HOMEコラム毛髪再生注射は効果ないって本当?考えられる理由3つを解説

毛髪再生注射は効果ないって本当?考えられる理由3つを解説

「毛髪再生注射を1回受けたのに、全然変わらない…」
「クリニックの口コミは良かったのに、自分だけ効果がないのはなぜ?」

こうした声は、決して珍しくありません。SNSやネットの情報を参考に「良さそう」と感じたクリニックで毛髪再生注射を受けたものの、思うような結果が出ず、不安になってしまう。

実はこの背景には、クリニック選びの落とし穴が潜んでいます。

毛髪再生注射は、「眠っている毛根細胞を活性化させ、自分の力で育て直す」再生医療の一種です。

そのため、変化を感じ始めるまでに3〜6ヶ月、目に見えるボリュームアップには半年以上かかることも珍しくありません。

それでも、焦って途中でやめてしまったり、十分な治療設計がされていない施術を選んでしまったりすると、本来出せるはずの効果を実感できないまま終わってしまうこともあります。

この記事では、毛髪再生注射の「よくある失敗例」とその原因、効果を高めるために知っておくべき“正しい知識”をわかりやすく解説します。

どの治療を選ぶべきか迷っている方、クリニック選びに不安を感じている方が「後悔しない判断」をするためのヒントが得られる内容です。

まずは、なぜ「効果がない」と感じてしまうのか、その理由から一緒に見ていきましょう。

毛髪再生注射で「効果がない」と感じる理由

毛髪再生注射を受けた方の中には、「思ったほど変化がない」「本当に効いているの?」と不安になる方もいます。

毛髪再生注射は、幹細胞培養上清液(成長因子やサイトカインを豊富に含む液体)を毛根付近に直接注入し、髪をつくる細胞の働きを回復させる治療です。

薬のように外部から毛根の働きに介入して毛を生やすサポートをするのではなく、髪の働きが弱くなって眠っている細胞を目覚めさせ、自分の力で髪を育てる仕組みを再び動かすのが特徴です。

こうした性質から、薬のような即効性よりも、細胞が再生する目的の治療になります。

そのため、治療はじめの段階では「変化がない=効いていない」と感じる方もいますが実際はまだ毛根が回復する準備段階といえます。

次の項目では、効果を感じにくくなる代表的な理由を3つに分けて説明します。

理由1.治療を始めてから期間がたっていない

髪が育つスピードにはいくつかの段階があります。

・1〜2ヶ月ごろ:細く短い産毛が生え始める時期
見た目の変化は少ないものの、触るとふわっとした毛が増え始める。

・3〜4ヶ月ごろ:産毛が少し太くなり、少し太くなってきた毛に育つ時期
細く弱かった毛が少し太くなり、生え際や分け目の隙間感が軽減してくる。

・6ヶ月〜1年ごろ:しっかりした太い毛に育つ時期
見た目でも「増えた」「ボリュームが違う」と実感しやすい段階。

このように、太く強い毛になるまでには6ヶ月〜1年程度はかかります。

そのため、治療開始から数ヶ月の段階では、「まだ変わらない=効果がない」と感じてしまいがちですが、実際にはまさに今、細胞が立ち上がっている途中ということも多いのです。

症が落ち着き、細胞が働く準備をして、ようやく次の成長期に進むため、実感までに時間があります。

理由2.治療回数の不足

毛髪の悩みの範囲によって、必要な治療回数は大きく異なります。

生え際や分け目などの部分的な薄毛であれば、毛根の範囲が限られているため、早い方では1回目の治療で変化を感じ始めるケースもあります。

一方で、頭頂部全体のボリュームアップや広い範囲の薄毛改善を目指す場合は、細胞が整うまでの時間が長く、3回以上の治療がひとつの目安になります。

しかし実際には、2〜3回で劇的に変わるはずと期待が先行してしまったり、思ったほど変化がないと途中で治療をやめてしまったりと、必要な回数に到達する前に判断されるケースも少なくありません。

毛髪再生は、「回数×時間×成分×設計」の積み重ねで結果が出る治療です。
悩みの範囲に対して医師の診察によって決められた適切なペース・回数を守ることが、効果実感の近道です。

理由3.使用成分・注入方法の違い

同じ毛髪再生注射と呼ばれる治療でも、クリニックごとに中身は大きく異なります。

たとえば、使用する幹細胞培養上清液の由来(臍帯・脂肪など)や成長因子・サイトカインの濃度はクリニックによって差があり、その違いが治療の結果に大きく影響します。

さらに、注入する深さや間隔、量、そして施術者の技術によっても、成分がどれだけ毛根まで届くかが左右されます。

これらが適切でなければ、せっかく治療を続けても効果を実感しにくくなります。

とくに、成分の濃度が薄かったり、注入が浅くて毛根に届いていなかったり、打つ範囲にムラがあるような場合は、続けているのに変化を感じないという結果になりやすい傾向があります。

毛髪再生は、どんな成分を使い、どのように設計して打つかで成功率が大きく変わる治療です。

だからこそ、治療内容の質が効果の実感を左右します。

次の項目では、「効果を実感できている人はどんな治療をしているのか」その共通点をお伝えします。

口コミから見える「効果を実感できる人」の共通点

毛髪再生注射の口コミを見ていると、「効果を実感できた」という声には、いくつか共通するポイントがあります。

もちろん個人差はありますが、効果をしっかり感じている人ほど、正しい方法で治療に取り組んでいる傾向があります。

口コミから読み取れる効果を実感しやすい人は下記の3つの特徴があります。

①途中でやめず、医師の診察をうけた期間でしっかり治療を続けていた
②成分や技術にこだわったクリニックを選んでいる
③生活習慣の改善にも少しずつ取り組んでいる

①途中でやめず、一定期間しっかり治療を続けていた

効果を感じている方の多くは、

・月1ペースで数ヶ月続けている

・「3〜6ヶ月は様子を見る」という前提で始めている

といった、一定の継続期間を守っている方ばかりです。

毛髪再生注射は細胞レベルでの活性化を促す治療のため、短期間では見た目の変化が少ないことも多く、「続けた人ほど結果が出やすい」傾向があります。

②成分や技術にこだわったクリニックを選んでいる

効果を感じたという口コミを見ていくと、

・臍帯由来の上清液など成分の質を重視している

・注入方法や技術力の高さで選んでいる

・頭皮に合わせて打つ範囲や量を調整してくれるクリニックを選んでいる

など、治療内容の質を理解したうえで選択している方が多いです。

毛髪再生は、成分の濃度や注入設計によって結果が大きく変わるため、治療内容の理解とクリニック選びが効果実感と直結します。

③生活習慣の改善にも少しずつ取り組んでいる

これは少し意外かもしれませんが、口コミを丁寧に見ていくと、生活習慣も無理のない範囲で整えている人がとても多いことがわかります。

睡眠を改善したり、栄養バランスを意識したり、軽い頭皮ケアを続けたりと、日常の小さな積み重ねを大切にしているケースが多いのです。

髪の成長には血流・栄養・ホルモンバランス・ストレスが深く関わるため、こうした習慣の改善が治療効果を後押しします。

効果が出ている方の口コミを見ていくと、特別なことをしているというよりも、「正しい治療を、適切な期間つづけているだけ」というシンプルな共通点があることがわかります。

毛髪再生注射の効果はいつから実感できる?

毛髪再生注射を検討している方の多くが気にされるのが、どのくらいで効果を実感できるのか?という点です。

治療を始めても、変化を感じるタイミングには個人差がありますが、大まかな目安を知っておくと不安がぐっと軽くなります。

この項目では、多くの方がどのタイミングで変化を感じやすいのか、わかりやすく解説していきます。

一般的には3〜6ヶ月で実感が出始める

毛髪再生注射は、成分が毛母細胞や毛包幹細胞に働きかけ、髪を生み出すサイクルがゆっくり回復していきます。

そのため、以下のように段階的に変化が現れる方が多くいます。

・2ヶ月ごろ:抜け毛の減少、髪質のハリ・コシが少し戻る
・3〜4ヶ月ごろ:全体のボリュームや密度が変わってくる
・6ヶ月〜1年:しっかりした太い毛が増えて「見た目の変化」を実感しやすい

とくに、治療開始から2ヶ月くらいまでは細胞が活性化の準備をしている段階のため、外から見える変化が少ない時期でもあります。

ゆっくり変化するのは、細胞が働き始めた証拠

「変化がゆっくり=効いていない」というわけではありません。

毛髪再生注射は、弱っていた細胞を再び働ける状態へ整える再生型の治療。

細胞が目覚めて髪を生み出す力を取り戻すには、どうしても時間が必要です。

むしろ、このゆるやかな変化こそが、薬では得られない“細胞レベルの回復”が起きているサイン。

細胞がしっかり整うほど、その後の髪の育ち方が安定しやすく、治療をやめても効果が続きやすいのが特徴です。

途中でやめてしまうと、変化を実感できないまま戻ってしまうことも

毛髪再生治療では、細胞がゆっくりと活性化していく途中経過がとても重要です。

ところが、見た目の変化が少ない3ヶ月以内に判断してしまうと、本来はこれから細胞が整っていくタイミングにもかかわらず、「本当なら感じられた変化」を逃してしまう、といったことが起こりやすくなります。

とくに、細胞の働きが立ち上がるのは3〜6ヶ月ごろ、目に見えて変化が出やすくなるのは6ヶ月〜1年ごろ、という自然な流れを知らないまま始めると、早い段階で不安になってしまいやすいのです。

すぐに変化が出ない時期もありますが、それは再生が進んでいる途中であることが多く、焦らず続けることで確かな変化につながります。

効果を高めるカギは治療設計と成分の質

毛髪再生注射は「何を使うか」と「どう打つか」で、結果に大きな差が出る治療です。

同じ毛髪再生注射という名前でも、クリニックごとに治療の中身は大きく異なり、その違いが効果の立ち上がりや実感のスピードを左右します。

まず、成分の質と濃度はとても重要です。

幹細胞培養上清液には成長因子やサイトカインが含まれており、濃度が高いほど、細胞へ届けられる有効成分量も多くなります。

さらに、臍帯・脂肪・骨髄など、どの由来の細胞を使っているかでも再生力に違いが出ます。

とくに臍帯由来は若い細胞から得られるため、含まれる成長因子の種類が豊富で、細胞を活性化させやすいと言われています1

同時に、注入の仕方も結果に直結します。

深さ・間隔・量が均一でなければ、上清液が狙った毛根に十分届かず、続けているのに変化が出にくいという状況になりがちです。

頭皮の厚みや毛根の密度は一人ひとり違うため、状態に合わせて注入方法を調整できているかがポイントになります。

どれだけ良い成分を使っていても、注入が浅かったりムラがあったりすれば十分に届かず、逆に成分の質が高くても設計が不十分では本来の力が発揮されません。

自分に合った成分を、最適な注入方法で届けること。

これこそが、最短で実感につながる「毛髪再生注射の本質的なポイント」です。

薬や育毛剤とは違う、細胞から育てる再生医療とは

薄毛治療というと、まず内服薬や外用薬を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、薬で得られる効果と、毛髪再生注射で得られる効果は「作用する場所」が大きく異なります。

薬は髪を守る治療。

再生医療は髪を生み出す力を取り戻す治療。

この違いを知ることで、なぜ再生医療が注目されているのかが分かりやすくなります。

内服・外用薬は「抜け毛を抑える」対症療法

フィナステリド・デュタステリドなどの内服薬は、男性ホルモンの働きを抑えることで抜け毛の進行を止めるための治療です23

また、ミノキシジルなどの外用薬は、血流を促進し髪が育ちやすい環境を整える役割があります45

ただし、いずれも「今ある髪を守る」ための治療であり、弱った毛母細胞や活動が低下した毛包幹細胞といった髪を生み出す細胞そのものを回復させる力はありません。

そのため、薬をやめると元の状態に戻りやすく、長期間の継続が必要になります。

毛髪再生注射は「細胞を再活性化させる」根本治療

毛髪再生注射に使われる幹細胞培養上清液には、成長因子やエクソソームなどが豊富に含まれています6

これらは髪をつくる細胞そのものに直接働きかけるのが最大の特徴です。

年齢とともに弱った毛母細胞やストレスや血流低下で活動が落ちた毛包幹細胞を再び活性化させ、髪を生み出す力そのものを取り戻していきます。

つまり再生医療は、「髪そのものを守る」のではなく、「髪を生み出す力を呼び覚ます」治療です。

そのため、

・細胞レベルで回復が起こる

・治療をやめても一定期間効果が続きやすい

・髪が自力で育つサイクルが安定する

という、内服薬や外用薬にはないメリットがあります。

加えて、いくら薬を使っていても髪をつくる細胞が弱っている状態では十分に効果を発揮できません。

まず細胞を立て直すことで、薬との併用効果も高まり、治療結果もより安定します。

毛髪再生注射は、髪を守る治療ではなく、髪を生み出す細胞を整える治療です。

これこそが薬や育毛剤との一番の違いであり、「根本から改善したい方」に選ばれている理由です。

「ReGrowメソ」は、結果を追求する毛髪再生治療

ReGrowメソは、臍帯由来の幹細胞培養上清液を100%使用した、質と結果にこだわる毛髪再生治療です。

成分の質・注入方法・施術の快適さのすべてにこだわり、結果を最大限に引き出すことを目的としています。

ReGrowメソが効果重視の治療といわれる理由を、下記の3つのポイントからご紹介します。

その特徴を、以下の3つのポイントにまとめました。

臍帯由来の幹細胞培養上清液100%使用

ReGrowメソでは、臍帯由来(へその緒)の幹細胞培養上清液を原液100%で使用しています。

臍帯の幹細胞は、脂肪や骨髄などの大人の組織と比べて、

・細胞が活発に働きやすい

・成長因子(KGF・IGFなど)を豊富に放出しやすい

・免疫刺激が少なく、体になじみやすい

といわれており、毛髪再生に非常に相性の良い素材です7

当院の臍帯由来上清液は、髪の成長を促すKGF(ケラチノサイト増殖因子)が、一般的な製品の約2.4倍と高濃度。

このKGFは「休止期の毛包を再び成長期に戻すスイッチ」として働く重要成分です。

こうした高濃度の成分を希釈せず原液で届けることで、細胞が働き始めるスピードを後押しし、髪の密度・太さにしっかりアプローチできるというメリットがあります。

成分の質にこだわることで、短期間での変化も、6ヶ月以降の見た目のボリュームUPも、どちらも実感しやすい治療を目指しています。

オーダーメイドの注入設計

毛髪再生の結果は、「どの深さに」「どの間隔で」「どれくらいの量を」「どの範囲に」打つかという注入設計に左右されます。

これは治療の質を決める非常に重要なポイントです。

当院では、まずマイクロスコープで現在の頭皮・毛根の状態を細かく確認し、患者様ごとにオーダーメイドの治療設計を行っています。

注入には、水光注射という専用の機器を使用し、有効成分を頭皮へ直接・均一に届けます。

この機器を採用している理由は、「ムダなく・均一に・確実に成分を届けられる」ためです。

一般的な、塗布式の導入法やノンニードル(針を使わない)タイプの施術は、成分は毛根まで深く届きにくく、液漏れが起こりやすいという弱点があります。

一方、当院の水光注射は、

・一定の深さにピンポイントで均一に届く

・1ショットごとの薬剤量が安定している

・液漏れが少なく、成分がムラなく行き渡る

という特徴があり、効果を最大限に引き出す注入が可能です。

さらに使用する針は通常よりも極細のため、成分を細かく・広く・均一に届けやすく、毛根までしっかり行き届く精度の高い注入が実現できます。

痛みを抑えた施術と通いやすさ

「注射は痛そう」という不安を持つ方は多いですが、ReGrowメソは痛みの負担を最小限に抑える工夫をしています。

当院で使用する水光注射は、極細の針でスタンプのように細かく注入するタイプ。

必要な深さにだけ薬剤を届けるため、余計な刺激が少なく、痛みが出にくい構造になっています。

実際には、「シャープペンで軽く突かれた程度」と表現される方が多く、これまで痛みを理由に施術を中止した方はいません。

施術時間は1回約10分と短く、毎回の診察で頭皮の状態を確認したうえで、必要な範囲へ効率よく注入していきます。

「痛みが苦手」「注射が心配」という方にも安心して治療を続けていただけます。

ReGrowメソの効果を支える当院の体制

ReGrowメソの効果を支えているのは、上清液そのものの質だけではありません。

施術を担当するスタッフの経験や、製造から管理までの徹底した安全体制があってこそ、治療を安心して受けていただけます。

そのため当院では、「人」「技術」「品質管理」のすべてにこだわり、治療の精度を高めています。

経験豊富なスタッフによる安心サポート

毛髪再生注射は、注入の深さ・範囲・量・間隔など、わずかな差で結果が変わる繊細な施術です。

当院では、治療方針の判断が必要な工程はすべて医師が担当し、実際の施術は毛髪治療の経験を積んだスタッフが行う体制をとっています。

医師とスタッフが連携しながら進めることで、安全性と精度の高い施術を実現しています。

具体的には、

・問診表をもとに医師が丁寧に問診し、生活習慣や悩みの深さを把握

・マイクロスコープで頭皮・毛根の状態を詳細にチェック

・医師が治療プラン(注入範囲・回数・内服の有無など)を決定

・施術ごとに頭皮の反応や変化を確認し、必要に応じて医師が方針を微調整

・日常のケア・ホームケア・内服の併用なども、患者様に合わせてスタッフが丁寧にアドバイス

といったように、医師とスタッフが連携して治療の質を高めています。

不安や疑問が出やすい治療だからこそ、「気軽に相談しやすい」「安心して続けられる」環境づくりを大切にしています。

安全性と品質管理へのこだわり

毛髪再生治療では、成分の質が効果を左右するのはもちろんですが、同じくらい重要なのが「安全性」と「品質管理」です。

当院で使用する臍帯由来の幹細胞培養上清液は、国内のGMP基準(医薬品レベルの品質管理)に準じた国内施設で製造されており、厳しい検査をクリアしたものだけを使用しています。

使用する臍帯由来の幹細胞培養上清液は、適切に採取した臍帯のみを原料とし、人体に悪影響を及ぼす細菌やウイルスが含まれていないか一つひとつ確認し、「安全性が確認されたものだけ」を使用しています。

製造はクリーンルームで管理され、成長因子の含有量もロットごとに測定することで品質を安定化。

さらに、全工程を低温下で保管し、施術当日に使用する分のみを解凍することで、成分の鮮度と安全性を保っています。

これらの工程を守ることで、「成分の質」「安全性」「鮮度」の3つを高いレベルで維持しています。

その結果、治療のばらつきを抑え、毎回安定した効果を発揮できる状態を保つことが可能になります。

患者様に安心して通っていただけるよう、当院では安全性を何より重視しながら、成分が最大限に働ける環境づくりを徹底しています。

毛髪再生注射のよくある質問

1回でも効果を感じることはありますか?

1回目でも、頭皮のハリやツヤなどなんとなくいい感じの変化を感じる方もいます。

ただ、発毛としての変化は細胞が整っていく段階でゆっくり現れていくため、数回を重ねる中で少しずつ実感しやすくなります。

何回くらいで効果を実感できますか?

多くの方は、3〜6回目あたりからボリューム感や髪質の変化に気づき始めます。

毎月の積み重ねで、髪が育ちやすい状態が整っていくイメージです。

効果はどのくらい持続しますか?

持続期間には個人差がありますが、細胞が元気になったあとでも、加齢や生活習慣の影響で再び弱まりやすくなります。

そのため、数ヶ月〜半年に1回ほどのメンテナンスを取り入れることで、良い状態をキープしやすくなります。

通院の頻度はどのくらいですか?

基本は月1回のペースで進めていきます。

このリズムがいちばん変化を実感しやすく、無理なく続けられると感じる方が多い頻度です。

毛髪再生注射療は痛いですか?

極細針の水光注射を使用しているため、痛みはかなり抑えられています。

「シャープペンで軽くつつかれるくらい」という方が多く、痛みが不安な方でも続けやすい施術です。

また、痛みが気になる場合は、状況を見ながら休みやすみ進めることも可能です。

無理のない速度で施術を行うため、はじめての方でも安心して受けていただけます。

副作用はありますか?

施術直後に赤みや軽い腫れが出ることがありますが、数日以内に落ち着くことがほとんどです。

すぐに日常生活に戻れるため、身体への負担が少ない治療として選ばれています。

他の育毛治療と併用できますか?

はい、併用もできます。

内服薬は「抜け毛を抑える」、毛髪再生注射は「細胞を元気にする」と役割が違うため、組み合わせるとより良い変化につながりやすいです。

最新の研究では、内服薬×毛髪再生の併用は発毛効果が高まることも分かっています8

まずは毛髪再生注射で毛根環境を整えて、髪が生えやすい環境を作ってから内服治療をすると、内服の効果が出やすくなるため、当院では併用治療を推奨しています。

女性も治療を受けられますか?

はい、もちろん可能です。

当院では男性・女性どちらも幅広い年代の方が治療を受けています。

女性の薄毛は、ホルモン・ストレス・加齢・生活習慣など複数の要因が重なりやすいため、表面的なケアだけでなく、毛根の細胞から活性化する根本アプローチが向いているケースが多いです。

ReGrowメソは、髪の元になる細胞へ直接働きかける治療のため、女性の薄毛にも取り入れやすく、自然なボリュームアップを目指しやすいのが特徴です。

まとめ|効果がないのではなく、まだ再生途中ということ

毛髪再生注射は、「すぐに増える魔法の治療」ではありません。

弱った細胞が少しずつ回復していくにつれて、ゆっくりと変化が積み重なる治療です。

その途中だけを見ると「効果がない」「自分には合わなかったのかも」と感じてしまいがちですが、多くの場合はまだ再生の途中です。

実際に見た目の変化が出やすいのは6ヶ月〜1年ほど。

そこに、必要な回数・質の高い成分・適切な注入設計・日々の生活習慣が合わさって、はじめて「増えてきた」という実感につながります。

効果がないと感じてしまうのは、期間や回数がまだ足りていなかったり、成分や注入方法が自分の状態に合っていなかったりと、いくつかの要因が重なっていることも多いです。

毛髪再生注射は、細胞が整うほど髪が安定して育ちやすくなる根本治療。

もし今、効果がないかもと感じているとしても、それは失敗ではなく、再生の途中段階である可能性が高いです。

不安なときは、一人で抱え込まずに、今の状態や治療の進め方を一度見直してみてください。

あなたに合ったペースで、無理なく効果を引き出す方法を一緒に整えていきましょう。

参考文献

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  5. 2021年4月作成(第1版) 壮年性脱毛症における発毛剤 女性薬ミノキシジル配合外用液1%「FCI」富士化学工業株式会社 添付文書。
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  7. PetrenkoY,etal.“ComparisonofHumanBoneMarrow,AdiposeTissue,andWharton’sJellyMesenchymalStemCells.”ScientificReports.2020.MastroliaI,etal.“Theimmunomodulatorypropertiesofmesenchymalstemcells:frombenchtobedside.”StemCellResearch&Therapy.2019.
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