以上に心配することではなく、自分の体の状態に合った治療を選ぶことです。

現在は、薬による治療だけでなく、毛根まわりの環境に働きかける毛髪再生治療など、体質や不安に合わせて選べる選択肢も広がっています。

薄毛治療は継続が前提となることが多いため、無理なく続けられる方法を医師と相談しながら決めることが、安心して治療を続けるための重要なポイントになります。

参考文献

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  3. 2023年8月改訂(第4版)*2023年6月改訂(第3版) 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬◎男性型脱毛症用薬◎ フィナステリド錠添付文書、2021年8月改訂(第1版) 5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル添付文書。
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  8. 2021年8月改訂(第1版) 5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル添付文書。
  9. 2023年8月改訂(第4版)*2023年6月改訂(第3版) 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬◎男性型脱毛症用薬◎ フィナステリド錠添付文書。
  10. 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版。
  11. 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版。
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  13. 2021年8月改訂(第1版) 5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル添付文書。
  14. 2023年8月改訂(第4版)*2023年6月改訂(第3版) 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬◎男性型脱毛症用薬◎ フィナステリド錠添付文書。
  15. 壮年性脱毛症における発毛剤 ミノキシジル配合外用液5%「FCI」富士化学工業株式会社 添付文書。
  16. 治療名:幹細胞セクレトーム(臍帯由来)『ReGrowメソ』(実施2ヶ月目調査)│調査期間:2024年5月30日~6月24日│調査機関:自社調べ│調査方法:電話アンケート│回答者数:20名。
  17. Mastrolia I, et al. “The immunomodulatory properties of mesenchymal stem cells: from bench to bedside.” Stem Cell Research & Therapy. 2019.
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