「AGA治療って、いつまで続ければいいの?」
「やめたらまた薄くなるって聞くから怖い」
こうした悩みは非常に多く、実際にやめどき問題はAGA治療の最大の疑問点の一つです。
結論として、AGA治療には医師が「ここで必ず中止してOK」と断言できる絶対的なやめどきはありません。
なぜなら、AGAは進行性であり、治療をやめれば多かれ少なかれ再び進行する可能性があるためです。
しかし一方で、治療をやめても大きく悪化しない人、現状維持が十分可能な状態、 再開すれば巻き返せる状態というやめてもいいコンディションは存在します。
「一生薬を続けないといけないの?」という不安は誤解で、毛根の状態を整えることで卒業に近い状態を作ることができます。
目次
なぜAGA治療にやめどきが分かりにくいのか?

AGA治療には「ここまでやれば終了」という明確なゴールが存在しません。
そもそもAGAは治る病気ではなく、コントロールし続ける病気に近い性質を持っています。
そのため、ダイエットや筋トレと同じように、やめれば緩やかに元の状態へ戻っていくという特徴があります。
この項目では「なぜやめどきが分からないのか」を医学的理由とともに整理します。
理由1.AGAは進行性で、止めると再び薄くなるため
AGAは、治る病気ではなく、進行を抑える病気です。
薬を飲んでいる間は薄毛の進行にブレーキがかかり、髪の太さ・密度が安定します。
しかし、中止すると数ヶ月〜1年ほどかけて、ゆっくりと元の薄毛状態へ戻るように進行していきます。
これが、「治療のやめどきが分からない」「やめたら元通りになってしまうのでは?」と感じる大きな理由です。
理由2.薬の効果は続けている間だけ持続するため
AGA治療はおもに以下の二つの薬を飲むことで効果が発揮される治療です。
- 毛を太く育てるための薬:ミノキシジル
- AGAの進行を抑える薬:フィナステリド・デュタステリド

いずれも続けている間だけ効果があるという性質があります。
効果そのものが永続するわけではないため、やめどきが非常に判断しにくいのです。
見た目の変化がゆっくりで判断しにくいから
AGAは1〜2ヶ月で劇的に進行する病気ではありません。
半年~1年ほどかけて、徐々に見た目の印象も変わってきます。

逆に薬をやめても、半年ほどは大きな変化を感じない場合があります。
「変わらないし、このままやめても大丈夫なのか…?」と勘違いしやすく、やめた後に急に不安が襲ってくる最大のポイントです。
AGA治療をやめないほうがいい人の特徴

ミノキシジルで増えた毛は、治療を中止すると増えた髪は維持されず、中止してしまうとむしろ元より少なくなる可能性もあることがわかっています1。
最近の総説でも、「ミノキシジルの中止によって抜け毛が再開する(discontinuation leads to resumed hair loss)」ことが繰り返し記載されており、効果を維持するには長期継続が前提とされています2。
フィナステリドも同様に、フィナステリドの服用を中止したケースでは、以前は抑えられていた抜け毛が再び進行したという報告があります3
なので治療中止=抜毛の進行がわかっていますが、とくに以下に当てはまる人は、中止することで明らかにリスクが増えるため、継続をおすすめします。
① 治療開始から6ヶ月以内の人(ヘアサイクルが安定していない)
② 生え際・頭頂部の細い毛がまだ残っている人
細くなった毛は、まだ毛根が生きていて「回復待ちの状態」にあることが多く、治療を続ければ太くコシのある毛に戻せる可能性が高い毛です。
このタイミングで治療を止めてしまうと、ようやく産毛〜細い毛として生え始めていた毛が、数ヶ月〜1年ほどかけて再び細く短くなり、最終的には抜けてしまうリスクが高まります。
「せっかく治療で持ち直しつつある毛を、そのまま太い毛に育てきれるかどうか」が、この段階で治療を続けるかどうかの大きな分かれ目になります。
③ 服薬を中止するとすぐ進行するタイプの人
とくに注意したいのは、もともとAGAの進行スピードが速いタイプの方です。
たとえば、
父親や母方の祖父が早い段階から薄毛だった(家族歴がはっきりしている)
過去に「半年〜1年で一気に生え際・頭頂部が進行した」経験がある
睡眠不足・ストレス・喫煙・偏った食生活など、頭皮に負担がかかりやすい生活習慣が続いている
といった条件が重なる人は、薬をやめたときの“リバウンド”も早く・強く出やすい傾向があります。
こうしたタイプの方は、自己判断で急に中止するのではなく、「減薬」「再生医療の併用」なども含めて、慎重にプランを立てながら進めることが重要です。
④ ストレスや生活習慣の影響を受けやすい毛質の人
・睡眠不足で抜け毛が増える
・仕事のストレスでボリュームが落ちる
・食生活が乱れやすい
このようなタイプは中止すると揺れが大きくなりやすいため、継続が安全です。
治療をやめたらどうなる?典型的な3つの変化

先ほども紹介したように、AGA治療は続けている間だけ効果が維持されるという特徴があります。
そのため、服薬や外用を中止すると、多くのケースで以下のような変化が時間差で現れてしまいます。
① 抜け毛が数ヶ月で増え始める
AGA治療薬をやめると、1〜3ヶ月ほどで再び脱毛が進み始め、数ヶ月かけて薄毛の進行が目立ってくることが報告されています。4
しかし変化がゆっくりなため、気づいたときには進行しているケースが多いです。
② 細い毛から先にボリュームが落ちる
AGAはもともと「太い毛が少しずつ細い毛・産毛へとミニチュア化していく」病気です。
そのため、治療を中止すると、治療で回復しつつあった細い毛から先にボリュームが落ちていくと考えられています。5
③ 半年前〜1年前の状態にゆっくり戻っていく
最終的には、半年〜1年前の薄毛状態に近づいていきます。
フィナステリドでは、中止後3〜12ヶ月で毛髪数が治療前のレベルに戻ることが報告されており、ミノキシジルも同様に、数ヶ月〜1年ほどかけて効果が失われていくとされています。6
この「ゆっくり戻る」という性質が、中止判断を難しくしています。
治療別|やめた場合のリスク・戻り方

フィナステリド・デュタステリドをやめた場合
フィナステリド・デュタステリドを中止すると、男性ホルモンDHTの量が少しずつ元の水準まで戻っていきます。
それに伴い、いったん弱まっていた薄毛の進行が、数ヶ月〜1年ほどかけて再びじわじわと再開します。
最初は変化に気づきにくいのですが、半年〜1年ほど経つと、「治療前と同じくらい薄くなってきた」と感じるケースが少なくありません。
つまり、この2剤は「飲んでいるあいだだけ進行を抑える薬」であり、中止すると元の薄毛パターンに戻る傾向があります。
ミノキシジル(内服・外用)をやめた場合
ミノキシジルを中止すると、治療によって太くなっていた髪が、ゆっくりと細くやわらかい毛へ戻りやすくなります。
とくにハリやコシの低下が目立ちやすく、「ボリュームが出にくい」「セットが決まりにくい」と感じる方が多いです。
同時に、産毛レベルの細い毛の成長スピードも落ちるため、前よりも新しい毛が伸びてこない感覚になりがちです。
結果として、数ヶ月〜1年ほどかけて、ミノキシジル使用前の「ペタンとした印象」に近づいていくことが一般的です。
AGA治療の正しいやめ方6ステップ

① すぐやめない。まずは医師と相談
AGA治療は、「飲むのをやめたらどうなるか」が人によって大きく違います。
家族歴、これまでの進行スピード、今の毛量、使っている薬の種類・期間などによって、やめたときのリスクも変わってきます。
そのため、自己判断で「もう十分生えたし、今日からやめよう」といきなり中止してしまうのはおすすめできません。
まずは一度、
- 今の毛根がどんな状態なのか
- 薬を減らしてもよさそうか
- 減らすとしたら、どんなペースが安全か
を医師と一緒に確認することが大切です。
医師側から見ると、「このペースなら治療効果を維持しながら減らせそう」「この進行タイプなら、まだ中止は早い」といった判断ができます。
② 服薬を段階的に減らす(いきなり中止はNG)
AGA治療薬は、血中濃度とホルモンバランスの変化によって効果が維持されているため、いきなり「今日でやめる」と中止すると、DHTが急激に増え、抜け毛が一気に再開するリスクがあります。

これは、いわゆるリバウンド脱毛のような現象で、せっかく整っていたヘアサイクルが乱れ、見た目にも影響しやすくなります。
そのため、治療をやめたい場合は、以下のように段階的に減らしていく方法(減薬ステップ)が推奨されます。
例:フィナステリドの場合
・毎日服用 → 1日おき
・1日おき → 週3回
・週3回 → 週1回
・その後に中止
徐々に減薬するメリット
2.抜け毛の再開を最小限に抑えられる
3.見た目の変化をコントロールしやすい
また、減薬期間は人によって異なります。「減らすとすぐ抜け毛が増えるタイプ」の方は、ステップを長めにする必要があります。
少なくとも1〜3ヶ月かけてゆっくり減らすのが、安全でリスクの少ないやめ方だと考えておくと安心です。
③ 抜け毛チェックを週1で行う
④ スマホで3方向の頭部写真を毎月残す

ダイエットと同じで、AGA治療も毎日の変化を記録する習慣がとても重要です。
体重が少しずつ増減するように、髪も日ごとに微妙な変化を繰り返しています。
しかし、頭髪の変化は鏡だけではほとんど気づけません。
だからこそ、
・正面
・頭頂部
・側頭部(左右どちらか)
この3方向の写真を同じ条件で毎月記録しておくことで、変化を早期に発見できます。
⑤ ストレス・睡眠・栄養を整える
中止後は毛根が環境の影響を受けやすくなるため必須です。
ストレスは、神経・ホルモン・免疫の3つを同時に刺激するため、髪の成長に悪影響を与えることが分かっています。
① 神経の反応
ストレスで「サブスタンスP」という物質が増え、毛根の炎症やダメージが起きやすくなる。
② 免疫の反応
毛根の周りに多い肥満細胞が刺激され、ヒスタミンが出て炎症が悪化し、毛の成長期が短くなる。
③ ホルモンの反応
ストレスホルモン(CRHなど)が増え、毛を作る細胞の働きが弱まり、抜け毛が増えやすくなる。
参考文献:板見智・宮地良樹『髪の悩みに応える皮膚科診療-毛髪最前線-』(株式会社南山堂、2006年)126,127ページ。

⑥ 気になる変化があればすぐ再開する
治療をやめたあとに、抜け毛が増えた・ボリュームが落ちた・写真で「なんか薄くなってきたかも?」と感じたら、様子見を続けず、早めに主治医に相談して再開を検討しましょう。
薄毛の進行が浅い段階ほど、「まだ戻せる毛根」「太く育て直せる細い毛」が多く残っています。
逆に、違和感を放置して半年〜1年と時間が経つほど、毛根が弱りきってしまい、元の太さ・密度まで戻すのが難しくなることが少なくありません。
「気になったら早めに立ち止まって立て直す」くらいの感覚で、再開のタイミングを逃さないことが大切です。
治療継続が負担な人のための維持コストを下げる方法
AGA治療は「効いているうちは続けたい」と思う一方で、月々の薬代や通院の手間、副作用への不安など、続ければ続けるほど負担も積み重なっていきます。
① 投薬を最小限にする(減薬)
まずは、今の薬の量や頻度を少しだけ減らしてみる方法があります。
たとえば、フィナステリド1mgを0.5mgに減らしたり、毎日服用していたものを「1日おき」にすることで、月々の薬代を下げつつ、副作用のリスクもある程度抑えられます。
いきなりゼロにするのではなく、「効き目をできるだけ保ちながら、負担だけ少し軽くする」イメージです。
自己判断で減らすのではなく、「どこまでなら減らしても大丈夫そうか」は、必ず主治医と相談しながら調整していきましょう。
② 再生医療で薬に頼らない土台作りをする
再生医療(幹細胞培養上清液・エクソソームなど)は、毛根そのものの環境や回復力を底上げする治療です。

毛包の元気さが戻ってくると、同じ薬量でも維持しやすくなったり、将来的に薬の量を減らしても状態が安定しやすくなるケースが増えます。
「薬だけで無理やり生やす」のではなく、「薬に頼り切らなくても踏ん張れる地盤を整える」というイメージに近いです。
長く付き合うことを考えるなら、内服だけに依存せず、再生医療で土台づくりをしておく選択肢も検討する価値があります。
毛髪再生医療なら「やめどき」を作れる理由

再生医療とは、ケガや病気の治療だけでなく、加齢に伴う肌や髪のエイジングにも応用されている医療技術です。
再生治療では、薬で無理に薄毛などの症状を抑え込むのではなく、本来体に備わっている細胞の働きを再び活性化させることを目的とします。
実際に、関節疾患、認知症領域、美容医療、そして薄毛治療など、幅広い分野で実用化が進んでいます。

従来のフィナステリドやミノキシジルによる内服治療が「飲んでいるあいだ・塗っているあいだに効く薬」だとすれば、再生医療(幹細胞上清液)による治療は、毛根そのものの環境や回復力を底上げするためのアプローチです。
毛包の周りに成長因子やサイトカインを届けることで、ダメージを受けた毛根のコンディションを整え、「薬だけで支えている状態」から「自分の毛根の力で踏ん張れる状態」に近づけていくことを目指します。

もちろん、加齢や遺伝の影響が完全になくなるわけではありませんが、うまくいけば将来的に内服薬の量を減らしたり、場合によっては卒業に近い状態を検討できる余地が生まれるのが、幹細胞上清液治療ならではの特徴です。
「一生薬を続けるのは不安だけれど、何も治療しないのも怖い」という方にとって、終わりを見据えた第2の選択肢になりうる治療といえます。
「幹細胞」は、体内にもともと存在する細胞
毛髪再生医療では、幹細胞(かんさいぼう)培養上清液を頭皮の患部に注入する治療を行います。
「幹細胞」と聞くと、
「人工的につくられた特別な細胞なのでは?」
「体に入れて本当に大丈夫なのか?」
と不安を感じる方も少なくありません。
しかし、幹細胞は私たちが生まれたときから体内に存在している細胞です。

血管・皮膚・臓器など、体を構成するあらゆる組織は、幹細胞によって作られ、日々入れ替わりながら維持されています。
髪の毛も例外ではありません。
毛根の中には、髪を生み出すための幹細胞が存在し、毛包環境を支える重要な役割を担っています。
再生医療による薄毛注射とは?

毛髪再生医療は、薬の力で無理に薄毛の進行を止める治療ではありません。
幹細胞培養上清液を頭皮に直接注入し、体に備わっている再生力そのものを引き出すことで、根本的な薄毛改善を目指す治療です。
内服薬のように全身へ作用しないため、薬によるEDに悩まれていた方、服薬が難しい方や、持病があり治療を諦めていた方にとっても、現実的な選択肢となっています。
海外の臨床研究では、この幹細胞上清液を頭皮に用いることで、毛の本数や太さが増える・抜け毛が減るといった結果が複数報告されており、発毛・育毛を後押しする新しい選択肢として注目されています。
幹細胞上清液による発毛効果を示す研究
幹細胞由来エクソソームを使ったヒト臨床研究11本・計298名 を解析した報告では、多くの試験で毛の本数・太さの増加と、重篤な副作用がないことが示されています。
参考文献:Al Ameer S, Al-Zahrani N, Al-Mutairi B, Al-Mubarak L, AlSheikh M, Alkhalifa A, et al.
Exosomes and hair regeneration: A systematic review of the current clinical evidence.
Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology. 2025;18:45-60.とくに軽度〜中等度の薄毛に悩む男女30名(33〜55歳、平均46.9歳)を対象に、幹細胞上清液を配合したローションを頭頂部へ塗布した試験では、毛の本数が約14%増加、太さが約28%増加、伸びるスピードが約20%上昇したことがわかったうえ、副作用も報告されませんでした。
参考文献:Oh HA, Kwak J, Kim BJ, Jin HJ, Park WS, Choi SJ, Oh W, Um S. Migration Inhibitory Factor in Conditioned Medium from Human Umbilical Cord Blood-Derived Mesenchymal Stromal Cells Stimulates Hair Growth. Cells. 2020;9(6):1344. doi:10.3390/cells9061344.さらに、テストステロン投与により薄毛状態にしたマウスに対し、幹細胞上清液やフィナステリドを単独または併用で投与した動物実験では、幹細胞上清液のみでも毛の本数・太さ・長さの改善が認められました。
なかでも、幹細胞培養上清液とフィナステリドを併用した群が、最も強い発毛効果と炎症の低下を示したと報告されており、既存の薬物治療と再生医療を併用する意義を示唆する結果となっています
参考文献:Kamali-Dolat Abadi M, Yousefi G, Dehghani F, Shahrabi S, Farokhi M, Tavakoli F, et al.
The effect of mesenchymal stem cells derived-conditioned media in combination with oral anti-androgenic drugs on male pattern baldness: An animal study.
Cell Journal. 2023;25(11):790-800.
持病があっても諦めない。毛髪再生による薄毛治療のメリット

持病があっても薄毛治療ができる
一般的な内服薬は、血行やホルモンに作用し、全身へ影響を及ぼすことがデメリットです。
一方、再生医療では、生まれつき体内に存在する幹細胞由来の成分を、頭皮の気になる部分にのみ注入します。
薄毛治療薬を飲んで動悸が出てしまった方、肝機能障害・心疾患・高血圧・低血圧などで服薬ができなかった方にとって、「治療を諦めなくていい」選択肢として選ばれています。
従来の内服治療でみられる副作用がほとんど起きない
毛髪再生医療の最大のメリットは、内服薬で問題となる副作用がほとんど起きない点です。
一般的な薄毛治療薬は全身に作用するため、以下のような副作用が報告されています。
従来の治療の副作用
ミノキシジル
血管拡張作用により、血圧や心臓へ影響を与えることがある
フィナステリド・デュタステリド
DHT(ジヒドロテストステロン)生成を抑制することで、
性欲減退、ED、射精障害、抑うつ症状が見られる場合がある
再生医療では、こうしたリスクを回避しながら治療を行うことが可能です。

服薬よりも効果実感が早い人もいる

毛髪再生医療は、毛母細胞そのものを再活性化させる治療です。
一般的な服薬による薄毛治療では、ヘアサイクルの関係上、見た目の変化を感じるまでに6〜12か月程度の継続が必要とされています。
一方、当院の毛髪再生医療では、約2か月で85%の方が「変化を感じた」と回答されています。
その理由のひとつが、初期脱毛が起こりにくい点です。
内服薬の場合、ヘアサイクルが一度リセットされることで、治療開始後に一時的な抜け毛(初期脱毛)が起こることがあります。

そのため、「本当に効いているのか分からない期間」が続きやすくなります。
毛髪再生医療では、毛根環境を立て直しながら発毛を促すため、抜け毛の増加に悩まされることなく、変化を実感しやすいという特徴があります。
※効果の感じ方には個人差があります。
薄毛治療はなぜ「薬だけ」では限界が来るのか?

これまでの治療は「毛根が元気であること」が前提だから
内服薬や外用薬は、血流改善やホルモン抑制によって、髪が育ちやすい環境を整える治療です。
ただし、毛根そのものを修復・再生する治療ではなく、進行を抑えるための対症療法に近いアプローチといえます。
また、服薬をやめると効果が薄れるため、一生涯の継続が前提となります。
長年薄毛が進行すると、毛根が小さくなり、髪を生み出す細胞の働き自体が弱っていきます。

その結果、薬の効果を感じにくくなる方も少なくありません。
毛根が弱ると、薬の効果を十分に引き出せなくなるから
加齢や薄毛の進行によって、幹細胞の数は減少し、働きも低下します。

生活習慣の改善、育毛剤、マッサージ、栄養や睡眠への配慮だけでは、発毛の土台そのものを立て直すことが難しくなる段階があります。
これは、あなたの努力が足りないからではありません。体の構造そのものが変化しているためです。
従来の治療(内服薬)とAGA注射(再生医療)の考え方の違い
内服治療が「弱った毛根に、薬で栄養を送り込み発毛させようとする治療」だとすれば、毛髪再生医療は「弱った毛根細胞そのものを再活性化させ、発毛力を根本から立て直す治療」です。

老化をなかったことにする治療ではありません。
これまでの薬による治療が「今いる地点で何とか前に進む治療」だとすると、毛髪再生医療は、「一度下がってしまった発毛力を持ち上げ、かつて健やかに発毛していた時代に近い状態を目指す」ための治療です。
銀座ステムファインクリニックのAGA注射ReGrowメソ

これまでいくつもの治療を試したけれど、
「思うような結果が出なかった」
「副作用がつらくて続けられなかった」
そんな思いを抱えていませんか?
当院には、年齢や性別を問わず、さまざまなお悩みを抱えた方がご来院されています。
その多くの方が、治療を通じて毛髪の変化をしっかりと実感されています。
特に目立つのが、内服治療で副作用に不安を感じていた方です。
実際に、当院の来院患者様の約8割は、
- 過去に薄毛治療薬を服用したが、動悸や体調不良が出て続けられなかった
- 出産後に抜け毛が急激に増えたものの、内服が体に合わなかった
- 副作用が日常生活に影響することを懸念し、薄毛治療そのものをためらっていた
といった背景をお持ちです。
「治療したい気持ちはある。でも、体への負担が怖い」
そんな葛藤を抱えていた方が、再生医療という選択肢にたどり着き、前向きに治療を始められています。
銀座ステムファインクリニックは、もう効かない治療はしたくないという方のための毛髪再生クリニックです。

使用する製剤は、「発毛に特化」させ培養したものを使用
当院で使用している幹細胞培養上清液は、一般に広く流通している製剤ではありません。
発毛効果に特化することを目的に培養された製剤を厳選して使用しています。
なかでも注目されているのが、発毛に深く関与する成長因子であるKGF(ケラチノサイト増殖因子)です。

KGFは、毛母細胞や毛包環境に働きかけ、髪の成長を促す重要な役割を担っています。
当院で使用しているReGrow製剤は、KGFを高濃度に含有しており、投与からわずか2週間程度で、毛髪密度や太さに明らかな変化が確認されたデータも報告されています。

「何を入れるか」に妥協しないことが、結果の差につながると当院は考えています。
免疫刺激が少ない臍帯由来を使用、徹底した品質管理

当院では、臍帯由来の幹細胞培養上清液を100%使用しています。
臍帯由来の上清液は、体にとって異物として認識されにくく、脂肪由来や歯髄由来などと比較しても、アレルギー反応や免疫刺激が少ないとされています。
国内で流通している幹細胞培養上清液を徹底的に比較し、「本当に結果につながるものだけを提供したい」という思いから開発した独自処方です。
当院では、とくに希少な臍帯由来の幹細胞を使用しています。
近年の研究では、骨髄や脂肪などの「大人の組織」から採った幹細胞と比べて、臍帯やウォートンジェリー(臍帯のゼリー状の部分)といった「出産時の若い組織」から採った幹細胞は、
- 細胞そのものの増やすスピードが速い
- 組織の修復や再生を助ける成長因子をたくさん出しやすい
といった特徴があることが報告されています7。
また臍帯は、体にとって異物として認識されにくい=免疫的な刺激が比較的マイルドだとする報告も多く、「使いやすい幹細胞」として注目されています8。
当院では、こうしたエビデンスをふまえ、 「幹細胞が若いこと」と「成長因子がしっかり出ること」にこだわり、臍帯由来の幹細胞培養上清液を採用しています
そのため、体になじみやすく、再生医療においても安全性の面で高く評価されています。
ReGrow注射の安全性について
当院で使用する幹細胞培養上清液は、国内上場企業が運営する GMP準拠(医薬品レベルの品質管理基準)研究施設にて、人体に悪影響を及ぼす細菌やウイルスが含まれていないか一つひとつ確認し、「安全性が確認されたものだけ」を治療に採用しています。

製剤の選定から保管・管理に至るまで、品質管理を徹底し、安心して治療を受けていただける体制を整えています。
「効果だけでなく、安全性にも妥協したくない」という方にも、自信を持ってご案内できる体制を整えています。
治療方法・痛み
当院では、水光注射という専用の機械を使い、頭皮に直接薬剤を注入します。

ダーマペンでの注入や噴霧タイプの機械を用いるクリニックもありますが、当院では「できるだけムダなく、均一に、確実に届けること」を重視し、通常よりも極細の針を用いて薬剤を細かく行き渡らせています。
イメージとしては、ハンコ注射のように細かい針で少しずつ薬剤を入れていく方法です。
そのため、液漏れが少なく、頭皮全体にむらなく注入できます。
注入時には多少の圧迫感はありますが、これまで「痛みに耐えられずに治療を中止した」という方はいません。
(シャープペンで突かれる程度の痛みと表現された患者様もいらっしゃいます)
痛みに配慮した設定と、この専用機器をあえて採用していることこそが、当院の「できるだけ負担を抑えながら、しっかり結果を出す」というこだわりです。
AGA注射の費用
世の中を見渡すと、毛髪再生医療は1回5万円前後から、50万円前後まで、価格帯に大きな幅があります。
その差は、単なる「クリニックごとの値付け」ではありません。
使っている製剤の質・濃度・由来、安全管理、そして治療設計そのものの差です。
当院では、
発毛に特化して培養された製剤
高濃度の成長因子(KGF)
免疫刺激の少ない臍帯由来
徹底した品質管理体制
いずれにおいても、性能と安全性に一切妥協していません。
その結果として設定されているのが、1回20万円(税抜、税込22万円)という価格です。
安さを理由に必要な工程や品質を削ることはせず、今できる最大限の治療を、正面から提供するための価格だと考えています。
「安価な治療を何度も試す」のではなく、「納得できる内容で、意味のある治療を受けたい」そう考える方に選ばれている治療です。
治療の流れと通院スケジュール

「AGAの注入治療を受けてみたいけれど、どんな流れで進むのか分からなくて不安…」という方も多いのではないでしょうか。
このパートでは、初回のカウンセリングから施術、治療の頻度や効果を感じるまでの目安、費用の相場感までを分かりやすくご紹介します。
治療を受ける前に全体のイメージがつかめていると、安心してスタートしやすくなりますよ。
初回診察から施術までのステップ
来院から施術までの流れを、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

初回は、医師とのカウンセリングで治療方針を丁寧に決めていく流れが基本です。
とくに初回は、1~2時間程かかる場合が多いので、時間に余裕をもって来院することがおすすめです。
その場で施術まで進む場合もあるため、不安な点は事前に相談しておくと安心です。
2回目以降は、頭皮の状態をチェックし、そのまま施術をする流れが一般的です。
よくある質問

Q. AGA治療に「やめどき」って本当にあるの?
AGA治療には、医師が一律に「ここで終わりです」と言える明確なやめどきはありません。
なぜなら、AGAは進行性の病気であり、治療をやめると多くの場合、時間をかけて薄毛が再び進行していくためです。
ただし、「やめても大きな悪化が起こりにくい状態」や「維持メインに切り替えてよい状態」は人それぞれ存在します。
Q. どんな人ならAGA治療をやめてもいいと言える?
次の条件がそろっている人は、中止や減薬を検討しやすい状態です。
・今の髪の状態に、本人が十分満足している。
・毛根が太く、頭皮全体の密度も安定している。
・費用や通院などの負担を少しでも軽くしたいという明確な意思がある。
最終判断は、医師の診察とあわせて決めるのが安心です。
Q. AGA治療をやめると、どれくらいで薄くなってくる?
個人差はありますが、目安としては次のような経過が多いです。
・中止後2〜4か月:抜け毛が増えたと感じ始める。
・中止後半年〜1年:治療前の状態、もしくはそれに近いボリュームまで戻っていく。
ただし、治療前よりも細い毛が増えたり、全く同じ状態に戻らないケースもあります。
Q. フィナステリドやデュタステリドをやめたらどうなる?
フィナステリド・デュタステリドは、DHT(薄毛の原因ホルモン)を抑える薬です。
中止すると、抑えられていたDHTが再び増え始め、
・ヘアサイクルの乱れが再開する。
・生え際や頭頂部から徐々にボリュームが落ちていく。
・数か月〜1年かけて、少しずつ薄毛が進行していく。
といった流れになりやすいと考えられています。
Q. ミノキシジル(内服・外用)をやめた場合はどうなる?
ミノキシジルは「毛を太く育てる」タイプの治療のため、中止すると、
・いったん太くなっていた毛が、少しずつ細くなりやすい。
・髪のハリ・コシが落ち、ボリューム感が出にくくなる。
・産毛の成長スピードが落ち、「増えそうで増えない」状態になりやすい。
といった変化が、数か月〜半年ほどかけてじわじわ現れてきます。
Q. いきなり治療をやめるのはやっぱり危険?
はい、おすすめできません。
薬を突然ゼロにすると、DHTが急に増える、ヘアサイクルが一気に乱れる、「リバウンド」のように抜け毛が増える。
といったリスクが高くなります。
基本的には「毎日 → 1日おき → 週数回 → 中止」のように、段階的に減らすことが大切です。
Q. AGA治療の“正しいやめ方”はありますか?
目安としては、次のステップが安全です。
やめかたの目安
・いきなりやめず、服薬回数や量を徐々に減らす。
・週1回、抜け毛の量や髪のボリュームをチェックする。
・毎月1回、正面・頭頂部・側頭部の写真を撮って記録する。
・変化が気になったら、早めに再開や治療方針の見直しを検討する。
Q. 一生、薬を飲み続けないといけないの?
「薬だけでコントロールする」という前提なら、長期的な継続が基本になります。
ただし、毛髪再生医療(幹細胞培養上清液など)で毛根の環境を整えることで、
・薬の量を減らしても維持できる。
・将来的に薬を手放せる可能性を高める。
といった出口戦略をとることもできます。
Q. 再生医療(上清液・エクソソーム)をやめたときはどうなる?
再生医療は、毛根そのものの環境を整える治療のため、
・改善した太さや密度が、しばらく維持されやすい。
・その後は年齢や生活習慣に応じて、ゆっくりと変化していく。
といった持続性のある変化が期待できます。
その分、「やめどき」を自分のライフスタイルに合わせて選びやすい治療です。
Q. 金銭的に厳しくて、治療を続けるか迷っています…
いきなりゼロにせず、
・投薬の頻度や量を減らして維持コストを下げる。
・再生医療などで毛根の土台を整え、薬への依存度を下げる。
・睡眠・食事・ストレスケアを見直して、毛根への負担を減らす。
といった「負担を抑えながら続ける選択肢」もあります。
治療をやめる前に、一度医師と「費用を抑えたプラン」を相談しておくと安心です。
Q. 自分がやめてもいい状態かどうかは、どうやって見極めればいい?
おすすめなのは、
・専門クリニックで毛根の状態(太さ・密度・進行度)を確認する。
・3か月〜半年分の写真を並べて、見た目の変化を客観的に見る。
・抜け毛の量やセットのしやすさを記録し、自分なりの基準値をつくる。
この3つです。
感覚だけで判断するのではなく、「データ」と「医師の意見」を合わせて決めることで、後悔の少ないやめどきに近づくことができます。
まとめ|重要なのは「やめる前の判断基準」

まとめると、AGA治療に「ここが絶対のやめどき」という正解はありません。
ただし、あなたの毛根の状態・AGAの進行スピード・生活や仕事への影響・経済的な負担を踏まえると、「やめてもいいタイミング」が存在するのも事実です。
AGAは放っておけば進行する病気であり、治療を中止すると、数ヶ月〜1年ほどかけてゆっくり元の薄毛パターンに近づいていきます。
一方で、再生医療を組み合わせることで、毛根そのものの状態を整え、将来的に「薬を減らしても安定しやすい=卒業に近い状態」を目指せるケースもあります。
大切なのは、「毛根の状態」×「生活の満足度」×「経済的負担」という3つの軸で、自分なりの判断基準を持つことです。
そして、もし中止後に不安な変化を感じたら、早期に再開すれば巻き返しがしやすい、ということも知っておいてください。
「やめるか、続けるか」で悩んでいるときこそ、まずは一度、現在の毛根状態(写真・マイクロスコープ・家族歴など)をしっかりチェックする。
それが、後悔を最小限にして、自分にとって納得感のある選択をするための、いちばん確実な第一歩になります。
参考文献
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